
総合評価
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powered by ブクログ実は発売当初に電書で購入して読んでいる。 初作者さんで、当時はヒロインが割と訳分からなくて1冊読みきるのにいっぱいいっぱいだった。 続刊が出てるのも知ってたけど、もういいかな、と思ってたんだけど、図書館に続刊もあったのでせっかくなら1巻からと再読。 相変わらずヒロインはあんまり理解出来ないし共感出来ないんだけど、まぁ他は割と楽しく読めた。 両片思い拗らせてるのが好きならもっと楽しめるんだろうか?
3投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログずっと気になっていた作品 舞台は平安で警察トップの夫と頭は切れるけど世間知らずな妻が事件を解決するライトミステリー 時代だけに漢字や役職の読み方など慣れずに最初は読みにくかったけど慣れればスイスイ読める 始めはミステリー要素が強く、後半は2人の恋愛模様についてハラハラする 両片想いでなんだか初々しい この時代ならではの葛藤なんかがあって面白い ミステリーとしても楽しめるし恋愛作品としても楽しめる一冊
0投稿日: 2023.08.20
powered by ブクログ夫は、警察!なにかと、さわがしく、けいびしや、なぎなたど、のるまや、かわのついた、すたぢいがおしよくされやすく、くみんそうや、くやしかったかいふのまなんて、あ、にっこうの、こうしつごはっと、さくらを、きの、じゆれいなんきやくか、みているかくしきのたねはらん?はらみかいしやくのなんぎまさつにみかねたよ!
0投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログ相手がいない同士、出会わされて結婚させられた。 性格的に合ってる二人、な気がします。 起こる事件も、人に喋れば違う視点が見えてきたり。 題名があれだったので、奥さんが全部するのかと思ったら そうでもなかったです。 話し相手がいるのが一番大事?? この時代ならでは、な解答だったので 言われてみれば納得、でした。
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログようやく読み終わった〜〜!知識ないから難しかったなぁ。後半から慣れて面白くなってきたけど、それでも難しくめちゃくちゃ時間かかってしまった… 時代は平安かな?位とか役職とか、知識ある人だとより楽しめたんじゃないかな?と思う。
0投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログ恋に無縁な若君・祐高と頭脳明晰な行き遅れの姫君・忍は「取引」をして結婚をした。八年後、検非違使別当へと上り詰めた祐高だが、周囲からいじられたり浮いた話の一つも無かったりと何だか不甲斐ない。夫の株を上げるため、忍は御簾の中から不可解な事件の謎に迫る。 平安時代を舞台にしたラブコメ? ミステリ? です。 平安が舞台のミステリというのもなかなか珍しいと思いますが、主人公であり探偵役の中納言家の姫君(忍)が既婚者3人の子持ちというのも珍しい気がします。 とはいえ、作品タイトルでは奥様の忍が御簾越しに事件を解決する安楽椅子探偵のような印象を受けますが、探偵はあくまでも忍と祐高の二人。というのも、この2人、夫婦ですが手に入れられる情報が全く違っているからです。夫の祐高は検非違使別当で事件が起こると現地で調査ができ、関係者から話も聞ける。世間のことも分かっている。真面目だが、荒事は苦手で事なかれ主義。妻である忍は基本的に自分の家からは出られず、夫以外の男性とは直接顔を合わせることも口を利くこともなく、世間知らず。その代わり女性同士でのうわさ話や物語などには詳しく、頭が良い。 どちらも一長一短で、二人の情報がそろわないと事件の全貌はわかりません。忍がある程度推理を組み立て、祐高がそれをもとに修正を加えて……というパターンが多かったかな。忍が頭脳明晰と書かれていますが、祐高もかなり頭が良い気がしました。 平安時代の文化・風俗が事件や謎解きやストーリーにも深くかかわっていて、表紙から想像するライト文芸・キャラ文芸っぽさに反してなかなか難しい。時代物を読みなれていないと、役職や小物の名称などがすっと入ってこず苦労するかもしれません。 後半ラブコメ色が強くなってくるのもあり、慣れてきてだんだん盛り上がってきます。 さばさばしていてあけすけだけどやっぱり‘‘姫君”な忍と、ちょっとヘタレだけど真面目で忍をちゃんと愛してくれている祐高の、不器用な恋愛小説としても楽しく読めます。
9投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ平安時代が舞台なせいもあるんだろうけど、漢字が多くて読みにくい印象。初めて読んだけど、そういう作風の作家さんなのかな?
