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ぼくの、ミギ
ぼくの、ミギ
戸森しるこ、アンマサコ/講談社
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総合評価

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    児童書コーナーにて、やわらかな絵に惹かれて。 ──ふたりでいっそく。 赤い毛糸の靴下のヒダリが、いつの間にかはぐれてしまったミギを探しに冒険にでる物語。 動いているところを人間に見られてはいけないという掟は、あの『トイ・ストーリー』を彷彿とさせる。 ミギが消えた理由...ミギとヒダリの互いへの想いに心温まる。 子どもの成長とともに、着られなくなった衣類、遊ばなくなったオモチャ、ずっと使わないまましまい込まれたモノたち。 あぁ、家の押し入れにしまい込んだままのモノたちを思い、胸がチクッとする。 ものを大切にしよう、と思った。 子どもが履いていた二足の靴下と、クリスマスに大活躍するサンタさんがプレゼント入れる大きな一足の靴下。役割は違うけど、子どもたちの必要とされているのは同じ。 大切にするというのは、しまい込むことではなくて、それぞれに何らかの役割を与えることと言えるかもしれない。 使い終わったあとも、誰かに譲ったり、違う役割を与えたりしなくちゃ。役割を与えられると生き生きと輝くのは、人間と同じかもしれないね。

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    投稿日: 2025.04.02
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    くつ下が語るお話。 けなげな気持ちが伝わってきてキュンとなります。 子どもよりも大人向けのような気もします。 これからはくつ下をちゃんとペアにしておくようにしよう、と思いました(笑)

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    投稿日: 2022.02.11
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    パートナーを探す旅に出ることを決めた赤い毛糸のミギ。苦難の末にパートナーに巡り合えたミギは、パートナーとの新しい「あり方」を見つけます。多様性しかり、戸森センセイの作品から学ぶことは多い!

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    投稿日: 2021.06.14