
総合評価
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powered by ブクログ婚礼の席で、同じ盃を回し飲みした参列者が三人毒死した。 上苙丞の弟子・八ツ星聯と姚扶琳が遭遇したこの不可解な毒殺は、何故起きたのだろうか。シリーズ第二作。 うんうん。前作よりは健闘している。 物語の構成がかなりブラッシュアップされている印象。論客たちを一箇所に同時に集めることで、テンポの悪さがかなり改善されていた。事件を一つにばちっと纏めたことによって、読みやすさという点では前作を遥かに凌駕していた。 それでもまだ気になる所は多い。まず、今回も健在だった推理の纏め資料の存在。丁寧な議論パートの最後に全く同じ内容が再掲されるのは、読者としては冗長に感じる。資料を作成したという一文で割愛するのではいけないのか。読み飛ばして良いと注意を促すくらいなら、最初から書かなければ良いような気もする。読み進めるにあたって、リズムって大事だ。 設定をまだまだ盛りすぎに感じる。 日本の古き良き因習村的な雰囲気がとても良かったので、そこに魅力を集約しても良かったように思う。カヴァリエーレが絡むと西欧の、西王母が絡むと中国の風が如実に強まる。どうにも多国籍になりすぎて雰囲気というものが不協和音を奏でているように思う。引き算の美学も必要かもしれない。 シェン・ウェンジェンがミステリィとの相性が悪い。あまりにもバイオレンスに過ぎるので、理詰めで犯人を炙り出す議論は不要になってしまう。関係者を拉致して拷問にかけて(最悪死んでもいい)犯人に喋らせるという事を、選択肢の一つとしてテーブルに乗せてしまうと、あらゆる知的な議論は木っ端微塵に吹き飛ぶ。 前作よりキャラクターが魅力的に描けていた。 上苙丞は、ちゃんとイケメンだったし、八ツ星聯は切れ者の少年、姚扶琳はちゃんと美人だった。キャラが文章に追いついていて、漫画的な魅力がでてきた。
8投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ前作よりもかなり分かりやすい仕上がりになっていた。 しかし、それにより前作の圧倒的な知識と推測からなる説得力の強さが今作は少なかったように感じる。 でも、面白かった。
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログようやく気づきましたが、多重解決ものが好きです。 その中でも群を抜いてロジカルなのではないでしょうか。 推理の否定の材料と思われるところにマーカーを引いて読み進めてみましたが、全く想像もしていなかったところに、材料が隠れていたりしました。 こちら、なんとか続編出ませんか…?
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ前作を知らずに手に取ってしまった。 よくある犯人を暴くミステリとは異なる書き口で新鮮だったけど、登場人物たちの推理?屁理屈?がどんどん展開されるのについていけず没入しきれなかった。 わたしの処理能力の問題かも。前作も読んでみよっと。
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログ【短評】 特定の物語を「摂取」したいと渇望することがある。 文章なのか、キャラクタなのか、はたまた巧緻に富んだトリックなのか、私の脳髄を心地良く刺激するものが何かは判然としないが、井上真偽の「その可能性はすでに考えた」シリーズが、私にとって、そうした何かを有する作品であることは間違いないようだ。 浸るように、飲み干すように、貪るように一気読みである。嗚呼、大好き。 青髪の探偵・上苙丞(うえおろじょう)は、とある事情から「奇蹟」の存在を実証せんとしている。今回の事件は「飛び石殺人」。聖女伝説が残る地で行われた婚礼において、同一の盃を回し飲みした者のうち、3名(および犬1匹)が毒死した。全員が酒盃に口を付けたという状況において、標的のみを毒殺することが可能なのか。 様々な推理仮説が乱立する中で、探偵は告げる。さあ、皆様ご唱和ください。 「その可能性はすでに考えた」 前作と比較して、エンターテインメントとして一段階上にあったと思う。 特に「第一部」から「第二部」に至る鮮やかな転換がお見事。横溝正史的な日本家屋から一転する新たな「舞台」に目を見張るとともに、探偵の「奇蹟」に縋らざるを得ない状況を作り出す技巧に舌を巻いた。キャラクタの動かし方も心得たものであり、私のお気に入りであるフーリンも含め、各人に見せ場が用意されており、見応えがあった。本筋と殆ど関係ないが、リーシーの踵落としは美しかった。 前作の不満点であった「難解さ」もある程度改善しており、ある種の共通認識を前提に、如何に毒を飲ませるかに収斂することで、パズル的な面白さを出せていたと思う。 さりとて満点評価に至らなかったのは何故か。 メタ的な観点で恐縮だが、ミステリィ好きの心構えとして、本作のようなパズル的な事件について「奇蹟でした」では満足出来ないのである。超常ではなく論理による解決をはなから期待してしまっているのである。無理を承知で「奇蹟でも良いか」と思えるような雰囲気を纏った事件を期待してしまう自分がいる。それが出来れば、前人未到の名作が誕生することを予感している自分がいる。 好意と期待が綯い交ぜとなり、やや乱文となったが、愉しい読書でございました。 【気に入った点】 ●突如として呈示される意外過ぎる「犯人」。「ほぇ!?」と声が出てしまった。そこからの怒涛の展開は、冷静に考えると結構ギャグめいているのだが、探偵物の舞台は外連味が効いている程に映えるものなのだ。 ●矢っ張りフーリンが好きなのである。彼女が語り手である限りにおいて、私はこのシリーズを継続することを止めないと確信した。地の文に癖がある方が好みなのかしらと、自分を分析すること少々。 【気になった点】 ●改善されたとは言え、難解さは否めない。図解や場合分けを駆使して整理してくれるので、脱落することはなかったのだが、要所要所において頭脳をフル回転させ続けることを強いられる(そうしないと字が滑る)というのは、本シリーズの構造的弱点の一つだと思う。 「砂上楼閣もここまで林立すれば壮観だ」とは本著を評した綾辻行人の言葉。然り。 次の作品も楽しみにしている。え、刊行されていない!? そんなご無体な!!
