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潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理
潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理
風野真知雄/講談社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    いよいよ『潜入』編完結。 表紙に驚くところだけど、少し前に『魔食』編のレビューをうっかり見ちゃったんだよね(ノД`) そのため、だいぶテンションが下がりつつ読み始める。 でも、魚之進は相変わらず冴えて大活躍♪ ハラハラドキドキしつつ読み進めることができてよかった 砂糖でもハチミツでも水飴でもあまづらでもない甘い調味料… もしかしてアレ?と思ったらやっぱりそうだった。 そんな昔から日本にもあった? フィクションかな。 正直、ちと飽きてきたので(笑)『魔食』編はどうしようか迷ったけど、1巻目は読んでみようか。

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    投稿日: 2025.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    潜入 味見方同心(六)・完結編。 食べ物にまつわる謎や悪事を解決する、南町奉行所味見方同心・月浦魚之進の活躍を描く、連作四話が収録されております。 将軍暗殺計画を阻止する為、捜査を続けてきた魚之進達。 悪事の黒幕・北大路魯明庵こと徳川元春が、“疱瘡”を利用した暗殺を企んでいることを突きとめますが・・・。 “潜入” 味見方同心シリーズも、ついにこの巻で完結との事。 いつものように、市井にはびこる食べ物がらみの悪事を暴きつつ、大奥の八重乃さんや御広敷伊賀者・服部さんたちと連携して、暗殺計画を未然に防ぎその計画に加担していた者達も次々判明していきます。 その流れで、魚之進の元義姉・お静の実家の豆問屋を逆恨みしていた男も無事捕縛。 そして、第四話ではついにラスボス・魯明庵との直接対決です。 かなりの強敵でしたが、魚之進を筆頭とした“味見方メンバー”が一丸となり、見事魯明庵を捕縛できて、あっぱれでした。 そうして迎えたラストでは、魚之進が“あの人”にプロポーズをする場面で終わります。 前(隠密)シリーズも似たような場面で終わっていたのでデジャヴみたいな感覚ではあったのですが、この巻は祝言を挙げている表紙につながるということでよいのですかね?・・だとしたら、“めでたし、めでたし”でございます。 読みやすくて毎回“珍メニュー”で楽しませて頂いた、このシリーズ。 是非とも“サードシーズン”を出して頂きたいと期待しております~。 (その時は、本田さんにも春がくるとよいですね!)

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    投稿日: 2023.09.21