ヴィンフリートの冷たい態度にも義姉の嫌味にも、全くへこたれないティーナ。嫌味ばかりのアリーセだけど、ヴィンフリートのことを大切に思っているのが伝わってきて、憎めない。ヴィンフリートも不器用なだけで、ティーナと仲良くしたいと思っているのが、ティーナ本人以外には駄々漏れだし。アリーセの婿探しを一緒にすることで少しずつ距離が近づくティーナとヴィンフリート。かなりもどかしい関係だけど、この２人には必要な時間なのかも。とも思えた。

何故かあちこちでの評価低いんですけど、とても面白かったですよ。 ヒロインが脇役っぽい雰囲気あってヒーローがアレなのが他の作品と違ってそれはそれで新鮮なんですけど、王道好きな人には我慢ならないのかしら。