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学問のすすめ 独立するということ
学問のすすめ 独立するということ
福澤諭吉、道添進/日本能率協会マネジメントセンター
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    「学問のすすめ」現代語訳だけれど初めて読みました。 検索して知ったけれど,「学問のすすめ」の現代語訳の本や、解説本ってたくさんあるんですね。 私は図書館でたまたま見つけたのでこちらを読みましたが、とても読みやすかったです。 福澤さん過激だなと思う部分があり何度か笑ってしまいました。 自分のためになりそうな部分はたくさんあったけれど、その中で一番自分にグサッときたのは、人生の棚卸しは定期的にせよ、という部分。 これまでどうやって歩んできたか、理想とどのくらい違うか、そして今後どう歩んでいくか… なるべく短いスパンで目標を立てて、また振り返ってどうだったかちゃんと「棚卸し」して… 人生の棚卸しをしたら帳簿が狂いまくって頭を抱えそうだけど、ちゃんとやろうと思います。 ぼーっと生きてんじゃだめですね。 それと、政治との関わり方の部分も、結構目から鱗が落ちました。政治なんてわからない、政治家なんて雲の上の人たち… そうじゃなくて、自分がもっと学べば政府と対等な立場になる。国の役に立てるし国からも守ってもらえる…お互いに支えていくような関係になれる。 そんな考え方はしたことがありませんでした。 それと、独立すること。私は福澤さんの言う「独立」まるでできていないです。誰かがいないと生きていけない。こんなんじゃだめだ。やっぱり、学問って必要なんだな。 読み返すとさらに背筋が伸びる本。図書館で借りたけど、手元にも置いておこうか考えているところです。。

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    投稿日: 2021.06.23