
君主論
マキャベリ、中川真、十常アキ/講談社
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総合評価
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powered by ブクログ借りたもの。 マキャヴェリが見たチェーザレの君主としてのブレない姿勢、『君主論』の内容をマンガで紹介したもの。 他国(列強大国)の影響に翻弄されたイタリア半島でにおいて、ただの権力争いに留まらず、半島統一という野望を胸に秘めていたチェーザレ。 その実現のために彼が君主として行ったリーダーシップと、彼が失脚していく…その誤った判断は何だったのか。物語としてとても分かりやすくなっている。 惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』( https://booklog.jp/item/1/4063722015 ほか )とも併読。 イースト・プレス『君主論 ─まんがで読破─』( https://booklog.jp/item/16/10187977 )と比較するのはどうかと思うが、上記が現代にも活かせる要約を後半にまとめているのとはまた異なる。 歴史物としても楽しめた。 後半の、ユリウスⅡ世に拘束されているチェーザレに面会するマキャヴェリのシーンなど。
2投稿日: 2022.05.01
