
椅子職人ヴィクトール&杏の怪奇録(1)欺けるダンテスカの恋
糸森環、冬臣/新書館
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総合評価
(3件)4.5
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powered by ブクログふんわりとしたオカルト?ラブコメ? この作家さんらしい優しい感じのお話です。 疲れてなにも考えたくないときに読むと癒されます。
0投稿日: 2021.04.09
powered by ブクログホラーな少女小説が読みたいな〜と思って買ったんですが、よかった〜〜〜!!!!! まず登場キャラクターが全員魅力的。ヒーローである人形のような美貌を有したヴィクトールは、椅子を偏愛している厭世的な人嫌いだけれど、時に優しい。ヒロインの杏ちゃんも優しくていい子。それに椅子工房の面々のキャラがまた濃いこと…。 そんなヴィクトールと杏ちゃんの距離がじわじわ近くのがとてともいい。ほのかに香るくらいの主人公の恋愛要素がじんわり滲み入るようで好き。 それにしてもヴィクトールほんとに椅子の話ばかりなのが面白い。椅子談義が歴史のちょこっとしたトリビアみたいでそこも興味深く読めました。 ホラー要素はそんなに怖くはないけれど、現実と怪奇の境があやふやで"それ"に気がついた時にちょっとゾクッとするというか、怖いのが好きな人はにやっとするんじゃないでしょうか。 ヴィクトールが偏屈ゆえに紛らわし〜〜笑!ってなるのも仕方ないと思う…。でも彼からしたら「は?」って感じなんだろうな…だって真実しか言っていないし… タイトルの回収もうまい。続き買います!!!!!
0投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログいつもの糸森作品を期待して読んでは駄目だ。ヒロインちゃんは痛い目に合わな、、、いや怪奇現象には合ってるか。それも無意識に、日常非日常と区別のつかないほどに(笑)ダンテスカの椅子にまつわる二人の高齢者。やはりヒロインちゃんの思ったとおり亡くなった夫婦だったのかな。でチェシャ猫のようにニヤリと笑ったのはぬこたんなの?
0投稿日: 2019.04.30
