
総合評価
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powered by ブクログ本書は2002年からニューヨークタイムズのニュース編集室の弁護士を15年に渡り務めた著者の記録である。 副題にあるようにAlternative Facts=事実と異なる権力者ないし支持者にとって耳障りのいい事実≒虚偽のはびこる時代で報道の自由のための闘いの内側から現代の真実を探求した書と言える。 その多くはニュース記者たちの取材・報道をめぐり報道された側からの名誉棄損、報道差し止めといったからの防御であったり、時に行政府に対する情報開示請求といった裁判所や役所を通じた訴訟・係争であるが、時に記者が国際的なトラブル(テロリストによる誘拐や拉致)の救済まで至る。 またSNSが発達した現代においてウィキリークス、スノーデンのような新しい広範かつ膨大な量のニューメデイアとの競合がいかに多くの利害(時に生命に影響する)を調整つつ報道の自由を行使するか難しい局面に立たされる。 その流れではオバマ政権からの捜査の厳格化といった指摘も再認識させられた。 更にトランプのような自分の考えに従わない報道をフェイクニュースと呼び、その報道機関を敵視するやり方は本書で描かれる第1次トランプ政権初期から現在第2期トランプ政権でより激しく狡猾になっているアメリカの分断化に拍車をかけるものとして大いに危惧せざるをえない。
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログ読みづらい訳文だが、アメリカ名誉毀損法を体感できる。 また、報道機関の基本的姿勢は日本と変わらないこともよくわかった。
0投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログ新聞社と当選前のトランプや政府との、報道の自由をめぐる法的な争いがこんな形でなされていた事はあまり知らなかった。 憲法修正第1条の重要性がよくわかるエピソードが満載である。今のところ、報道の自由に関する重要性は、司法でも尊重されているようで、少し安心した。ただ、SNS上のデマを流す権利もあるわけで、受け取る側のリテラシーが問われる。
0投稿日: 2020.09.06
