文章はノリが良く読みやすいです。 楽しく読めましたが、女の子主人公が美人さんのようで、あちこちでモテモテになっている展開はあまり好みではなかったので★3か4かで迷いました。 追い出されたパーティとのトラブル解決は思ったより早く、追放後にご縁が深まった勇者さんのと関係は予想した展開と異なり、後半から大活躍の友人は意外な人物で、色々と予想外な一冊でした。 巻末まで読んでも、次巻以降持ち越しの謎がたくさんあるので、長く続くお話なのかなと思いました。 次巻以降は、またそのうち機会があれば読んでみたいと思います。

勇者パーティから追い出されたルーナ。仲間を失って大変…ではなく、抜けられてラッキーと心から思っているのがよく分かって楽しくなる。勇者パーティの目茶苦茶さが見えてしまってからは余計に。ルーナの力を評価していなかったパーティメンバーと、ちゃんと評価して感謝してくれる人たち。どちらと一緒にいるのが幸せなのかなんて決まっているだろうし。 好きなように行動しているように見えて、自分ができると判断したら無理をするルーナ。ちょっと危なっかしいから、今後はレイドたちが見張ってくれるといいな。と思った。