
韓国経済はクラッシュする
渡邉哲也、室谷克実/悟空出版
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総合評価
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powered by ブクログ2019年9月の対談を元に出版された本。 さすがにGSOMIA破棄を数時間前に撤回することまでは予期できていないが、ああ、こうして韓国はレッドチーム入りしていくのだな、という現在進みつつある「歴史」について、二人が事実を淡々と積み上げ確認していく。 日経BPやデイリー新潮での鈴置高史さんの連載などを追っているような人間にとっては、新しい情報はあまりないかもしれない。 また、この本の主旨にも沿うが、韓国自体がどうなるかということは日本にとってはあまり重要ではないので、細かいところまで知っておく必要はなく、その意味でも韓国の今後については全体感を押さえるためにこの本を流し読みする程度で良い。 日本人・日本企業としては、中国・韓国がいなくなったサプライチェーンのなかでどう生きるかという判断が必要で、少なくとも米中貿易戦争が早く終わらないかな、とか、次の米大統領選では民主党の候補者が通ればいいな、とかいう願望とともに対中・対韓ビジネスを継続するようなことであってはならないのだろう。 自分のような投資家も、そこは肝に銘じてアロケーションをしなくては。
4投稿日: 2019.12.18
