武蔵の思考などがよく理解出来た。現代に通ずる言葉や考え方も多くとても面白かった。現代語訳は概ねわかりやすかったが、欲しいところの訳がなかったりした。
五輪書は剣術を極める為の書であるが、精神・鍛錬の面で現代社会にもつながる内容であり、本書は原文を現代訳して解説を含んでいる。地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻、原書の構成を維持されておりとても読みやすい。 印象に残ったのは朝鍛夕錬という言葉が多くの箇所で用いられていたこと