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青い風景画
青い風景画
仁木悦子/講談社
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総合評価

4件)
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    バラエティに富んだ短編集で、筆者の作風の幅が味わえる。タフなおばさんが活躍するサスペンスや、ピアニストの青年が窮地に陥った美女を救うロマンティックサスペンス、得意の子供を主人公に据えた「光った目」も悪くないが、ベストを問われたら、やっぱり私立探偵・三影潤ものの「青い風景画」だろうか。

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    投稿日: 2022.03.26
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    短編5つ。1988年に刊行されたものということで、時代を感じるけど古臭いわけではなく昭和レトロな雰囲気が良い。探偵が出るのは1話だけで、残り4話は一般市民が主役となって事件解決に一役買う話。「まぼろしの夏」と「偽りの石」が特に良かった。「まぼろしの夏」は青春小説感もあるんじゃないかな。ラストに、ふふっとなる。 「偽りの石」は事件に巻き込まれた団地にお住まいの普通の奥様が、どんどん積極的に事件解決に奮闘するのがたまらなく素敵だった。

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    投稿日: 2021.12.02
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    話自体は無理があったりとんとん拍子に進みすぎることもあったけれど、日常の中にするっと謎が解けこんでしまっているのが良かったです。

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    投稿日: 2011.07.18
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    2008/7/23 仁木さんは本当にまっとうな人だ。 そうあるべき所に全部おさめる。 下手したら何の意外性もない単調な結末。 でもそう感じない。 あーよかった。って本を置けるの。

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    投稿日: 2008.07.23