
総合評価
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powered by ブクログごく普通の郵便屋さんと、ごく普通の街の人たちのごく普通の日常。 普通の中にも、それぞれ喜びがあったり悲しみがあったり、出会いや別れや奇蹟が存在する。 そんななんでもない日常をほのぼのとした筆致で描かれた作品。 そのほのぼのさに惹き込まれて一気に読んでしまった。 「自分がいないところで地球がまわってても意味はない」 外を歩けば、必ずといっていい程通りすがる郵便屋さんの姿がちょっぴり輝いて見えそうだ。
5投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログそのまちに住む人たちとゆるく関わるお仕事 だいぶ減った気がする 人を介する面倒くささと同時に、 人を介する良さってあるよねと感じながら読みました ほっこりする良いものがたりでした。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ話の急激なアップダウンやハラハラドキドキはあまり見られないものの、ヒトや街、季節の移り変わりを感じ、のほほんとした流れが心地よく感じました。続編が読みたくなりました。
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ人気タレントの兄と顔がそっくりな郵便屋さんである平本秋宏が主人公の物語。 優しい文章で、郵便屋さんの優しさが滲み出ている。秋宏の周りの登場人物も、その優しさに感化されている。 やっぱり小野寺さんの作品は、ほっこりさせてくれる、と思わせてくれる一冊でした。
31投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログひと、まち、と読んで気になっていたみつばの郵便屋さんを手にとってみた。主人公の優しさに沁み入ります。シリーズも読んでみようと思います。
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログさわやかな1冊。この本読んでから郵便屋さんを見ちゃうようになった!笑 あんまり考えたことなかったけど、郵便屋さんって老若男女問わずいろんな出会いあるんだろうな〜
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ小野寺史宜さんらしい、ほんわか、でもちょっとしょっぱい部分もあるストーリー。 秋宏と春行の兄弟関係の描き方が素敵。
0投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログミステリーを立て続けに読んでいたので こころが安らぎました 郵便屋さんへの見る目が少しだけ変わりました 効率的な配達、雪の中の配達 小説の中には誤送への対応の仕方も書いてあったりして。 感心しながら読みました
0投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログ以前単行本を読みました。やっぱりほっこりするから好きです。郵便屋さんの日常の苦労などが知れて楽しいです。
4投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ主人公の穏やかな性格や、ものの捉え方が素敵でした。どの登場人物も派手ではないのにキャラが立っていて、少しずつ変化していく関係性を楽しく追うことができました。面白かったです!
0投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ久しぶりに小野寺さんらしい心温まる内容の本だった。 兄が有名タレントで年子の主人公は25歳の郵便配達員。非常に真面目で、交通事故を起こさないよう慎重なバイクの運転で配達する毎日。双子と思われるほど兄に似ているが、職場では内緒にしているものの配達先で指摘されることも度々。 配達区域の事は何でも知っていて家族構成などもしっかり覚えている。食事の提供やお菓子の差し入れも良くあるが、個人情報保護の観点から不安になるほど配達先とは親密。 兄が有名女優と交際していて、二人が良く泊まって行く。女優単独でも泊まって行く。呆れるほど真面目な弟。 各配達先との交流が話しの中心だが、主人公と同様に悪人が登場せず安心して読める。シリーズとして現在8冊目まで続いているようなので、しばらく読み続けて行きたい。
