
鬼の当主にお嫁入り~管狐と村の調停お手伝いします~
青谷真未/二見書房
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総合評価
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powered by ブクログ面白かった!綾乃は育ち故ナチュラルに卑屈気味と言うか「与えられなくて当たり前」な感覚なんだけど、基本的にたくましくて真っ直ぐな子で好き。冬晟は微笑ましい好青年。
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログ母を事故で亡くし、何もなくなってしまった綾乃。こんな状況だったら、多少怪しい手紙でもすがりたくなるのは分かるかも。その手紙を頼ってたどり着いた村は不思議な雰囲気の漂う場所。「怪しい」とも言えるかもしれないけど、ここでの優しい人たちとの関わりは綾乃にとって嬉しいものだったのだろうなぁ。と思った。冬晟とのだんだん遠慮がなくなっていくやり取りも、見ていて楽しかった。
1投稿日: 2019.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この方の本の中では一番好きかも。 でも、そのサブタイトルはなんか違わないかなぁ、と思う次第。決して間違いではないけど……。
1投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村の揉め事をあくまで現実的な理論で解決へ導く綾乃。 母のことがあったとは言え、その観察眼恐るべし。 その理論も、各調停後のご当主と当事者の会話で非日常へとひっくり返るのは驚きつつも面白かったです。 人間の世界から、話が進むごとにじわりじわりと妖たちの世界へと誘われる、その匙加減が絶妙でした。 桜の話が特に素敵で泣けました。 ご当主家と綾乃の母との因縁が分かりそうで分からない、ラストでようやくその点の謎も明かされてすっきり。 そして、更なる暴露話でご当主の謎(本人にしてみれば綾乃にだけは明かされたくなかったであろう事実)も明らかになり、読者側にしてみれば何たる嬉しいサービスもあり、大団円で終わって本当によかったです。 これまで自分のことは二の次だった綾乃が、自分の幸せを第一にご当主と生きていってくれたらなと願っております。
1投稿日: 2019.07.28
