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数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話
数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話
結城浩/SBクリエイティブ
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総合評価

16件)
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    数学がテーマでありながら物語として読めて面白かったです。このシリーズものは初めて読みましたが、なかなか学校教育では教えてもらえない「そもそもなぜ?」の部分を丁寧に教えてくれます。 興味深いのは、数学を教わるノナだけでなく、教える「僕」の方の心の中の迷いや葛藤も細かく描かれていることでした。「僕」の成長を通じて「教えることは教わること」ということもあるなぁ、と改めて感じました。

    1
    投稿日: 2025.10.05
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    勧められて読んだ本。私には難しかったけど登場人物の女子中学生たちにリアリティがなくてオタクの妄想というか…小学2年生ぐらいの知能に感じた…。ちょっと私には受け付けないタイプのキャラクターだった…。肝心の数学の方はそれなりに面白かったので数学好きや数学をリスキニングしたいと思ってる人には向いてると思う。

    0
    投稿日: 2024.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公と、そのいとこの友達(バカ)のお話。いとこの友達に対して勉強を教えてあげる(一次方程式・一次関数)のだけど、従姉妹の友達が全然理解できなくてめちゃくちゃ頑張って話してあげる話

    0
    投稿日: 2022.12.05
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    ものすごい物語、タイトルなんだよね。 数学の物語であるのに 数学だけではない、本当に学ぶための対話。 どこまでがわかっていて どこまでがわかっていないか それがわかってそこを質問できるってことは わかっていることに他ならないけど、 考えることが怖くて 自分を伝えることが怖くて 全てわからないで逃げたくなるけど 一歩一歩、どこまでわかってどこからわからないかを明確にしていく。 人との対話だけではなく、自分とも対話する方法を学んでいく。 自分の中に自分と対話する自分を作る 誰にでもいるけど、意識することは難しい人。 なぜ、どうしては 理由を問う言葉は大切にしたい。 なぜ、どうしては理由を聞きたいのだけど、 理由を聞こうとすることが相手を追い詰める、 問い詰めるような状況になってしまうのはね。 理由があるから納得できる。 正解なんてない、間違いなんてないからこそ 間違えは怒ることではなく、 朝鮮の結果。

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    批判的なコメントなので、気分を害される可能性のある方は読まないようにお願いします。 物語のキャラクターの言動に対して個人的に不快感があり、内容よりもそちらに対する嫌悪感が先に来てしまう。中学生の女の子2人に囲まれる主人公「僕」が数学を語るという設定自体、隠キャの妄想感が強いので、そのような設定・筋書きが好きで無い人は読まない方が良い。

    0
    投稿日: 2021.10.27
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    数学や、そもそも勉強自体に苦手意識を持つ子って、ノナちゃんみたいな子がけっこういるのかも。 もちろん色んなパターンの子がいるんだろうけど、一部の子はこういうところで引っかかるのかあ、と非常に参考になった。 それはノナちゃんみたいな子が頭悪いとかではなく、考え方や視点が違ったり、立ち止まって考えることへの慣れ具合が違ったりするだけ。 そういう目で生徒を見て授業をしたり接したりしていかないといけない。 数学や勉強に苦手意識がある人こそ、読んでほしい。間違えてもいい。理解しようと考えよう。

    0
    投稿日: 2021.07.03
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    当たり前だと思ってたことが、人によっては違う。数学苦手だった自分にとっては、基本的なことをあらためて理解できた。

    0
    投稿日: 2021.03.29
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    今回は数学が苦手な不思議な少女、ノナに数学を教える話。 ただ、数学が苦手とかそれ以前の問題な気もしなくはない。ここまで数学の問題文がよく分からないなら、国語の読解問題も分からないんじゃないかな…。 正直言うと、非常に面倒くさいキャラ。家庭環境に問題がありそうだけど。 というわけで、今回は数学の学びという意味では新しい点はなし。数学が本当に苦手な人は、この本から読み始めるというのも一つかもしれないとは思った。 なお、主人公は興奮すると急に声がカン高くなって早口になるそう。今までの話でもそうだったのだろうか。小説だから分からない。 それにしても、理解力が乏しい子に勉強を教えるのは大変なのだろうなと思った。ノナは極端だけど、自分も理解力は低いほうだと思うから正直分からなくもない。テトラもそういうところは分からなくないと言っていたけど、こういう子って珍しくないのだろうなと思う。 それにしても、何だかちょっとモヤモヤする終わり方なのだけど、これでいいのか…。大丈夫と言ってるけど、本当に大丈夫なのかと思ってしまう。後、主人公の最後のセリフが「だから、僕は――」だけど、いったい何を言おうとしたんだろうか…。

    0
    投稿日: 2020.12.28
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    2020-07-15 結城浩「数学ガールの秘密ノート 学ぶための対話」読了 これは数学的思考にとどまらず、科学的思考に関しての本。全ての生徒と先生に、読んでもらいたい。

    3
    投稿日: 2020.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数学ガールの秘密ノートシリーズは初めて読みました。 本書は図形と数式の関係を対話形式で深く考えることで理解していくというものです。 分かりやすく書かれていて、とても読みやすかったです。 個人的には  文字導入による一般化  例示は理解の試金石 というワードが今後の学習の役に立つと思いました。 数式ガールシリーズが積ん読状態なので、少しずつ読み進めたいです。

    1
    投稿日: 2020.07.12
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    ひさびさの数学ガール…というか、読破したのは無印以来で2冊目? いつも途中で追いつけないというか、なんだか興をそがれてリタイアしてしまってたけど、本作は読めた。 扱われてる内容は、「数学」というよりも「理解する」・「教える」というところに重きをおかれたもので、読んでて「うっ」ってなるところも多々あった。

    0
    投稿日: 2020.06.08
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    数学を題材にして、「人との対話」についての物語。 キャラクターだと思ってもじれったい会話が続く。 が、このじれったさが物語の中だけのものではないリアルさを伴っていることもわかる。 相手のペースに寄り添って、ともに学ぶ姿勢であることが、”対話”であることをしっかりと、かつ柔らかく伝えてくれる物語になっている。

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    投稿日: 2020.03.06
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    一次関数を例に教えることとはどういうことか、理解した人にとっては当たり前のことも理解に苦しむ人は必ずいる。 それを改めて気付かせてくれ、教育に携わる人には必読の一冊ではないだろうか?。 また、当たり前の内容を丁寧に、かつまた違う視点で説明してくれて新たな気づきもあった内容であった。

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    投稿日: 2019.12.13
  • こちらは三角形の辺の長さや三角形の固有名が分かっていません。

    こちらは三角形の固有名や三角形の辺の長さの求め方が分かっていません。つまりピタゴラスの定理が分かっていない、ということです。

    0
    投稿日: 2019.12.05
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    わかるとは、理解するとは、暗記するとは、こういった生徒たちが、学生たちが、我々人間が、何かを得るときに思う頭の中で浮かび上がる疑問について、それぞれ丁寧に、あらゆる立場から考えていく様子を書いている。人にものを教えている立場として考えていかなければならないことを簡単な数学の概念を用いて、それがきちんと理解出来ているかと問われているかのように追っていくさまは、自分自身でさえも理解をしているのかを問われ続けているようで楽しく読むことができる。

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    投稿日: 2019.11.27
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    めっちゃくちゃよかった。すべての先生に読んでほしい。この本は要約を拒否する。なぜなら、この本のなかで行われるやりとりそれ自体が重要だからだ。進んだり戻ったりの指導は、冗長で、だからこそ素晴らしい。

    1
    投稿日: 2019.11.26