56投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログほっこりしたいときは 小野寺さんですね~ お兄さんのお仕事 受けなくてほっとしました。 だって郵便屋さんでいてほしいと思ってしまったからです
2投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ小野寺さんの作品は、本当に何を読んでもホッとする。 本作に登場する片岡泉ちゃんは、他作品「みつばの泉ちゃん 」を先に読んでいたので会えたのも嬉しいし、同じシーンを別視点から読めたのも面白かった。 人気タレントの兄がいる郵便配達員の秋宏。 兄とは違って目立たない地味な郵便局員としての日常が描かれているんですが、配達先での小さな出会いや変化、密かに楽しんでいるジンクスなどに和みました。 町の住人とののんびりした交流がとてもいい。 個人的に共感ポイントが沢山でした。 ゆる~い気持ち、肩の力を抜いて読めて、リラックス出来るシリーズ。 そして何気ない日常が味わい深いものになる。 主人公・秋宏の朴訥とした人柄にも癒されました。 ちょっお疲れ気味のときに読みたくなる感じ。 小野寺さんの小説はリラックス効果あるなぁ。 『町は広いようで狭い。その狭いなかに人が集まっているのだから、よく見ればいろいろなことが起きている。(中略)町はぼくを飽きさせない。』
15投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログ悪い人がいなく、ほっこりとしていて読みやすかった。 けど、あまりにもたいした出来事が起きず、日常を綴っただけで、1ヶ月もしたらこの本の内容を忘れているような気がする。
10投稿日: 2024.03.26
powered by ブクログ小野寺さんのシリーズもの、やっと読み始めることができた。 秋宏の真面目な性格とみつばの町の空気感が相まって、穏やかで優しい物語。 若いイケメンの郵便屋さん、実際にいたらもっと人気が出そうだなぁ。
34投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ題名や表紙が可愛くて惹かれたのですが、内容もとても好みでシリーズもののようなのでこれからも読み続けて行きたいと思いました。何と言っても主人公の性格やら行動が真面目で純粋でとても魅力的でした。
5投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログ小野寺史宜『みつばの郵便屋さん』 2014年 ポプラ文庫 シリーズ第1作目。 著者の『ひと』を読んで一気に大ファンになった小野寺史宜さん。一気に10冊以上購入してしまいました。笑 架空の街、密葉市のみつばと四葉地区の郵便配達員、平本秋宏が主人公のお話です。 25歳の彼が配達担当エリアのみつばと四葉で出会う人々と心通わす人情物語。 彼もまた本当に〝いい奴〟なんですよね。真面目一辺倒ということではなく、若さや柔軟性も持ちながら、心根の優しい真面目。そして人から愛されるタイプ。 でもそれを自分で理解し利用することもないので、悪い方を考えて自分を追い詰めてしまったり。そんな真面目さもまた彼の魅力でした。 日常の様々な事件や出来事をユーモラスに、そして親近感を持って紡がれているので、最後まで温かい気持ちで読み進められました。 シリーズ全8冊なので、これからの展開も楽しみです。 #小野寺史宜 #みつばの郵便屋さん #ポプラ文庫 #読了
1投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログ◇◆━━━━━━━━━━━━ 1.感想 ━━━━━━━━━━━━◆ 小野寺さんのファンなんですが、みつばの郵便屋さんシリーズが高評価なので手にしました。 淡々と描かれる日常は、小野寺さんらしい作風に感じました。 とてもあたたかみのあるお話で、ちょっと息抜きにという気持ちで手にしたこの本は正解でした(^-^) 全8話の連作短編集の形で、その中には重たい話もあって、なかなかによかったです。 登場人物たちは各々で道を切り開いていこうと進んでいて、カッコいい登場人物が多かったです。 主人公のセリフ 「世の中に、ぼくのかなわない人は多い。」 ほんと、私も常に感じてます。 せっかくの人生、そんなところに向かって歩んでいきたい。 ◇◆━━━━━━━━━━━━ 2.あらすじ ━━━━━━━━━━━━◆ 蜜葉市が舞台のストーリー。 2月下旬から始まり、12月までゆっくりと物語が展開していきます。 蜜葉市には2本の鉄道路線がほぼ並列して走っている。 みつばには、みつば駅があり、よつばには、四葉駅がある。そんな地域に密着して、主人公秋宏は、今日もバイクを走らせていきます。 ◇◆━━━━━━━━━━━━ 3.主な登場人物 ━━━━━━━━━━━━◆ 平本秋宏 25歳、あきひろ、高卒、郵便局員 平本春行 26歳、はるゆき、秋宏兄、タレント 百波 23歳、もなみ、人気タレント、春行彼女、本名林福江 小松課長 木下 秋宏2歳年上の先輩 セトッチ 秋宏友達 出口愛加 秋宏初恋の子 井上聖奈 秋宏元彼女 園田くん アルバイト、28歳、ミュージシャン 今井博利 66歳、カーサみつばのオーナー [1区みつば]区画整理されている ■カーサみつば 三好たまき 20代女性、縁無しメガネ、201号室 岩崎幸司 202号室、たまき彼氏 ■メゾンしおさい 片岡泉 103号室 [3区よつば]雑木林や空き地がいたるところに残されている ■ソーアン バー 吉野草安 マスター、50代 吉野叙安 草安娘
74投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログ読了。郵便屋さんと郵便物を通して人との繋がっていくお話。日常の何気ない出来事が、ハラハラしたり、ドキドキしたりする展開はないけど、ほんわかと染み込んできて良かったです。
2投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログみつば地区を回る郵便配達員平本秋宏 日々丁寧に実直に仕事を全うしている その中で起こったささいなトラブル 例えば誤配、見つけてしまった落とし物、脅迫状など それらに真摯に向き合う正直さと優しさにホッとする ちなみに秋宏には顔がそっくりで人気タレントである年子の兄がいる 芸能人の弟だというのに性格はとっても地味で実直な秋宏 そんなところも好感度が高い シリーズ化しているようなので次も読んでみようと思う
0投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログ郵便配達員を小野寺史宜が書くとこんな感じなんだなぁ。まじめ&誠実。欲はなくはないけどかなり低く、平凡な日々を愛す主人公。 そんななか、主人公の兄が売れっ子イケメン芸能人でその顔そっくり設定だったり、ちょこっとだけ現実離れした設定あったけど、華やかさには頼らない主人公でした。 落ち着いてほんわかと読める本です。でも、若干男女のアレコレが匂うようなこともあるので、中学からかな。
2投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログ設定や展開に驚きがあるわけではないが、空気感を感じられるような丁寧な描写など物語に厚みがあってよかった。
1投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログほのぼのした日常に安心して読めました。 三好たまきさんを飲みに誘うシーンは奇跡と呼べるかはわかりませんが良かったなと思いました
0投稿日: 2023.06.14
powered by ブクログ季節を駆け抜ける郵便屋さんが運ぶ小さな奇蹟の物語、第1巻。 主人公である郵便配達員の秋宏の人柄や春一番の悪戯・誤配・郵便物などで関わりを持ち縁で繋がっていく人たちとの交流の温かさにとてもほっこりとさせられ、癒しのひと時となりました。 それだけでなく、しんみりとさせられるエピソードが盛り込まれる構成も心を掴んで離さず、郵便屋さんを巡る平和的な日常、ふとした出会いが自分にとっての変化の兆しとなったり新たな恋の芽生えとなったり、メールよりも手書きの手紙への特別感などたまらない気持ちになりました。
0投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログ郵便屋さんの大変さ、そんな中での人との繋がりが、主人公の性格のおかげでホッコリと読み進めることが出来ました。ワクワク感はなかったけど、続編も読みたいな~と思う作品でした。(˶ᐢᗜᐢ˶)
0投稿日: 2023.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまで、郵便屋さんの存在を強く意識したことが無かったけど、当たり前のように郵便物が届くのは、やはり郵便屋さんが頑張ってくれているからなのだと思いました。 登場人物みんな良い人で、私もみつばに住みたいと思いました。 スキあらばキスもみてみたいです笑
1投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ連作短編8編 郵便配達って大変なお仕事だと思える本.配達するだけで関わってくるちょっとした謎?困り事を親切丁寧に解決する,ハートフルストーリー.
