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総合評価

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     三浦朱門 著「箱庭」、2010.6発行。エッセイの多いと感じる三浦朱門氏ですが、結構、小説も書かれています。広い敷地に3世帯、3世代の家族が暮らす実態を描いた作品です。父母、長男夫妻と娘、次男夫妻と息子。長男木俣学が次男木俣修の妻・百合子を抱いたその出来事が、最後まで読者の心を虜にします。親の死、相続という問題を含め、義理の関係というものについて、深く考えさせられる作品でした。

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    投稿日: 2021.03.03