15投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ続編もの。前作が面白かったし、今回も面白かった!探偵は中盤以降にやってくる。 同じ杯から酒を飲んだのに飛び石で死人が出た事で殺人が疑われるが、どうして?なんで?さらにどうして?と容疑者すら絞れなくなる状態で、さらに予想もしない展開が斜めから飛んでくる。 相変わらず登場人物が個性的で、さらに面白キャラも出てくるので益々掘り下げたくなってしまう。続編もう無いんですか…? 後、犬好きさんはちょっとショック受けちゃうかも…
0投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログあらゆる可能性を考え否定した先に残るものが奇跡であるという、青髪オッドアイ赤コート白手袋の探偵。というアイコン過多な主人公の二作目。一つの事件でこれならどうだの勢いで、トリックの波状攻撃と高まる緊張感の中でドキドキしながら楽しめるミステリー。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ前作「その可能性はすでに考えた」がわたしの中でもオールタイムベストに入るくらいの好きな作品だったので、気になって購読。 全てにおいて前作の方が好きではあるが、中盤から「そういう方向に舵を切るのか!!」という前作とのずらしにはしっかり驚かされたし、なによりもこのキャラクター達の続きが読みたいという気持ちにはしっかり応えてくれたので、読んでよかった作品の一つではある。ただ、このシリーズはこれ以上刊行するのが難しいだろうなとは思ってしまって悲しい。なんせ多重解決ものですもの。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ前作よりも設定が面白く面白く読めた ただ、やはり物語りに入りきれない 私には向いていない、ということなんだろうな
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ沢山の仮説の可否を証明していく様はすごいですね。ただあれだけ出来るのにYを取りこぼすか?と思ってしまう。
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログミステリーの王道といえば、事件の真相を追い求めることですが、この作品は提示された可能性を一つずつ徹底的に潰していくユニークな展開が面白いです。タイトルにもある通り、毒に関する雑学が豊富で、読み物としても楽しめます。 個性豊かなキャラクターたちは想像しやすく、物語にどんどん引き込まれるため、サクサクと読み進められます。 また作者の別作品で、美白のためにヒ素を飲むという恐ろしい風習があったことを知り、美に対する女性たちの執念にゾッとしました。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログいわゆる多重解決ものの中でもかなりアクロバティックなミステリの続編。今作ではとある田舎の聖女伝説とそれに因んだ婚姻儀礼の最中に発生した「飛び石殺人」の謎解きが主題。前作を読んだのが数年前だったけれど、前作では続々と繰り出される突拍子もないぶっ飛んだ推理(解決)に対し、探偵が「その可能性はすでに考えた」という決め台詞を放ちつつ至極丁寧に反証していくというゴリゴリのロジックがテンポ良く繰り出されるラリーが鮮烈な読書体験として印象深かったけれど、本作では第一部、第二部ともに探偵側の反証が遠慮がちで物足りなさが残り、勢いが減ずればハチャメチャなトリック、推理もその荒唐無稽さばかりがどうしても気になってしまう。
