私が持っているのは渡辺藤一の絵による美しい表紙の、1978年9月の初版、サンリオ社のものです。小学生のときに初めてこれを読み、悲しみにもいくつかの種類があることを知りました。大人になった今読み返すと、子どもの時とは別の思いがあふれてきます。悲しいお話です。