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言語学講義 ──その起源と未来
言語学講義 ──その起源と未来
加藤重広/筑摩書房
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総合評価

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    Kindle版購入。以前から興味があった言語学について知りたくて手に取った。軽めの本として「言語学バーリ・トゥード」を読んでいたので、ちょっと本格的な入門書としてこちらも平行して読んでみる。

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    投稿日: 2024.09.09
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    内容云々よりも、今の私にはマニアック過ぎた。 日本語教育能力検定試験を受けるにあたって、知識を深めようと思ったので、それに対しては☆3つという評価である。 検定試験の知識を深めるためには、マニアックだったというだけで言語学の知識が増え理解が深まってから読んだら面白そうな内容だと思う。

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    投稿日: 2024.04.25
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    言語学についての概説かと思っていたら全く違い、ほとんどが国語の話題であった。教科書や知識の整理では使えないが、一般向けの読み物としてはこうした書き方しかないのであろう。

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    投稿日: 2020.12.23
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    チョムスキーとソシュールでない言語学。それがまず私には衝撃だった。カジュアルな書き口で言語学のこれまでと今を描き、課題を残す。

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    投稿日: 2020.12.15
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    当代の碩学、加藤先生による言語学随筆か四方山話かというところでしょうか、ご本人も概要書ではないと書いておられます。 特に後半は概念説明もあったりなかったりなので門外漢の自分が読むとそういうものかとしか言えないわけで、できればもう少しだけ、例えば生成文法って大雑把に言うとこう言うこと、詳しくはこっちの入門書を見てねと言うのを期待したいところです。 言語学を専攻した三回生くらいが読むといいのかな、個別には講義で聞いたあれこれが俯瞰できる感じですね。 楽しく読みましたが、せめて概要書の推薦は欲しかったかしらね。

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    投稿日: 2020.10.17
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    タイトルの通り言語学の全体感を掴むのにある程度貢献してくれるが、生成文法をはじめ理論言語学に関する言及が少なかった。2019年に書かれた書籍としてはやや新鮮味に欠けるというのが率直な印象。最終章で語られる複雑系についても、あくまで言語の変容を解き明かそうとするものと思った。ただ各章でつかわれる用例は日本語をサンプルとしたものが多く、特に社会言語学に関する考察などは親近感を持って読むことができて楽しかった。

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    投稿日: 2020.05.10
  • 言語学の最新の研究状況

    言語学を始めとする文系の学問は、理系に比べて進歩が遅いというイメージをお持ちの方がおられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。 多くの研究者の努力で、ゆっくりとではありますが着実に研究は進んでいます。 言語学のこれまでの研究内容を踏まえて、現在そして未来の言語学の課題を述べた本です。 記述も読みやすく、お薦めします。

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    投稿日: 2019.05.02