4投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全ての可能性を考えて不可能であることを証明する=奇跡を証明したい探偵の話、第二弾。 日本の村で、結婚式で盃を回し飲みした奇数番目の男プラス犬が死んだ。 いつも一緒の中国女もこっそり一枚噛んでいたが、実は彼女の計画は失敗している。真相は、花嫁の父親が入れ替わりで花嫁の毒を使って仕込んでいた。花嫁の毒を使う代わりに、上の妹の茶髪を入れたのだが、中国女の手先の家政婦が勘違いして髪を除外したのでややこしいことになった。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ今回は味方! 懐かしの元弟子に金貸しのフーリンさん、さらにはちょっと性癖が異常なリーシーまで、今回は味方?に回って推理を繰り広げるという、もうワクワクしかない展開でした。 まさかフーリンが犯行を仕掛けた犯人とは思いませんでした。それにしても、これほどのトリック、どこから湧いてくるのか。突拍子もないトリックからわりと現実的なものまで、トリックの宝庫です。 最後には探偵が登場してきっちり幕引き、かと思いきやまさかの伏兵。 奇蹟の証明がいつか叶うといいなと思わずにはいられません。続編を期待します。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ内容自体は面白いと思う。 ただ、事件を解決するまでが長い。 最初は楽しみながら読むことが出来たが、本の半分以上が考えられるトリックとその矛盾点について書かれているので、後半くらいから「もういいよ」となってしまった。 また、実際の犯行について最後の本の数ページに書かれているだけなので、その前が凄かった反動か肩透かしを食った気分だ。 もう少しページ数を短くしてテンポよく進んだ方があっていたかなぁーという感じ。内容自体が面白いだけに、もったいないなという印象が強い。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーの構造が面白いから、キャラクターが変わっても面白い。これはかなりの強みだ。 内容が複雑で難しいが、ポップなキャラクターが中和してくれて、読みにくいとまでは感じない。
0投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ前作に続き、各キャラクターがポップだけど、切れ味の良い推理をどんどん展開していきとても楽しかった。 内容が難しくて、私の頭では完全に理解できないことが残念で仕方がない。 もっと私の頭が良ければ…悔しい
1投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ合わなかったなぁ…残念。 グダグダ、くどくど、あーでもないこーでもない。 「探偵が早すぎる」でも思ったけど、奇をてらった名前、アクの強いキャラクターに必然性が感じられなくて、ノイズになってる。 事件の後に皆で言い争ってるあたりなんか、ちょっと小説が書ける中学生が書いたみたいです。登場人物がみんなうすっぺらで。 事件そのものとか、結婚式についての風習についてとか、舞台装置はとても良い。なのになんでこんなおかしな感じになるのよー。 最後が良かったという感想が多いので最後まで読みたかったけど、無理でした。探偵が登場して、イタリア人と決闘して、その可能性は考えてたあたりまでは頑張ったんだけどなぁ。 あってもなくてもいい。 あったら飲むけど全然モトが取れた気がしない。ファミレスのドリンクバーみたいな小説でした。
2投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ婚礼の儀で男性3人と犬はどのようにして毒殺されたのか。 少年探偵八ツ星くんがいいキャラ! そして後半がそうつながるのかと… 可能性を消していく推理、論理的だけど偶然とか誰かに罪を被せようとする行為が働かなかった場合は、こんなにうまくはいかなさそうだよなーと思ったり。 でも面白かった!!
3投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ前作が面白かったから、似たようなシチュエーションだったら二作目から失速とかありえそうだよなぁ。と思っていたら。 面白いー! 元弟子くんが頑張ったりするところに王道少年漫画味があったり、まさかのフーリン視点!!!フーリンタソがだいぶ丸くなったねぇ!と上苙さんもニッコリ私もニッコリな感じ、良かったです!シーリーちゃんも可愛い!!! オチ自体はまぁまぁ、そうか〜くらいの感じでしたが、キャラクターたちの違う一面が見られたところが良かった!