1投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログ人の嫌なところばかり考えてしまう今日この頃、本を読むことで、温かい素敵な世界もあるのかも!って思えることにつながる系の本。 小路幸也さんの雰囲気をすこーーし感じたかなぁ。 って感想を書くときにわざわざ他のものを持ってくる必要はないのよね。 唯一無二なんだから。 生活は相変わらずしんどいけど、あたたかいものや、好きなものに囲まれて素直な日々を送って、しんどい中でも楽しい日々にしたいなぁと思うのでした。 ただ淡々と。
2投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログ面白かったです。やっぱり、小野寺史宜さんの作品が好きです。大きな事件が起こったり、山場という山場がわかりやすくある物語ではないんですけど、日常の何気ない出来事が描かれていて、引き込まれます。ちょっとハラハラ、ちょっとドキドキ、がちょうどいい。このあと、郵便屋さんがどうなっていくのかも楽しみなので、続きも読みます。
5投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログとても読みやすくてあっという間に読み終えた。 郵便配達員さんの仕事の中で起きる奇蹟が面白くて見ていてサクサク読めた。 本当にありそうな日常が描かれていて面白い。続きも読みます。
1投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文句なしに面白かった。 小野寺史宜先生は平凡な日常を舞台にして、読者をぐいぐい引き込む力が抜群です。
1投稿日: 2022.09.22
powered by ブクログおなじみであるみつば市の郵便配達員のほのぼのストーリー しかもイケメン。顔がそっくりな弟は人気俳優になっちゃうくらいのイケメン。 園田くんやバーソーアンといった知ってるメンバーが登場するだけに続編は誰がでてくるのか楽しみ。
0投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ郵便配達員の平本秋宏が主人公の、優しいお話。 郵便屋さんって、こんな風に郵便物を届けてくれているんだなと、お仕事小説のように楽しみました。 この郵便屋さんは、真面目で責任感が強くて、でもちょっと淡白な感じ。 そのおかげなのか、それぞれのお話はハッピーな出来事が少ないのに、何となく穏やかに安心して読めるのが面白いと思う。
7投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ郵便屋さんの秋宏くん。タレントのお兄さん、春行に似ていることをときどき突っ込まれる。郵便屋さんとして真面目に働く秋宏くんの姿が表れていて、読んでて清々しかった。 たまきさんとデートできてよかったね。
6投稿日: 2022.07.28
powered by ブクログシリーズ物と知らずに最新刊を読んでしまった… まずはこの作品を読まねば笑 なんて良い人!うちにも配達して欲しい(°▽°) なんだか気づかないうちに「ポプラ文庫」が本棚に増えたような… 「ポプラ文庫」とは 20代から30代の知的好奇心が旺盛な女性を購読ターゲットにしている[1]。偶数月刊行。キャッチフレーズは「きっとみつかる。」 えっ?50代ですけど?なんだか恥ずかしい(〃ω〃)
10投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログ郵便配達員さんが主人公のお話を初めて読んだので、新鮮でしたし、大変なことも沢山あるんだなと改めて思いました。 物語は主人公の平本秋宏の目線で語られます。 お仕事上知り合った方達のエピソードや、タレントのお兄さん、彼女、お父さんとのやり取り。 誰にでもありそうな日常を書いた物語なので、秋宏の一年間の日記を読んでいる気分にもなりました。 それでも彼の優しく誠実な人柄によって、ひとつひとつの出来事が大事な愛しい思い出に思えてしまいます。 第2弾、楽しみです。
1投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ郵便屋さんのほのぼのとした癒しの人情物語… と思いきや、意外にも癒される展開はなく、どちらかといえばお仕事小説よりでした。 主人公の性格がかなり淡白なのもありますが、良くも悪くも淡々と進んでいきます。 盛り上がりはないけれど、それでも途中で飽きることもなくすらすらと読めました。 身内が宅配業者なので、いつも来る郵便屋さんとは顔見知りなのですが、特に冬には、暖かい缶コーヒーを差し上げたいと思いました…。笑
