歴史に肉付けした、時折ミステリーだったり… 中々面白い作品ぞろいです。 織田信長の影武者やら、 戦国武将に亡霊出現とか… 特に亡霊出現のそれは 結末がユニークで、 それらの追求の結果、誰もが思いつくことに対して、 「ま、無理でしょう」といっているようなものです。 実際そうでしょうね、 そうでなければ人間ではないでしょうから!! 表題作は、人の本能の描写が 非常に印象に残りました。 欲に対する人の弱さが。