1投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ登場人物の殆どかキャラ立ってて読んでて飽きなかった 『恋と禁忌の述語論理』を読んでからだと、上苙の推理が如何に論理的か わかる 論理的なんだけど、そこに人間ならではの感情があるのもクる 結末は切ないけど、しっかり締めてて流石だと思った 続編出ないかな
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ読後感もよく、キャラも立ってて面白かったけど、真相を追求するのではなく推論の矛盾を証明していくというスタンスが飽きっぽい自分には合わなかった。
0投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ今回も面白かった〜。終始フーリン目線で、ウエオロの元弟子の八ツ星が奮闘するも、ピンチのところで待ちに待ったウエオロ登場。最後の最後にやっぱり驚きの真相が待っていた。フーリンも前回よりも人間らしい情のようなものが見えてよかったな。
4投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
井上真偽さんの長編ミステリ〜‼️ 前作の『その可能性はすでに考えた』の続編ということで期待度MAX。 ある田舎の名家で行われた結婚式にて、回し飲みしたはずのお酒に入っていた砒素によって、男性三人だけが死亡する。 この地で祀られる「カズミ様」の仕業なのだろうか……? 設定が抜群にそそられる。しかも、花嫁視点で事件が起きたあと、犯人はフーヤンであると。 えっどうなっちゃうの〜??と思ったら、まさかの巻き込まれで死んだ犬がフーヤンの元ボスの愛犬だったとかで、フーヤンが窮地に追い込まれる。 ちなみに今回も色々な推理案が出ては否定され……。ただ推理勝負という意味では前回の方が面白かったかなぁ。 今回は推理というよりもエンタメ感が強かったような気がする?好みの問題ではあるんだけれど、最初の衝撃踏まえて前作が凄かった。 あと、最初のダムのシーンがこのシーン必要だった?とは思ってたんだけど、(ダミー会社の社長のやらかしを唆した俵屋の始末をしたいフーヤンの動機の説明とはいえ)そこから銚子に細工をした説明にいくんだなぁと納得。 今回も随所に伏線が張られていて、最後の解説シーンで回収されていくのが良かった。 そして、やっぱり探偵とフーヤンの関係性が最高。続編も出てほしい、短編でも良いので……。
0投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ3年ぶりにこちらのシリーズ読みましたー! あーそうだそうだ、仮説の仮説を証明し合う本だった。 と、思いながら読んでましたが。 もうここまできたら、全く関係ない第三者が数週間前から屋根裏に潜り込んで潜入してた。 とかもあり得るんじゃ、、、、 入り口のカメラも傘で隠れる程度ならば、なんらかのトリックでいくらでも出入りできるんじゃ?とか。 フーリンが殺す動機があったように、小説内で判明しなかった(どうやら恨まれてばかりの被害者だったので)なんらかの恨みで登場人物以外にも殺害の動機が十分にあったように感じるが、、、、 と、なんとなく、他のミステリー作家は出てくる人だけでうまく伏線回収しながら犯人暴いたりするのに対して、こちらはどんどん広げて、あり得ない登場人物まで介入してくるから、ここまできたら通りすがりの犯行でもありうる。 って思ってしまって、どうにもわたしの中でうまく解決してくれません。 金でも解決できそうだし、やたらなんでもひらめく探偵はいるし、殺し屋もうじゃうじゃいるし、拷問なんのそのってルール内のミステリーなら、誰が犯人でもそうだよね。ってなりそうで、あんまりミステリーとしては、、、って感じです。 やっぱり本格ミステリがいいかなぁ。 あー!そこで伏線回収するのか! え!おまえが犯人だったの!? そうきたか、、、、ヒントはそこに、、、 ってのがミステリーの醍醐味だよなぁ。 と、つくづく思う一冊でした。 #人気はあるようです #好きな人は好きなんだろうなぁ #なぜかフーリンのゴメスがダブル #ゴメスは美人じゃないはず #フーリンの雰囲気がゴメス #こんな話し方の中国人いないアルよ #そんな話も最近してた #餃子がうまい #片目が違う #他にも探偵いたような? #なんか学生の探偵 #いや、学生が探偵手伝うやつ #小野不由美さんだ! #幽霊退治のやつか! #ゴーストハンター #だったかなぁ
0投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ稠密な証明構文を、舐めるように読むほど暇ではないので、スピード重視の読書。それでも楽しいという特殊な色彩のミステリーだ。
6投稿日: 2024.06.02
powered by ブクログ個人的にはこれの1つ前の作品「その可能性はすでに考えた」よりも断然好きな作品だった 途中少し面白い展開やイラッとする場面があり抑揚がある所が特に自分に刺さった 私情ではあるが風邪の時スマホを見ないようにと思って買ってあったこの本を読ませて頂いたがその日は気づけば読む手が止まらず有言実行できてしまった 話は難解な部分もあるけれど、予想しえない様なミステリー小説が読みたい!という人には強くおすすめ致します!