0投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
平安時代を舞台にした作品ふだんあんま読まないから序盤は少し場面をイメージしづらい部分があったけど、慣れたら楽しく読めました。 屋敷にずっといる姫様が冴えた推理を連発する安楽椅子探偵もの……と思いきや、世間知らずさが推理に現れてたり直接現場に赴いたり、忍さんの個性の強さとただ振り回されるだけじゃない佑高さんのやり取りが楽しい。 最初「忍さんウザっ!」って印象だったけど、読み進めたら忍さんの内面や行動の意図が見えてきて「何この夫婦かわいすぎる」ってなった。
2投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で見つけて思わず借りてしまった作品。大好きな平安時代の貴族のお話でした! どんなに好きで調べ回っていても、平安時代の普段の文化にはそんなに馴染みがないからか、読むのに最初の方はかなり手間取ります。あと、視点がかなりブレて「今誰視点なの…」が多々あるのでそれもまた読みにくくなる原因かな。 内容は、しっかりミステリしているのに恋愛要素が強かったです。と言うより、ミステリ要素もあるラブコメなイメージです。3人も子供出来てからの両片思い状態には少し笑ってしまいました。フィクションだと分かっていますが、状況などは変われどいつの時代も恋愛で悩むものなのですね。 殺人事件なども起こるけれど、しっかり推理して解決!という訳ではなく…若干モヤモヤが残る終わりのものも。 一応シリーズを追いかけますが、自分の読解力で理解できるほど読めるか少し不安です。
0投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログ実際の平安時代は知らないし、話し方も現代風だけど、人間の表現にリアリティがあって面白かった。 頭はとても回るし、いつも夫である主人公には、ズバズバ物をいう妻の、意外と世間知らずで、臆病なところとか、主人公が性格は穏やかだけど、実はちゃんと仕事してるし、妻とは違った視点で知識も洞察力もあるところとか、主要人物の一筋縄でいかない感じが無理なく描かれてていた。
1投稿日: 2021.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
割り切った奥様と意外とめんどくさい旦那様。結局とても微笑ましい二人だった。 事件はその時代ならではの動機とトリックで面白い。
0投稿日: 2021.10.12
powered by ブクログ本紹介を読み、期待して読んだが文章が読みにくくて、かなり苦労した。キャラクター性とか解ってきてから、後半は楽しめたし、忍の喋れなくなる性格や、とことん愛妻家の祐高と、平安の世の中だからこその出来事が面白かった。マンガになったら、分かりやすくておもしろいかも。文章だけだと、名前も身分もなかなか頭に入ってこないしつらい。
1投稿日: 2021.08.31
powered by ブクログこんな一途な男君を手のひらでわがままに転がすのはいかがなものか。女はいつもわがままでというのが腹立たしいが、まっすぐな祐高さまに惚れて星5つ
0投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログそれなりに仲良くやってるけど他の人を知らないから自分のとろこに来るだけなんだ、とお互い恋してる自覚もされてる自覚もないのに、結局お互い以外は嫌なんじゃん!という政略結婚鴛鴦夫婦、良い。
0投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルからするとミステリっぽいけれど、中身はミステリの皮かぶった夫婦善哉(浮気をしない夫婦善哉)。忍は誰にでもずけずけ言うタイプかと思ったら割と内弁慶で思ってたキャラと若干違った。天文博士は最初は噛ませ犬かと思ったけれど意外と曲者で良かった。
0投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