6投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログ郵便配達人の秋宏の日々を描いた作品。 みつば町を担当していて、知らなかった配達業務や配達する家の人たちとの触れ合いが描かれていて、郵便配達って色々あるんだなぁと感じた。 秋宏は真面目だし、仕事にも責任もって取り組んでいて好感持てる。作中でも言われてるけど、郵便屋さんってもう町の風景みたいに馴染んでいて取り立てて意識したことなかったけど、人がしてる仕事なんだなと改めて見直した。 続編も楽しみ。
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログとあるまちの、郵便屋さんのお話。 とっても真面目で誠実な郵便屋さん。 小野寺さん、完全に推し作家の仲間入り。 なんだろうなあ、このほんわか感。 もちろん嫌なこともあるし、 嫌な奴もいるんだけど、 それでも、人間っていいでしょ?と思える読後感。
3投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログ軽ーく読めるほんわか物語。 ものすごい意外性や面白さはないけど、何か読んじゃう。そんな感じ。ほっこり温かい気持ちになりたい人、疲れている人におすすめ。読みやすくて、2日で読了。 続きが楽しみ。
0投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログ「(良い意味で)何も起こらない」系小説の良作。 お仕事小説としても素晴らしい。 小野寺センセの作品は、舞台や登場人物が本を超えて共通しているところがあり、読んでいて楽しいな。 ここのところ電子書籍ばっかりだったが、久々に紙の本で読みたくなった。やっぱ紙の本はいいなー。 (老眼キツイが)
0投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログ小野寺史宣さんの「みつばの郵便屋さん」読了。郵便配達員の地味な平本が郵便物と人々の交流を描くほのぼの物語。郵便屋さんの仕事内容、天候に左右される配達の大変さが描かれ、配達員もアルバイトからベテランまで個性があって面白い。また平本の兄が、人気タレントということも変わっていて新鮮。みつば地区の人々の他、いろんな人との交流が新しい物語を作り出す。全体的に優しい話が多く、ストレス無く読めます。ちょっとした恋愛話しもあり女性でも楽しめるかと。シリーズものみたいなので、今後も読み進めたい。
0投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ郵便やさん、真面目で丁寧だけど、勇気ある!読み始めた時はまさかそういう展開になるとは思いませんでした。 それにしても、郵便やさんってこんなに町の人たちと仲良しなものなんでしょうか?
1投稿日: 2020.12.19
powered by ブクログ一通の郵便から始まる人と人との繋がり、別れを描くシリーズ第1作。本書は連作小説と言う形で8編収録されている。 普段はあまりに普通すぎて全く意識していないが、私たちは郵便というものに全幅と言ってもいい信頼を寄せていることが伺える。それが手紙1通、はがき1枚だとしても疎かにすることなく、必ず相手のもとへ届ける。しかも100円にも満たない安価な値段で。考えてみると、これはすごいシステムに感じる。しかもその使命感たるや、半端なものではない。一つ間違えると信用失墜につながりかねない。 本書を読むと、人間模様もさることながら、そうしたシステムについても改めて考えさせられる気がする。
1投稿日: 2020.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常系で、安心して読めます。 人と人とが少しずつ繋がっていく、でも感動的には描かれず、淡々と生活を送る中での変化として描かれています。そこがいい。やや人物の描写があっさりしすぎているかなぁ?とも思いますが、今後の展開の中で掘り下げられていくのかも。 春行のつかみどころのなさ、気づいたら夢中になっている感じ、好きです。
1投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子供向けの本だったのかな。 なんか・・・内容が薄すぎる感じが。 止めるほどつまらなくもないけど、面白くもない。 続編は読まなくていいかな。 そのうち気が向いたら読もう。
2投稿日: 2019.12.01