6投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ「その可能性はすでに考えた」の2作品目。 盃を飲んだ人がなぜか飛び飛びで死んでしまう。。1作目同様、あらゆる可能性を考え、反証していく流れはとてもおもしろい。 ただ個人的には1作目よりも難しいと感じた。
1投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ「その可能性はすでに考えた」の続編に当たる作品。 相変わらずマンガチックな推理合戦のお話であるが、今回は物語の展開が見事。 前作は登場人物の自己紹介的な意味合いがあったのもあり、キャラクターの個性を活かしきれてなかった感じがあるが、今作は見事に活かしている。それぞれの役割、行動が違和感なく、読んでいて楽しい。 物語は大きく前半部分と、後半部分に分かれている。 前半部分は、田舎で行われた結婚式の風習で、大杯に注がれた酒を親族でまわし呑む行事の最中に、なぜか男性陣だけが死んでしまうという事件が発生する。花嫁をはじめ、親族の女性たちも大杯の酒を飲んでいるのに、死んだのは男性だけという不思議。一体犯人はどんなトリックを使ったのか、犯人誰なのか。 前半部分のラストで犯人は明らかになる。 ええ?!そうだったの! と驚いた瞬間に前半終了。 後半部分は舞台が変わり、中国黒社会のボスの所有する洋上の船の上。そこで、前半部分の事件が意外の展開を見せる。一気にピンチに陥る主人公。絶体絶命、脱出不能な状況でどのように事態を打開するのか。ここでも繰り広げられる推理合戦。果たしてどのように収まりをつけるのか。 この段階まで主役である探偵ウエオロジョウは登場しない。ああ、今回は探偵は登場しないのかな、と思っていたら、ラスト付近でカッコよく登場。いやはや、今回はとてもカッコ良いよ。 ここで言ってほしい時に出てくるこのセリフ 「その可能性はすでに考えた」 これがバッチリはまっている。良い。 前回みたいに軽々しく使っていないところがいい。最後のクライマックスへむかう流れが、気持ちよくて、納得の出来だった。 まあ、推理トリックについてはそれなりな感じだけどね。ストーリーの流れがいいよ。 とても面白い展開で、とてもよかった。良書。
2投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ前作『その可能性はすでに考えた』での究極とも言える未曾有の推理思考劇にどっぷりしっかりがっつりハマり、続編『聖女の毒杯』を満を持して手に取りました。 読み終えての率直な感想としては「それでも私は、もっとウエオロ(本作の主人公)の活躍を読みたかったんじゃー!」というわがまま。 本作は三部構成の物語であるが、全体のおよそ4割を占める第一部のメインを張るのはウエオロの弟子にして小学生探偵の〈八ツ星聯(やつほし・れん)〉である。 小学生探偵というキャラ特性を存分に活かしたイジりやちょっと歳上の美少女中学生〈山崎双葉〉との間に流れる甘酸っぱい恋の気配など、殺伐としたストーリーに一服の安らぎを添えてくれる。 だが一方で、その抜け感が本作の空気を不安定なものにしてしまっているとも言える。地方のある集落に伝わる民話伝承に根差した仄湿った雰囲気に、拗れた人間関係に恨み辛み。舞台設定としては極上なのだが前半部のノリがどうにも軽くていけない。 実際、第二部からは唐突な程の方向転換により急激に張り詰める緊張感とスリリングと本格推理合戦が始まる訳で、ある意味ここからが本番というか第一部全体が異物のようにもたれてしまっている。 ウエオロの知的ながらも飄々としたスタイルをフーリンが引き締めるという匙加減が心地良かったのであって、八ツ星パートにおいてもそのバランスは保って欲しかったところ。というか容疑者家族の〈俵屋家〉の面々がみんなゆるすぎて犯罪が出来そうに見えないのが致命的。また、それが目眩しとしても機能していない。 連打のようなトリック開陳や雨霰のような伏線の回収の流れはしっかり『その可能性はすでに考えた』であるので、例によっての荒唐無稽ビックリドッキリ謎解き部分が大袈裟で楽しいのは間違いない。 ‘その他人物’のキャラ造形というか輪郭がもう少ししっかり示されていたら序盤からグッと引き込まれたのではと思う。聯と双葉のその後も気になるところ。 5刷 2023.12.10
9投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作を読んでたはずだが、登場人物とか全く覚えてなかった。もう1回読んでみた方が楽しめたかもしれない。 登場人物のクセはさておき、ミステリーとしての完成度はすごいなぁと思う。「矛盾」という、ミステリーにとって重要な要素をあえてがっつり全面に出して、トークバトルを繰り広げる。逆転裁判みたい。 決して重箱の隅をつついてるわけではないのに、あまりにロジカルすぎて1度では理解しきれない(笑)。ベッドで読むには向いてない一冊。
