
水曜日のシネマ(5)
野原多央/講談社
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総合評価
(3件)4.7
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最終巻。映画を観たときのドキドキ、ワクワク、感動。またどこで観るか、誰と観るか。映画が与えてくれる楽しみを主人公の恋を交えて描かれた良い作品でした。
0投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログ完結。表紙のふたり、特に奈緒の表情がすごくステキ。 もう大筋は固まってるんだけれど、「ゴール」へと たどり着くためのもう一歩…という印象の巻でした。 「店」も「奈緒」も、自分の生活にとって大きな存在。 そしてそれは、ずっとあるものとは限らない。 その現実を突きつけられた店長の、作品中最大の迷いに 年齢的に近いこともあり、大きく心揺らされました。 ドラマも大詰めとなってきたこのタイミングで ピンク映画のエピソードを挟んでくるあたりに、 店長の、奈緒に対する意識の変化が潜んでいるようで 面白かったです。滝くんに訪れた結末も…(笑)。
1投稿日: 2019.09.20
powered by ブクログこのジャンルでは避けてもアリな問題を、ちゃんと逃げずにやり切ってくれてありがとうございました! 身近なレンタルショップを去年閉店してしまって、この「唐突な終わり」がいつ来るのか、それを構えてはいましたが、やっぱり来ちゃうんですよね。題材とともに、表現での最大の抵抗と存在価値の再提示、しっかり届きました。時代は変わってしまうし、受け入れるしかないことも増えていくけれど、その感覚を忘れないためにも、この作品は大切にしようと思います。
0投稿日: 2019.09.17