powered by ブクログ蜜葉市で郵便配達員をしている平本秋宏の目から見る、様々な人々や事件。 久しぶりの再読。最近になって続編が出ていることを知って改めて読んでみた。 主人公の秋宏は25歳という年齢には思えないほど落ち着きがあり、慎重さと勤勉さが印象的。 例えば配達中、女性物の下着がアパートのベランダから風に飛ばされて目の前に落ちてきた。知らぬふりで通り過ぎる人がほとんどだとは思うが、彼はそうしない。かと言って女性物の下着に手を触れるわけにはいかない。ではどうするか。 秋宏のやり方が正解かどうかは分からない。だが一般人ではない、郵便配達員という立場であること、また秋宏ならではの慎重さだなと感じた。 その後も相手の勘違いで誤配と決めつけられて怒鳴られたり、イタズラなのか脅迫なのか分からない謎の手紙を配達することになったり、様々な家庭やカップル事情を知ることになったりと、郵便配達員の日々にも色々ある。それを秋宏は時に迷いながら相談しながらも一つ一つ着実に受け止め前へ進んでいく。 その度に自分ならどうするだろう、などと考えた。そのくらい微妙な問題もある。 そんな彼には人気タレントの兄がいて、兄にそっくりな秋宏も時折『誰かに似てない?』と聞かれるくらい格好いい。 一見軽そうな兄も先の分からない芸能界で色々思うところがありそうだし、似て無いようで似ている兄弟だ。 秋宏も愚直ということではなく、柔軟なところもある。 奥手なようで気になる女性に声をかけるくらいの勇気はある。 大都会というほどではないが、住宅地もオフィス街もライブハウスもあるくらいの中規模な都市の蜜葉。 これからもどんなことが起こるのか、しばらく読んでいこうと思う。
13投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019/9/26 秋宏がケンケンしてなくていい。 兄をひがむこともなく理不尽な上司や客にも怒らずしょうがないなーぐらいでやり過ごす。 平和だ。 ほのぼのした。
1投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログ「自分がいないところで地球がまわってても意味はない。そう思ってれば、いいんじゃないですかね」 「おれもさ、自分の畑に戻ることにするわ。バイトとはいえ、こっちの畑では無能だってこともわかったし。やっぱさ、人は、やれることをやるべきなんだよな」
0投稿日: 2019.07.27
powered by ブクログみつば地区を担当する郵便屋さんの話。 まだ、人と人の交流が残っている地区のなんとはない日常が描かれています。 日常のよくある話なのですが、みんな良い話になっています。読み終わるとなんか心も温かくなります。 この本のように人と人が交流できる環境がだんだんなくなってきているのかなと少し寂しくなりますが、もしかしたら自分だけに見えていないのかも。 ちょっと疲れたと思っている人にはお勧めできます。
1投稿日: 2019.03.14
powered by ブクログ最近気になっている作家さんです。ヤングアダルト御用達なのかなと思いましたが、「ひと」「それは甘くないかなあ森くん」と2冊読んで大仰さの無い文章や展開が気に入っていました。地味なのですが滋味深い部分が有って、それほどこなれていないけれど、恐らくこの人のお人柄が出ているのかなと感じています。 で、この本は連作で緩やかに各々の話が関与しているので、郵便屋さんの視点で街を俯瞰で見ている感覚で読む本です。大した事件は起きないし大した落ちも無いです。麦チョコとかバタークッキーみたいに地味なんだけど意外と食べちゃうみたいな感覚で読みました。
1投稿日: 2018.10.25
powered by ブクログ作中の季節は次々移り変わるけれど、ずっとどこか初夏みたいに爽やかだった。終盤で秋宏に起きた恋愛模様が意外だった。
1投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ淡々と物語が進む。 が、最後の最後で主人公は未成年?と思うような校正不足の違和感で後味が微妙になってしまった。
1投稿日: 2018.07.25
powered by ブクログミステリーかと思って読んだら、青春小説だった。 読みやすいし、読後感がいい優しいお話でした。 地味だけど、真面目で真摯な主人公の今後の幸せを願ってしまうわ。 配達物を通して、郵便の配達員である主人公の周りに起こる小さな奇跡にほっこりします。
1投稿日: 2018.07.14
powered by ブクログ図書館で。何故かみつばちの郵便屋さんと読んでいた…何故だ。 こういう言い方は失礼かもしれないけれども可もなく不可もない、といった感じの可愛いお話。個人的には配達員が外でそんなに休憩するかな?とは思った。郵便屋さんと町の人のふれあいがメインテーマだろうからそれはそれで良いんだろうけど、それだけに芸能人の兄と恋人が浮いてる感じがある。昔郵便局でバイトしていた時に局である程度配達区域まで分けてたからまるっきり住所の違う誤配は局側のミスじゃないかなぁなんて思ったりもしました。
2投稿日: 2018.04.27
powered by ブクログ小野寺史宜(ふみのり)さん、初読み作家さんです。「みつばの郵便屋さん」、2014.8発行です。蜜葉市みつばの郵便屋さんをしている平本秋宏25歳の物語。真面目で爽やかな青年が配達先の住人や地域の人たちとふれあっていくところがメインでしょうか・・・。気持ちの良い読後感です。連作短編8話、続編に続きます!