1投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ相変わらず井上真偽。 めちゃくちゃ好きです。 こちらも奇跡を証明するために、不可解な事件を検証していく。 大好きな「その可能性はすでに考えた」に続く第二弾。 上苙さんとフーリンさん、八ツ星くんまで豪華なメンバーで大満足。 途中証明が一回で理解できない部分があったけど、ちゃんとじっくり読み砕けば理解できます。 どうにか井上ワールドを体感してほしい。 「不可能を証明されたわけではない。」
0投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ二作目にして、「その可能性はすでに考えた」というセリフをわくわくしながら待っている自分がいました! 一旦すでに解決しちゃう、、、?と思わせつつ、まさかのそこに犯人が!?と思ったら、またさらに、、!!!っていう大どんでん返しの繰り返しみたいな展開で、最後までドキドキが止まらなくて、おもしろかったです。
0投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログ婚礼の儀式で行われた飛び石殺人。 盃を回し呑んだ者を交互に毒殺することは人間のトリックか聖女による奇跡か。 奇跡を証明する為に探偵は再びあらゆる可能性を否定する。 推理合戦の屁理屈は楽しい、ただ結末のトリックは気付けない程複雑な物だったのかやや懐疑的。
0投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同じ杯を回し飲みしたのに飛び石で人が死んだ謎、魅力的な主人公の女性、の突如の犯人宣言。ここまではすごく面白かった!全然トリックがわからなかったし、展開も読めなくてワクワクして読み進めた。で、次の章から見事に失速。仮説だらけなのはまあいいんだが、そもそもその仮説が推測を前提に進めるから肯定されても否定されてもイマイチ説得力がない。結局結末もうーんな感じだった。 第二作目とは知らずに読んだんだが、一作目はまあ読まなくてもいいかなと思う。
4投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログ前作より圧倒的に楽しめた。傑作! 前作を読んだ際に、ちょっと「物語」として弱いな、と感じたのは、推理バトルの単調さを防ぐための展開にやや漫画的な展開が見られた(例えば探偵役が負傷するなどの状況下でその命のタイムリミットが設定され、推理バトルをして彼を救い出そうとするなど)からで、「まあ助かるだろうしな」と思ってしまったからだった。また、探偵が謎を解き続ける目的も、終盤まで焦らされた割には、とくに驚かされるものではなかった。 だが本作は漫画的な展開がより誇張されてちゃんとドキドキ感が生まれているし、第1部の最後か ら物語の加速度が凄まじく、探偵のロジック以外にも「結局この物語はどう畳まれるのか」が読めなくてページを捲る手が止まらない(と言うのはさすがに嘘で、ちゃんと立ち止まって反芻しないとトリックを楽しみきれないと思ったから)。なんならこれ以降続編が出ていない状況下で読んでいたわけで、「こりゃこいつらの誰がが……?」くらいのハラハラが最後まで持続する。読み終わった後も満足感がたまらない。1日で読んでしまいました。
0投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ「その可能性はすでに考えた」二作目 今作も事件を解決に導くため推理に対してことごとく反証をしていき実現可能性を一つ一つ潰していくという形式 事件自体は酒の回し飲みで一人ずつ隔てて死んでいくという書くだけなら大して差もない内容 だがそこから繰り広げられる仮説の多さに驚きつつ頭が付いていけなかった ラスト付近ウエオロの仮説にに対する反証の多さで頭がパンク 自分には難しかった ただ物語の中での説明はすごく丁寧なためただ単純に自分の力量不足 そういう意味ではすごく読み応えのある一冊だと感じた
1投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ犯人ありきで成り立つミステリーとは真逆で、奇跡による事件に着地すべく、数多の可能性を否定し尽くすので、とっても理屈っぽく感じる。 でも登場人物やシチュエーションがなんだかマンガの様な軽い感じで、理屈ぽさも嫌な感じではなかった。聯とウエオロがあらゆる可能性を何とか否定しようと躍起になってるのも面白かった。 結局、事件の真相は分かってしまうのだけど。 奇跡による事件ってあるのかなぁ?
7投稿日: 2022.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その可能性はすでに考えた 第二段 ある村で結婚式の最中に死者が出る。 祝いの杯を回し飲みしている最中のことであった。 奇妙なことに飛び石で死者が出たのだ。 花嫁が疑われるが、仮説の検証の結果犯人はわからなくなってしまう。 読者は突如犯人を知ることになり、ここからは倒叙ミステリーが始まる
0投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログ85点:「真実を、知りたいですか」 フーリン視点からの主人公が敵か味方なのか問題が楽しい。読者としては仲良くなってもらいたいけど、こんなことしたら悪役だよなということをどうひっくり返すのか、返さないのか。傑作!
