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タマロワ ~100%金目当て 資産35億のイケメンを巡る訳アリ女達の玉の輿バトルロワイヤル~(7)
タマロワ ~100%金目当て 資産35億のイケメンを巡る訳アリ女達の玉の輿バトルロワイヤル~(7)
山口ミコト、まりお/講談社
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総合評価

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    作品の序盤で運営の指示ではなくてひとりひとりが自分自身でルールを考えて自分を含めた全員に下し、守れなかったら脱落をするという決めごとをした展開が他作品の心理戦では見ないので新鮮だった。 最初の課題「全員が全裸になること」は女性らの裸体にエロさが滲み出ていた。続く課題「朝立したチンコをフェラチオをしろ」は主人公がフェラチオを知らないことに面白みがあった。 殺人事件に見せかけて実は花婿が仕掛けた課題だったイベントはミスリードが巧く、花婿のことを忘れていたことを悔いた。 花婿が女性らの好感度を可視化した『ランキングバトル』は、女性らの裏の顔を炙り出すために機能し、心理戦に悍ましさを生んでいた。 中盤の『仮想SEX(主人公が花婿に代わって女性らとSEXをして相性を図る課題)』で花婿が資産35億が嘘だと主人公に明かしたので、主人公の3億の借金を返すためにタマロワに参加したという動機が崩れた。 だが、自身の頭脳を使って他人を打ち負かしたい欲が生まれ、花婿の嘘を自分以外の参加者に悟らせないように課題を続行。 その後、参加者に潜む犯罪者を特定するために主人公が考案した課題『飲み会』や運営からの最終課題『仮想新婚旅行→究極の仮想新婚旅行』では、花婿が最高の花嫁を選ぶように陰で暗躍。 終盤で主人公以外は性格に難ありの女性らだと分かったのと、花婿が主人公を愛したくなったことが重なって、最後には主人公自身が花嫁に選ばれた。 タマロワの副賞で3億の借金がチャラになったオチの整合性が高かった。 父親が亡くなってからずっと孤独を抱えたままの主人公が、課題を通して友達を作り、そして結婚し、孤独ではなくなった。綺麗なハッピーエンドだった。

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    投稿日: 2022.06.21