―― 平安貴族には、謎と毒舌がよく似合う。 って、中世文学演習で習った気がしてきたぞ?(うちでは平安は中世に含まれました) にしてもこんなに親和性があるとは、新発見。素直にお気に入り。 平安の京都を舞台にしているんだけれど、謎と毒舌、というとまぁ現在の京都にも通じるところはあって。所謂武家貴族の精神があるから京都のひとはたたかえるひとなんだと思っている。だからこええんだよ← 「恋に無縁のヘタレ若君と頭脳明晰な行き遅れ姫君」のラブコメとしても単純に面白いし、平安の世ということをしっかり活かしたトリックもにんまり。内観イメージするのが難しいひとはあさきゆめみしでも読みましょう。登場人物と用語に一気に偏見入るけど。 ミステリとしては、“視線の密室”の章が秀逸だと思います。盲点を突かれる、というこの盲点、がこんなに言葉どおりだと痛快。 おもしろかったー! よに逢坂の 関はゆくゑも許さねど いづれか知らぬ 声はふみゆく 文法合ってる? ☆4.2
2投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログ政略結婚で夫婦になった祐高と忍だが、色恋沙汰が苦手の夫と、恋愛物語で耳年増の妻。夫が検非違使の別当という職について事件に遭遇すると、妻が興味津々。夫婦で話をしているうちに事件の真相が見えてくる。安楽椅子探偵ものかと思ったら、そうでもなく、夫婦の会話を楽しむ作品だった。家の中では率直でなんでも言う妻が、外では男の人に顔を見られてはいけなくて、声を聞かれるのも恥ずかしいなど、平安時代という背景も面白く使われている。
0投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ三人の子の母であり、妻である忍さまがまさしく平安の世の姫君の姿なのかもと思ったり、祐高さまの成長を見られたのも嬉しかったです。 そして天文博士!誠に良いお仕事をされておられましたっ✨素晴らしいっ✨✨ ぜひにラストまで読んでいただきたい作品でした! 良き時間をありがとうございました。
0投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログ平安時代の絢爛豪華な情景は素晴らしい✨とは思ったものの…これは謎解きしてるの⁇f^_^;推理はしてるけど妄想だったり、解決はなかったり…あとがきにもありますが、謎解きでもあり、ラブコメでもあり…ってとこなのかな。雅な言葉を使う旦那さんに対して何故か奥さんだけ現代言葉で、そこは違和感。そしてなにより漢字が難しい❗️読みにくい❗️何回もふりがなふってる箇所まで戻りました。ちょっと期待はずれでした。
0投稿日: 2021.01.05
powered by ブクログこれはいったいなんだろう?ミステリー?ラブコメ?ラノベ?全部中途半端。 時代考証はしっかりやっていると思われるが、どうもキャラに感情移入しづらく、ストーリー展開もイマイチ。 謎解きもなんか流れで解決したかのような感じもして、スッキリしない。 読みやすい文体、会話なのにもったいなさだけが残った印象。
0投稿日: 2020.12.05
powered by ブクログ恋に無縁のヘタレな若君・祐高と頭脳明晰な行き遅れ姫君・忍。平安貴族の二人が選んだのはまさかの契約結婚? 八年後、検非違使別当(警察トップ)へと上り詰めた祐高。しかし貴族からはイジラれっぱなしで不甲斐ない。そこで忍は夫の株をあげるため、バラバラ殺人、密室殺人、宮中での鬼出没と、不可解な事件の謎に御簾の中から迫るのだが、夫婦の絆を断ち切る思わぬ危機が?
0投稿日: 2020.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文体がどうにも合わず半分で断念。術後まで書かずに途中で句点で止める文は汀さん特有の文体なのだろうか。第2話「視線の密室 見えない犯人」は舞台設定と結びついてナイスな結末。
0投稿日: 2020.08.29
powered by ブクログ検非違使ってもっと下の階級の仕事かと思ってた。お役目で関わった殺人の真相を御簾の中で夫婦であれこれ語り合うのは面白かったが、この時代の督やら佐やら役職名が苦手なので、人の区別が難しかった。この時代の高貴な女性は男性に直接顔を見せなかったり声を聞かせなかったり、の時代設定が上手く使われていて、忍の危機のシーンがすごく良かった。天文博士どんな人相なのか気になる!
0投稿日: 2020.07.25