0投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログ何度も何度も、出てくる推理や事実に振り回される。 これが真実だと確信しても、少し後には新たな推理と事実によって、その似非推理は却下される。 今度こそは真実か、と思っても。 推理の大合戦のようでした。
8投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ同じ盃を回し飲みして、飛び石番目の人だけ死んだという事件。 登場人物の多さや仮説の多さから、すごい頭を使うが読み応えのある話だった。 1作目と同様、キャラクターに個性があって好き。 2022年9月10日
5投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログシリーズ2冊目。前作の斬新さをどう背負うか楽しみだったが、可能性の排除が「意図に反する行動だからなし」という推論がなんとも主観的なもので残念だった。どんでん返しを狙っての展開なのかどうかは憶測の域を出ないが、前作が時間をかけて裏付けまでした可能性をつぶしていく展開だったのに比べて、直近で起きた事件の、即時的な推理に前半をかなり費やしてしまったのが全体的に冗長となる原因だったかな。終盤の怒涛のようなご都合主義の顛末はあまりにいけ好かなかった。
1投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログ#読了 「その可能性はすでに考えた」第二弾。今回は地方の伝説と因習が原因で起きた奇跡?事件?の話。不可思議な事件ではあるけれど、ぼんやりとトリックが浮かび上がって来るような感じだった。それでも推理をことごとく否定していく過程は面白い。
0投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログ「でないことの証明」という難しい方法で奇蹟を追い求める探偵の続編! そっかそっか、「でないことの証明」って魔女裁判と同じ構図なんだね。奇蹟の証明というよりも魔女裁判での弁護っていうほうがしっくりくる。 トリック一辺倒ではなくストーリーが面白い。 唯一無二感のある作品で好きです!
0投稿日: 2022.06.25
powered by ブクログ「その可能性はすでに考えた」の続編という事で、前作が非常に面白かったので読んでみました。 登場人物が魅力的というだけでなく、その論証も非常に面白くて、今回も一気に読んでしまいました。 最期のどんでん返しもあり、何通りの結末を考えているの?と思わず疑問と共に興奮しました。
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ名探偵による推理というよりディベート合戦という感じ。時間に余裕がある時にじっくり読むには良いかもしれませんが、タイミングを間違えると途中からしんどくなる。今回はまさにその印象でした。
0投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログ探偵ウエオロ再び。 毒殺事件は人の手によるものか聖女の奇跡か。可能性の提示からの反論反論、また反論。ありとあらゆる可能性を潰していった先にある真実は一体。 怒涛の勢いの推理合戦はまさにエンタメ、ショーの如し。 前作同様、上手くやれば映像映えするような気がするけど、どうだろう……TR○CKの時代ならともかく、もう古いのかな?
0投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログその可能性はすでに考えた第二弾! 前作と同じく「奇跡の証明」をテーマに進んでいきます。 前作と違うのは主人公フーリンの目の前で事件が起きると言うこと。その他にも前作にない衝撃的な設定がありました。 第一作が好きな方は是非こちらも読んでみてください!
0投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2作目もハラハラ。皆さん好き勝手推理するけど八ツ星くんにすら反証されるって…ウエオロさんは「その可能性はすでに考えた」だし。 フーリンも自分が犯人って思い込んでたら違った。リーシーは今作もやりたい放題だし、元ボスの沈大老もなかなか自由。この人たち小学生の八ツ星くんにも容赦しないし中華マフィア怖いな。八ツ星くんなんで中国語出来るん? 全部反証して「これは奇蹟だ!」ってウッキウキでイタリア行こうとしたら真実がわかって消沈なのも可哀想。だけど奇蹟を証明出来たらシリーズ終了するしなぁ…ジレンマです。 フーリンはやらかした相手を一族諸共殲滅しないし、もうダメだからウエオロの借金帳消しにしてやるよ…とか思ってるので確かにちょっと丸くなったのかもです。老仏爺の名が泣くよ(?)。
1投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログ前作に引き続き、続々と出てくる仮説を否定しながら奇蹟に向かっていく姿を感じました。 キャラが立っているのもこの小説の魅力の一つだと思います。
3投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログ『その可能性はすでに考えた』の続編でこの作品は前回の作品よりストーリーが作り込まれていて物語に入り込めました。 盃を回し飲みをし何人かが毒殺された。 その可能性を全て否定していく様は爽快でした。
1投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ再読。魅力的な登場人物の会話を聞いているうちに知らないところに連れて行かれたような気になる。最後には帰れるのだけど。
