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甘やかな崇拝

高坂結城, 椎名ミドリ

甘やかな崇拝
高坂結城、椎名ミドリ/オークラ出版
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    社会人×社会人。クールビューティー攻めのワンコ受け。作中予想していたこととはいえ、今までにないパターンで軽く衝撃を受ける。一途に思い続ける受けがかわいいし、どこか冷めた攻めも魅力的なキャラ、だが、ガタイのいい受け、華奢で美しい攻め、と、通常のテンプレ的な関係が逆転している。何のためらいもなく受け攻め設定が決められている不思議なハッピーエンド。エロは少なく極薄め。意外性があってこれはこれで面白い。

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    投稿日: 2013.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ……逆……逆だった……逆だった……。  最後の逆だったことの衝撃に何もかもが吹っ飛んでしまいました。  えーっと、本の内容紹介のところに書いてる内容だからいいますが。  主人公の克哉は、スポーツをやっていたせいもあって、身長もそれなり、筋肉もきれいについてる。  そんな克哉が、憧れて、状況までしてしまった相手でもある史緒は、身長は克哉よりもやや低いくらい、ほっそり美人。  こ、これで、どうして克哉が受けになるのか!!(びっくり)  いやまぁ、確かに、途中から史緒が克哉に口づけるシーンが出てくるんですが。  史緒がリードとってて、あれ? おかしいなー……って、思ってたんですが。  世の中には、「誘い受け」的な物があるので、てっきりそれなんだと思ってたんですが、残念ながら違いました。  それでいて、下剋上的要素がある訳でもなく。  ひたすらに克哉は史緒に素直に、素直に、素直に、懐いている……。  ちょっといろんな意味で、カルチャーショックでした。  割と王道パターンだと、どう考えても「克哉×史緒」ですよね……。  び、びっくりした。  なんていうか、がたいのいい方が攻めがいい! などなど、こだわりのある人は注意してもらった方がいいと思います。  話の内容は、突然の同居にも関わらず、まっすぐに、素直に向かってくる、克哉に史緒が段々ほだされていい関係を築き始めるが、そこに新たな人物が現れるが……  というような話でした。

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    投稿日: 2011.10.15