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小説 聲の形 上
小説 聲の形 上
大今良時、倉橋燿子/講談社
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総合評価

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    耳が聞こえない人と聞こえる人との関わりって難しいなと思った。 小学校時代のみんなを見ていると、愚かだなとも思うけれど、小学生に耳の聞こえない子と仲良くするって難しいんじゃないかなとも思う。 先生も理解なくて、まぁまぁクズだし。学校の先生なんてみんなそんなもんだけど。 大抵の人が、どう関わっていいか分からず、困る、動揺すると思う。 だから小学校時代の事は、それも含めて「仕方のないこと」なのかも知れないと思った。 5年後に将也が後悔を晴らしたくて行動したことはすごく勇気のある行動だったと思う。 死ぬ気だったのは、元々小学校時代も何もない自分の事が嫌いだったのだと思う。 二人が再び出会えて良かったのかは分からない。 過去を忘れて新しい人間関係を築いていく方がいいと思うけどなーと思った。 確かに世の中には自分に「必要のない人間」てたくさんいるなと思う。佐原さんは硝子と会えて良かったなと唯一思った。 でも、過去に向き合っている翔也は凄いなと尊敬してしまったし、硝子も本当に心が綺麗なのだなと思った。 植野は性格悪すぎ。クズだなと思った。 あんなに酷い事されたのに、そのくらいで硝子は翔也のこと好きになったのか…?そんな事ある? 「月がきれいですね」という勘違いも、ちょっとロマンチックだなと思ったけれど、都合良すぎない?とも思った。 でも、人間って根本は変わらないよ…と冷静に考えている自分もいる。 どう続くのか、下巻が楽しみ!!

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    投稿日: 2025.07.02
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    長女に「お母さん読んでみて」と言われて。漫画が児童向けにノベライズされるとこんな感じなのか、と、イマドキの表現が勉強になる。

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    投稿日: 2021.03.02
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    原作のファンですが、このノベライズはすごくいい!! 文の倉橋先生が、大今先生の原作を本当に大切にしてくださっているのが伝わってきます。 原作の雰囲気を損なうことなく、登場人物たちの表情に込められた想いを文章にしてくださっていて、ただの原作の補完としてではなく、新たな発見をたくさんさせてもらいました。原作がもっと好きになりました。 下巻も楽しみにしています!

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    投稿日: 2019.04.02