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チェンジ!
チェンジ!
柴田よしき/角川春樹事務所
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総合評価

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    WBCでにわか野球ファンとなったので、なお、面白かった。 チェンジを集めた短編集。 内野から外野へのポジションの、背番号の、引退するという決意の、フォームの、地位の変更。 華やかな野球選手のその後が多かった。気になっていた。 いずれ終わりはくる。その終わりをどう決断するのか、決断できるのかが主な議題。 まだまだ人生は続く。前向きに。

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    投稿日: 2023.03.29
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    プロ野球界のあれこれが細かく描かれており、スター選手とはいえない、彼らの選手としての生き様や家族をも含めた様々な葛藤が生々しく感じられる。ストーリーは凡庸であるが、そこがまたリアリティを増す要素であるのかもしれない。

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    投稿日: 2022.02.16
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    背番号変更、フォーム改造、引退など岐路に立たされたプロ野球選手たちの短編集。 ミステリーではなくヒューマン系の話。 選手たちの苦悩と決断、5編とも同じような流れでやや出来過ぎ、特に奥様が皆できた人で、後半、飽きてきた。 (図書館)

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    投稿日: 2018.11.08
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    御坂嘉晃はドラフト三位でプロ入りして八年目の三十歳。自己ワースト記録を更新し二軍落ちを言い渡された。代わりに一軍入りした二年目の上杉は、打撃はいいが守備は下手らしい―。そんな中、御坂は二軍コーチの西内から外野をやってみないかと打診され…(「コンバート」より)。コンバート、怪我、フォームの改造、引退勧告など、野球選手には常に様々な問題が降りかかる。それぞれのポジションの選手が直面する苦悩、決断、友情など、心の機微が胸に響く、ヒューマン野球短編集。

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    投稿日: 2018.11.03
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    今年のドラフトも終わり、今は日本シリーズ、後は年末恒例の『クビになった男たち』を観る....というのが私の毎年の定番だが、そんな時期にピッタリの野球短編集。プロ野球人生の岐路に立たされた5人の男達の物語。野球に関する情景もかなり詳しく描写してあり、野球好きなら楽しめるのでは。それにしても、彼らの妻や彼女が皆、出来すぎ君なのは、実際もやはりそうなのかなぁ。『友』が一番じんわり感動。『四分の三』『背番号』も好き。お気に入りさんレビューでチェックしていた一冊。野球好きの私には読み易く、心温まる良い短編集だった。

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    投稿日: 2018.10.31
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    コンバート、引退、フォーム改造…、岐路を迎えたプロ野球選手たちのストーリーが5編。多少気恥ずかしい思いもあり、おっさんが読んでいいのかなと思って読み始めたがあっという間に引き込まれしまった。やっぱりこの作者さんはうまいわ。

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    投稿日: 2018.10.28
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    短編集。 「コンバート」「背番号」 「やり残したこと」 「四分の三」 「友」の5編。プロ野球を舞台に、岐路に立たされた選手や監督の苦悩や決断などが描かれる、ヒューマン小説。 試合そのものが中心ではなく、選手やその周囲の人々との関係を描く。読みやすく、読後感もよい一冊。

    2
    投稿日: 2018.09.20
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    主人公たちが、けしてスター選手ではないというところがミソか。 また、所属する球団名が絶妙に出てこないところも絶妙(?)。 架空の球団名がやたら出てくると、なんか作品に入り込みにくい気がするので、これは良いですね。

    1
    投稿日: 2018.08.10