ダヴィンチ・プラチナ本から。なるほど、ガールズラブものですか。ちょっと興味が持てず、以降も読みたいとは思えず。

35歳女性同士の、大人の恋愛を描く。 と言っても二人だけの世界はごく一部で、周囲との関係性に、大人になってから恋愛がどのような影響を及ぼすかに軸足がある。 一方の主人公の、既婚で小学校教師の綾乃が、より社会的制約が強いはずなのに、天然で何をするかわからない危うさがあり、どう話が進んでいくか分からない。

小学校教諭綾乃には夫がいるが子供はいないある夜勤務帰りに寄ったバーで朱里に声をかけられ初対面ながら意気投合しキスをしてしまう。正直な気持ちを話し離婚を申し出るが夫は拒絶ここから物語が夫家族やら職場とかひろがる展開に。

ひゃー綾乃ヤバい。天然猛禽ちゃんがそのまま30代になったらこんな感じなのかーって感じ。 でも朱里とのことを旦那さんに素直に打ち明けちゃうあたり、不器用な人なんだろうなとは思う。 やってることはだいぶ悪女ムーブだと思うんだけど、その胸の内で起こってる葛藤は年代的に共感できるとこもあるから憎みきれないというか。

「妻の片思いなんでしょうかね？」 ……いいえ。いいえ、いいえ。いいえ！ という安定の志村貴子の大人百合。 バーで出会っていい感じに一夜を共にした相手が、実は人妻だった35歳。とそれを言い出せなかった35歳。そしてそれを打ち明けられた夫の3人が主人公です。 概ね人妻綾乃が悪い。残りの二人は不憫。 てゆうかこれどう着地すればいいのか。 いろいろ葛藤しながらも綾乃にベタぼれな朱里さんが可愛いです。おとなになっても、恋はするのだ。 志村貴子の作劇ほんと好き。淡い色彩で包まれたドロドロも。

大人になって、結婚してても恋をするのかぁ。 細やかな表情の描写と綺麗な絵が好き。 内容は重いはずなのに、ホンワカしてるのは絵柄のせいかな。 百合漫画で志村貴子先生の右に出る物はいないと私は思ってる。

なんと３５歳の百合！ というかすでに結婚している人も、その相手も視点人物になるいつもの群像劇形式なので、ただの百合一色にはなるまい。 愉しみ。

百合、苦手だったのだけど、志村貴子さんの作品はとてもいいなぁ。 綾乃と朱里、タイプも違うのに なんか惹かれあってしまって、、 そして綾乃にはご主人もいて。 不思議な三角関係だわ。 続き楽しみだ。

オトナ女子同士の恋愛 状況的にどう考えても綾乃さんが悪いんだが… 擦れてなくてまっすぐで感情に正直なんだな 周りのいい人たちが振り回されてくー！ 旦那さんいい人すぎ

既婚アラサーと未婚アラサーによる百合の物語。既婚アラサーの方が最初はウダウダしていたが、ついに旦那にカミングアウトしたところで次巻。正直、まだ面白いかどうかは分からないな～。

ノンケ？綾乃がなかなかにあっぱれな性格で、あの見た目の朱里が振り回されるのが、萌えー。これからどうなるのか、気になりすぎる！