
キャラクターからつくる物語創作再入門
K.M.ワイランド、シカ・マッケンジー/フィルムアート社
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログ本書の内容についてはだいたいが「作品紹介・あらすじ」で説明されている。 まあ、それを読んでもらって面白そうだと思ったら読めばよいとは思うが、注意事項として『三幕構成』の知識を持っていることが大前提となる。キャラクターの変化の仕方にフォーカスを当て、『三幕構成』を使用したプロットをよりよく活かそうというのが本書だからだ。『三幕構成』のことについては本書で何も説明していない。事前に勉強しておく必要がある。いや、必須である。 それ以外としては、主人公を成長させろ、といった類の指南は色んな創作指南本に書かれているが、本書ではダメになっていく主人公、本書の用語に従えば『ネガティブなアーク』についても詳らかに解説している点は良かった。個人的な経験則だがバッドエンディングの書き方を教えてくれる指南本はなかなか無い。それだけでも本書を読む価値はあろうかと思われる。
0投稿日: 2020.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハリウッド脚本術の本にさらっと登場する「アーク」という言葉。 その意味とパターン、そして考え方を一冊かけて教えてくれる本。 非常に詳細で、ハウツー本として本当によくできている気がする。 これ通りに考えたら一端の主人公がつくれそう。
0投稿日: 2019.12.01