1投稿日: 2017.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 一通の手紙がもたらす小さな奇蹟。あの郵便屋さん、いったい何者? 郵便配達員・平本秋宏には年子の兄弟がいて、今やちょっとした人気タレント。一方、秋宏は顔は兄とそっくりだが、性格はいたって地味、なるべく目立たないようにしているのだが…。「あれ、誰かに似ていない?」季節を駆けぬける郵便屋さんがはこぶ、小さな奇蹟の物語。 【感想】
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログライトノベルのような、ちょっとミステリーのような…ジャンルがよくわからない本とも言えますが。深くはないのですが、するする読めます。続きが出たらまた読んでみたいかなという本。あ、もう出てるのかな?
1投稿日: 2017.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うちのちかくの郵便屋さんにいいイメージが無い私。 暴走郵便配達と呼んでいる。 だって急に細道から凄い勢いで飛び出してくるし、 自転車感覚で一時停止しないで配達している。 うちの庭にも、バイクでもドリフトって言う? そんな感じでザザザ~と砂を引きずりながら方向転換・・・ びっくりってグチになってももうた~ だけどね、ほんわかほのぼの~って感じの内容でした。 うちの近所の配達員さんもこんな感じの人だったら いいのにとつい思ってしまう、慎重、丁寧そしてイケメンという笑 初読みの作家さんだったけど読みやすくて結構好きでした
1投稿日: 2017.01.06
powered by ブクログ仕事に実直な郵便やさん。運転と誤配に注意を払いつつ、公園でお昼ご飯を食べる男女の距離が縮まるのが気になったりしてる。読後感のよいお話だった。
1投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログ慎重な運転を心がける郵便屋さんの秋宏。ちょっとのんびりしていて、おだやかで、どこか気弱なところもある彼の印象がそのまま物語の印象になっている。 転校してきて、もといた学校の女の子からの手紙を待ちわびる海斗くんとのお話が良かった。手紙をちょうだいと言ったわけでもなく、自分から出したわけでもなく、そしてとても仲が良かったわけでもないのに、手紙が来るような気がして待っている・・・ うぅぅぅぅぅぅん。なんか、分かる!その気持ち!
1投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログDiary Letterをやりとりしている友達から薦められた “みつばの郵便屋さん” 友達はこれを読んで 暑い中届けてくれた配達員さんに 買い置きのコーヒーを “ご苦労様、どうぞ”と渡したら 受け取ってくれたそうです~^^ 普段はわからない配達の仕事の裏側も 主人公秋宏を通して垣間見られます~ イケメンタレントの兄にそっくりな秋宏 三代目JSBのがんちゃんの爽やか笑顔を 思い浮かべて読むとより楽しいかも~
1投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログ主人公が人畜無害・ものわかりがよ過ぎて、主役というより単なる語り部。 とはいえ、実際にいたらかなり好感度の高い青年だろうけど。
1投稿日: 2015.07.28
powered by ブクログ郵便配達員・平本秋宏には年子の兄弟がいて、今やちょっとした人気タレント。一方、秋宏は顔は兄とそっくりだが、性格はいたって地味、なるべく目立たないようにしているのだが…。「あれ、誰かに似ていない?」季節を駆けぬける郵便屋さんがはこぶ、小さな奇蹟の物語。
1投稿日: 2015.06.12
powered by ブクログ内容は、とても温かくてよかったのだけど、 ちょっと簡単すぎたかな。 小学生の読書感想文とかど使えそうな雰囲気。 でも、私はこの真面目で素直な主人公の郵便屋さん めっちゃタイプだ。笑
1投稿日: 2014.11.11
powered by ブクログ誰かに手紙を書きたくなる本。一緒になって、みつばの郵便屋さんと町の人を眺めていたようなほっこりした気分。 作中に「メールだと気持ちが抜けていくようで、手紙だと送った人の元まで旅する過程も含まれてる」みたいな表記があったけど、なんかわかる!アナログならではの暖かみがある気がする。旅先から葉書とかもらうと嬉しいもんな~
1投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ明日から郵便屋さんを見る目が変わる気がする。こんな郵便屋さんがいる町に住んでいたら、郵便が来るのが待ち遠しくてたまらないだろうな。
1投稿日: 2014.08.10
