
総合評価
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powered by ブクログタブレットを持ったまま異世界に生まれ変わった健斗。見知らぬ場所に戸惑いながらも、信じられないほど便利なタブレットに助けられて暮らしているのは見ていて楽しい。周りの人のために行動する健斗の性格もあって、優しい人たちに囲まれているのも安心できるし。まだまだ隠れた機能がありそうなタブレット。今後、どんなことができるようになるのか、仲間が増えたりするのか楽しみなところ。
0投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
山崎健斗は気がついたら、ヨーロッパ風の建物が並ぶ路地にいた。 召喚されたようでもなく、神の声も聞こえない。 外見は十代半ばの少し幼い見た目の少年になってる。転生? 手に持っていたタブレットの中身はすっかり別のものになっていたけれど、どうやら中に入っている『アプリ』のレベルを上げることによって、魔法を使う以上のことが出来るのに気付く。 なんとか冒険者ギルトに登録をしたケントは、掃除を請け負って知り合いになったエルフのフェリスに誘われてパーティに加入することに。 タブレットアプリを駆使したケントの冒険者生活が始まる。 パーティで武具の整備をしたり、家事をしたりと地味だけど、ケントの堅実な働きぶりが評価されていくのがホッコリする。 ちょっと上手く行きすぎで、盛り上がりに欠けるかなあ、でも、ケントの作る炒飯とかおじやが美味しそうで、食べたくなる。 ちゃんと料理しようって言う気持ちになる。
2投稿日: 2022.01.304巻までの総評として★2
1巻2巻までの主人公は、状況に四苦八苦しながらも自分にできることを積極的に探し、まだ性能を発揮しきれないチートなタブレットや、周りの人たちに助けられながらも一生懸命一歩一歩進んでいくところに非常に好感が持てた。 しかし、3巻から次第に雲行きが怪しくなってくる。 主人公のお人好しの部分が今をやり過ごすために何を言われても笑ってごまかそうという、ただの事なかれ主義者のように見えてきた。 特に4巻は読むのが辛かった。作者のお気に入りのキャラクターなのだろう。1巻で非常に印象の悪かった人物を再登場させ、実はいい奴なんです!感を猛烈にプッシュしてくるようになる。 その裏に透ける作者のエゴなのか欲望なのか、作品よりも書き手の都合で主要なキャラクターたちが作者の推しを持ち上げる道化に成り下がり、世界観に没頭できなくなってしまった。 1巻の雰囲気から間違いないと4巻まで一気に購入しましたが、今では後悔しかない。 1巻や2巻ままの雰囲気を保ってくれれば、のんびりと読める良作だったのにと残念でならない。そんな作品です。
0投稿日: 2021.07.15
