
エレクトス・ウイルス 上
グザヴィエ・ミュレール、伊藤直子/竹書房
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総合評価
(3件)3.0
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powered by ブクログ生物に退化をもたらすウィルスという発想は生物博士号をもつ作者ならではあるね。新鮮さは多少かんじられるが、展開は簡潔で単純だ。
0投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログ世界がコロナウイルスに汚染される2年前、フランスの科学ジヤ-ナリストが発表し、パンデックの恐怖を予見した不気味なバイオSF小説。 南アフリカのクル-ガ-国立公園内で動物から植物、ヒトへと感染する未知のウイルスの存在が明らかになる。パンデミックの危機に直面すると、国民と政治家は、科学者の怠慢と正確に先を見通すことの出来ない無能さを糾弾する世界の現状を浮き彫りにし、WHO事務局長や感染症対策本部の迷走と困惑ぶりがつぶさに描かれていく。進化を遡及(逆進化)させるウイルスの正体とは? 人類の運命を下巻で追う。
1投稿日: 2021.07.29
powered by ブクロググザヴィエ・ミュレール『エレクトス・ウイルス (上)』竹書房文庫。 まるでB級映画のようなストーリーのフランス発のバイオSF小説の上巻。竹書房文庫の翻訳作品はたまに当たりがあるので、内容が面白そうだと思った作品はたまに読むのだが、ハズレに近い平凡な作品だった。下巻での挽回は難しそうなので、上巻で断言しておく。 アフリカの環境保護区のクルーガー国立公園で保護された象が一夜にして4本の牙を持つ中新世紀の長鼻類・ゴンフィテリウムに姿を変える。血液を調べたところエボラ熱に匹敵する新種のウイルスが検出される。同じ頃、世界各地で古生物化した多数の動植物が目撃され、新種のウイルスが退化を促しているものと推測された…… 本体価格850円 ★★★
8投稿日: 2020.08.01
