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スゴ母列伝~いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける
スゴ母列伝~いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける
堀越英美/大和書房
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総合評価

12件)
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    子育てに悩んでいて見つけた本。色んな女性の伝記でもあるし、色んな女性が自分らしく生きてきたんだなーと、笑いあり涙ありの必読の一冊。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    ここに出てくる母たちのもっと詳細な物語をすべて読んでみたい。そして、スゴ母魂をインストールするのじゃ!

    0
    投稿日: 2025.01.02
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    それにしても圧倒された…。同じお母さんでも、こんなにオールラウンドな生き方があるなんて。全員分(メインの11人とプラスアルファ数名)振り返っていかないと明確に思い出せないくらい、濃密で多種多様だった。 この1冊で世間が求める「母親像」(献身的で慈愛に満ちている)が、いかに手狭でみみっちいものであるかがよく分かる。 「自分を貫いて独自の育児をする母親」を本書では「スゴ母」と呼ぶ。 歌人 岡本かの子(岡本太郎の母)やA.リンドグレーン(『長くつ下のピッピ』作者)など古今東西のスゴ母を集結させ、悩める母たちの自己肯定感に拍車をかけたい…同じ母の肩書を持つ著者は、そうした目的で執筆されたようだ。資料集めも大変だったろうに、まるで一人ひとりの人生を目の当たりにしてきたかのように鮮明に書かれていた。 「男性がどういうものか、これでよくわかります。(……)なぜ、頼んでもいないのに、罪のない者の平安を乱すのでしょう」(マリー・キュリー/物理学者・化学者) 上半期ベスト本に選んだ『化学の授業をはじめます。』(ボニー・ガルマス著)を想起させるスゴ母が2名いる。マリー・キュリーとリリアン・ギルブレスだ。 キュリー夫人は2度もノーベル賞を受賞した凄腕物理学者だが、超多忙なため子育ては舅に委任していた。そして彼の死後は科学的見地に基づいた教育を施すこととなる。 「脳科学の観点からも理にかなう」体育を重視したり、娘たちへの手紙に数学問題を書いてよこしたり…。男性に振り回されたり、得意分野を活かした子育て術や反抗せずに合わせてくれる子供たちは、まさに『化学の…』の母娘そのものだった。 リリアン・ギルブレスは心理学者だが、職場や家庭における時短術を追求し、フットペダル付きゴミ箱等の時短アイテムを数多く開発した。 『化学の…』の主人公エリザベスは調理を科学的に分析していたが、「生活を科学する」という意味ではギルブレス氏も共通していると思う。「手間暇かける=美徳」と考えがちな日本人にとって、ギルブレス一家の日常は大いに参考になるのではないか。 「ママはどんなときでもあなたたちの味方よ。[中略](←ここに書かれていることがまた面白い!)だから、どんなに悪いことをしたときでも、いってちょうだい」(山村美紗/推理作家) 肉親の趣味に付き合い、それが自分の得意分野になった母もいれば(山村美紗)、「家庭へ入るとともに世間との交渉を断たれ」た母(青山千世/山川菊栄の母) もいる。 自分は母親でも何でもないけど、人間として仰ぎたくなる方も少なくなかった。たとえパートナーがいなくなっても自立していて、まさに「どこへでも行ける」。 そして世間の母親像から逸脱しようとも(目に余るDVやネグレクトをしない限り、多少外れてても良いと個人的には思う)、皆子供のことを気にかけ愛している。 以前読んだ育児書にも書いてあったが、親の第一の仕事は無条件に子どもを愛すること。 愛情だけは何があっても手放さず、更には子供たちを立派に育て上げた…。その御業こそが「スゴ母」と呼ぶに相応しいだろう。

    48
    投稿日: 2024.07.09
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    いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける と言う副題のついたスゴ母烈伝。日本と海外の11人のぶっ飛んだ母の逸話。 真似も出来ないし参考にもならないが、時代や社会に負けず、自分をつらぬく潔い生き方にスッキリと読み終えた。

    8
    投稿日: 2023.11.14
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    11人のスゴ母たち。 まぁ、凄いというか、とんでもなく凄い。 圧倒される。 歴史上のヤバ母たちも相当なもので、とにかく悲鳴が出るほど。 どれも真似しようとも思ってもできない人たち。 そもそも真似なんて出来ません。 お手本とか…それも違う。次元が違う。 ただ、どの母たちも自分の好きなことを一生懸命しているのである。

    28
    投稿日: 2022.04.28
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    ファッション、趣味、性格…かつての自分自身が好んだものに蓋をしてしまう人が多い(特に日本の)母たちの中にあって、自分らしさ全開のまま母となった自由人たちの姿に嬉しくなった。

    2
    投稿日: 2021.03.21
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    有名人、著名人の母親たちの個性的な子育てや生き方をクローズアップした本。 母っていうのはこわくて偉大 読んでたら子供や夫への愛が重すぎる母の話に ちょっと胸焼けしてしまった… 子供を育ててことのない私が言うなって… すみません。 子供がいる人ならおもしろく読めるのかも… あ、でも桐島章子さんと桐島洋子さんの章はおもしろかった~。 こうでありたい…

    10
    投稿日: 2021.02.18
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    母親と子どもの組み合わせの数だけ、子育てのバリエーションはある。 一つとして、同じ「子育て」はない。 それなのに、私たちは「正解」を求めて右往左往してしまう。 この本の「スゴ母」たちを見ていると、そんな自分がちっぽけに思えてくる。 どんな子育てをしたいか、ではなく、どんな自分でありたいか、 ということを優先していけば、おのずと子どもとの関係は対等になり、 まわりがなんと言おうと尊敬し合えるようになるのではないかと思う。 各項目の分量も適度で読みやすく、ぜひ続編があれば読んでみたい!

    8
    投稿日: 2021.02.06
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    最近流行りの毒親(特に母親)という言葉が大嫌い!お母さんだって一人の人間として生きていく権利があるのだ。どんな育て方が正解なんてないんだと思わせてくれる。世の中のお母さんが自信を持てる本。

    1
    投稿日: 2021.01.29
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    スカッとする本。自分の欲望に忠実で、不器用ながらもやりくりし、時には子供を利用?しながら我が道を進む偉人のお母さんたち。結構ひどいこともする。でも、子供を大切に思っていない訳ではない。愛情が深すぎる人も多い。 自分は離乳食を市販のもので済ませたり、ケータイ見ながら授乳したりしてしまって、ダメな親だな、と思うことがある。でも、そんなのここに出てくるお母さんよりずっとマシ(笑)。そんな些細なことよりも大切なのは、親自身が一生懸命生きることだと感じた。 個人的には、マーガレット・ミードに興味を持った。

    3
    投稿日: 2020.07.18
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    養老お母さんの列伝が読みたくて。 養老孟司さんここにあり、ってなんか納得したりして(笑) その他の母たちは、今までにもいろいろ漏れ知っていたのでさらりと読み進める。

    3
    投稿日: 2020.06.17
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    面白かった! 色んな子育て、色んな考え方、色んな人生。 スゴ母に育てられたこどもの、また素敵なこと。 もっと一人ひとりの本を読みたい。

    3
    投稿日: 2020.04.29