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芥川賞ぜんぶ読む
芥川賞ぜんぶ読む
菊池良/宝島社
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総合評価

7件)
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    題名が企画ものみたいなのでそういうものかと思いきや、作者の感想がなく、あくまで作品、作者紹介と徹底的に客観的なのでブックガイドの感覚で読めた。

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    投稿日: 2025.06.21
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    あらすぢ本  『タイム・スリップ芥川賞』を読んで、菊地良にちょっとだけ感心したのでこちらも読んでみた。  受賞作のあらすぢと、受賞作家の簡単な経歴を紹介してゐる。  小谷野敦『芥川賞の偏差値』の方がおもしろい。もっと独自の観点があればよかった。これでは売れないだらうといふ気がする。  芥川賞をぜんぶ読むこと自体に注力してゐるので、個々の作品のこまかい部分までは手が回らなかったのだらう。そのせいかこまかい読みができてゐない。  たとへば、村田沙耶香『コンビニ人間』の主人公は自閉症スペクトラムだと推測できるが、その指摘がない。

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    投稿日: 2023.01.20
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    2022.7.28読了。 創設から発刊当時(160回2018年下期)までの芥川賞受賞作全ての簡単なあらすじや周辺知識が記載されているので辞書的に役に立つと思い購入し、一通り興味深い作者と作品をチェックしつつ読み通した。 作品だけではわからない受賞時の時代背景や文壇の雰囲気や状況、空気感がお手軽に得られて貴重と思う。

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    投稿日: 2022.09.04
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    ぜんぶと言っているけど、全部ではない。初期の頃は、話題になったものが中心。作品のあらすじと選考委員の評、作家のその後などなど。タイトルだけで実は読んだことないもの、大変参考になりました。

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    投稿日: 2022.04.09
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    全ての作品についてではないが、審査員がどうコメントしたかも書いてあってほほうとなる。 谷崎潤一郎が、第一回から審査員だったのに一度も出席せず、審査もしなかったというのに笑った。

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    投稿日: 2021.09.22
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    著者の菊池良さんが、これまでに芥川賞を受賞した作品をすべて(84年間180作品)読んで、レビュー考察した一冊。昭和時代の作品はほとんど読んだことのない作品だったが、ネタばれなしのあらすじ+著者の考察・他の作品紹介などがコンパクトにまとまっていて非常に面白かった(未読の作品が多くあったので、少しずつ読んでいきたい)。第二次世界大戦の近辺では戦争関連の作品が多く、その後の高度経済成長期にはお仕事小説が多くなり、最近はコンビニやビットコインなどを題材にした作品もでてくる芥川賞受賞作は、時代の写し鏡だと思った。

    5
    投稿日: 2020.06.21
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    平成のものはとくに後半はほとんど読んでいたのですが、 この本はタイトル通り全部読む。全部読んだ割には短い書評ともよべないものが載っているだけなのであっさりしていますが、概要をざっくりしりたい人への読書案内本って感じかな。

    1
    投稿日: 2019.09.30