
中華帝国志(中) 権謀術数篇
安能務/講談社
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総合評価
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powered by ブクログ著者独自の政治学的視点で、儒者の描く表面上の歴史の下に隠された権謀術数の場としての歴史に迫る。 中篇では三国志の時代を語る。 ○勝負はそれを避けることができず、しかも時の運に任せるわけにもいかないとすれば、残された選択は―「戦わずして勝つ」手を編み出すか、それとも「戦えば必ず勝つ」条件を整えるかの、いずれかしかないことになる。 →残業ゼロ論で著名なで吉越浩一郎氏などのいう、決断を迫られる状況をつくってしまった時点でマネジメントは失敗だ、という認識につながるもの。 ○この世には時として、そうしようもないことがある。その時には無理してドタバタするより、何もしないほうがよろしい。「なにもしない」ことが実は「なにかをした」ということである。いや「為さない」とは、進んで自然の営みに身を委ねることだ。それゆえ、すべてに有効で可能なことを「すべて為した」に等しい―というのが伝統的な中国人の「自然信仰」ないしは「自ずから然る哲学」に則った考え方である。
0投稿日: 2013.11.23
