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ソレルとおどろきの種
ソレルとおどろきの種
ニコラ・スキナー、宮坂宏美/ハーパーコリンズ・ジャパン
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総合評価

4件)
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    児童向けファンタジー作品。タイトルのおどろきの種、何かの比喩的なものかと思えば、そのまんまおどろきの種。おどろきの種が広がって「にょきにょき病」なる奇病が流行する。

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    投稿日: 2022.08.23
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    表紙と帯に惹かれて読み始めた。ネイチャー・ファンタジーって書いてあったけどまさに!だった。いいこでいることに夢中なソレルと、親友のニーナ。2人がおどろきの種をまいてからは一気に読んでしまった。最後はもとに戻るのかなと思ってたけど、そのまま自然といっしょに過ごしていく終わり方がいいなぁと思った。なくしちゃいけないもの、自分の頭で考えること、大切なことも書かれてるお話だった。

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    投稿日: 2020.07.01
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    ソレルはママを喜ばせるために「いい子」でいることにしていた。ある日、ガチゴチーニ校長が、規則を守る模範的な生徒を学年末に「スター」として表彰し旅行をプレゼントしてくれるという。ソレルははりきってママのために優勝しようと誓う。しかし、庭の柳の木の下でみつけた種が思いがけない事態を招き…。奇想天外、いい子でいたいソレルと規則なんかより大切なものがあると知っている親友のニーナの名コンビが町をまるごと変えることに! 読むときは「種」にご用心!

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    投稿日: 2020.06.13
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    ちょっとトールテールの雰囲気もある物語。 ひょんなことから町に「にょきにょき病」がひろがって騒ぎを巻きおこすのだけど、これは、接触感染でも飛沫感染でもなく、種感染(笑)感染者が好奇の目にさらされたりという、今読むととてもリアルな描写もあるけど、なにしろ頭にすてきな花が咲いちゃう病気だから、陰惨な気持ちにならずに読めるのがいい。 「いい子」でいることに必死だったソレルの心が解きはなたれる様子もさわやかでした。

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    投稿日: 2020.04.11