二階堂幸さんの描く女の子は、可愛いと美しいが両立していて本当に魅力的。言葉選びのセンスも良くて大好きな漫画家さんのひとり。

表紙に惹かれて、電子で購入。 元々は同著『雨と君と』という作品に、『七つの大罪』の鈴木央先生が推薦(帯)コメントを書かれたというニュースを読んだのがきっかけ。 オムニバス短編集。 癒し系。 自分たちの住む世界で真っ直ぐに生きている人たち(主に女性)にスポットライトが当っているような作品集。 表紙からわかるように絵が綺麗で、キラキラしてる。可愛いらしい。とても眩しい。 重厚さはない。後ろ暗い描写もない。深読みして何かの訴えを、特別な思いを感じとれなくても構わない。 たまにはこうして知らない作家さんの作品を読むのも悪くないと知る今日この頃。

どの作品も女の子がかわいい。 コロコロと変わる表情や、かろやかさ。どのページも描写が素敵。 とくに｢Run！｣が好きです。 思わずニヤニヤしてしまうかわいさ。 たくさんの短編が詰まっているので、退屈な作品も少しだけありましたが、ほとんどのお話の続きが読みたくなりました。 次は二階堂先生の連載作品を読もうと思います。

お洒落なカルピスウォーターのCM見てるんかとおもた。 胸糞漫画ファンとしては、どこか少しの胸糞を求めている自分がいて、でも精神が霧に迷い込んだ時に読んだら救われそうだと思った。そんな、綺麗過ぎる作品

冒頭の短編の、邪悪な無邪気さが(悪い意味で)すごい。ものすごく日本だった。そりゃもちろん表面的な観光をせざるを得ない。