あたたかいということは奇跡だ 一年間のお休み中　 わたしはお茶を あたたかいうちに飲む （本文より） 再読。学生時代に読んだときよりも遥かに感情移入して読めている自分がいて驚いた。働くからこそ分かることが沢山ある。

人生の「一回休み」。何しよう?仕事が大好きな遠藤さん。が、気がついたら病院で、おなかには縫った痕。働きすぎだった遠藤さんは1年間仕事を休むことに。「働かない」毎日でちゃんと考える自分の人生。基本みんな好きなように生きればいいけど、体を壊すまで、自分を見失うまで追い込んだらダメなんだと思う。人生立ち止まって考えることって必要だ。止まらないと見えないものがある。

病気療養中に自分と向き合う話でした。 勝手に想像してたものとは違ったけれど、がむしゃらしてたなら一旦立ち止まってみる時間は必要なのかも、と思えた良い本でした。 生活の保障はあるのでこの方法を100％取り入れるのは難しいけれど、淹れたお茶を温かいうちに飲む、というのはこんなに忙しくなくてもやってないな…と思ったので意識してみます。 独身なので会社の女の子たちのモヤモヤもわからなくはない。それを言っちゃあ終いだ…持ちつ持たれつでやってこう、となります。お互い様だ。 わたしは今日マチ子さんの絵はカラーで見たいんだなぁと思いました。自分にびっくりです。

言葉数少ないのに分かりみが深い　休んでる間の人の気持ち、性別差の差別や感じ方を感覚的に理解するのにうってつけの漫画。セリフ少なめなのにものすごーく伝わってくるものがある。あと、早め早めの諦め判断が成功だったケース。

激務の結果、体を壊し、1年間の自宅療養を余儀なくされた遠藤ミドリ。 働いているときは温かいお茶を温かいうちに飲むのは難しかったから、休んでいる間は温かいお茶を飲もう。 自分のやりたいことをやって、自分を取り戻す1年間。