1投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ「その可能性はすでに考えた」シリーズの2作目。今回は聯くん頑張る&フーリン焦るの巻(違)今回もひたすらいろんな殺害方法が出てきては矛盾をつくスタイル。贅沢。そして主人公探偵の登場の仕方がかっこよすぎ。 私の推しキャラリーシーは今回もやってくれますよ(笑)
0投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログ2021/12/05読了 #このミス作品72冊目 杯を回し飲みした8人が飛び石で 毒死するという奇怪な事件を解く。 あらゆる"可能性"を潰していく探偵。 シリーズ2作目とのことで相関図が いまいち不明でしたが楽しめました。 前作もそのうち読んでみます。
15投稿日: 2021.12.05
powered by ブクログあらゆる人為的犯行の可能性を虱潰しに論破していく探偵ウエオロ。亡母のために、奇蹟の存在を証明したい。 論理に次ぐ論理。反論に次ぐ反論
0投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログ前作では「本格ミステリにこんなことができたのか!」と「奇蹟を追い求める探偵」というキャラクターや、それだけでも一つの作品が書けそうな現実離れしたトリック、そしてそれを凌駕する見事な反論に驚かされた。 そして2作目である本作では、その驚きはさらにパワーアップしている。 まず注目すべきポイントは「仮説の多さ」だ。 奇数番殺害説(アミカ単独犯説) 時間差殺害説(翠生、紀紗子共犯説) 一人前犯行説(アミカ、花嫁、キヌア複数犯説) 犬故意乱入説(双葉、花嫁、共犯説) 全員共犯説 ピザ毒混入説(花嫁がアミカのピザに毒を混ぜる) 砒素耐性説(花婿母と妹二人、又は花嫁も砒素耐性) 屋根裏の暗殺者説(家政婦が屋根裏から管で毒混入) 酒器仕掛け説(酒器を三層に分け、後半のみに毒) ざっと9個もの仮説が出てきており、そしてそれら全てに対して、"濡れたサンダル"や"高級な着物"などの伏線を回収しながら、見事な反論がされている。 前作同様、前提を覆す、仮説とは比べものにならないほどのシンプルな真相も良かった。 箇条書きにしたり、表にしたりしてまとめてくれる優しさもありがたい。 書くのは大変だろうが、三作目にも期待したい。
4投稿日: 2021.05.30
powered by ブクログゆっくり時間がある時に読まないと理解が追いつかないが、本当に好き 作者の頭の良さがよく分かるシリーズだなと思う
0投稿日: 2021.01.01
powered by ブクログある田舎町でフーリンは殺人事件に遭遇する。 舞台は文化財級の古い屋敷での結婚式。被害者は花婿、その父親、花嫁の父、そして一匹のペギニーズ。犯人はだれか。同機は?殺害方法は? うーん・・・やはりこのシリーズはいまひとつ・・・。 すっとぼけた探偵も、クールな女金貸しもキャラクターとしては好きなんですが、やっぱりこのシリーズのコンセプトが肌に合わないみたいです。 現実的かどうかは二の次として、可能性のあるトリックを示し、それが絶対に不可能であることを証明してゆくという趣向は、多くの突飛なトリックが飛び出して楽しくはあるのですが、はっきり言って理解がついてゆかず、ただただ饒舌な探偵の言葉を目で追うだけに終始してしまう。 どいつもこいつも顔がよくて頭もいいしさぁ・・・。 フーリンさんの食えないつっこみは大好き。 リーシーさんも厄介だけど好き。
3投稿日: 2020.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作よりもみんな、さらにキャラが濃くなっていて面白い。弟子くんが可愛くなってる。 そのせいか、こちらの方が断然読みやすい。
0投稿日: 2020.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
めくるめく仮説の応酬でお腹いっぱい。どのように特定の被害者に毒を盛ったのか、自分でも無い知恵を絞っていろいろ考えを巡らせてみたものの、まあ当たるわけもなく。このシリーズがどのような着地点へ向かうのか。続編も読みたい。
0投稿日: 2020.05.16
powered by ブクログ今作は前作「その可能性はすでに考えた」の続編になりますが、正直前作ほどのインパクトはなかったと思いました。 出し惜しみせずトリックと推理が出てくるところは、非常に私好みの作風でしたが、動機が少し弱いと感じました。 その面で印象が弱くなってしまったのかなと。 トリックに対してもったいない!と思いました。 井上真偽先生の作品が大好きなので、このままたくさんのトリックと推理が入った作品を書いてほしいです。
1投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログはぁー、カッコいい。「あらゆる可能性を排除した上で『奇蹟』でしかなし得ない犯罪」であることを証明しようとする探偵が今回臨むのは、地方成金の結婚式で起こった殺人事件。探偵の登場まで紙数は使うが、その間も飽きさせることなく推理と論考は続き、さらには犯人(と自分が認識している者)すらも否定する。 状況証拠から論理と反証を繰り返し、「その可能性はすでに考えた」と決め台詞を放つ様は、カッコいいの一言。ツッコミ所もあるが、キャラの濃さ含め今回も楽しんだ。
0投稿日: 2019.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了70点 ネタバレあり *** 「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位。今、最も読むべきミステリ!! 聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明に挑む。 *** Amazon内容紹介より シリーズ2作目。1作目や他の著書も読了済み。 シリーズのコンセプトは、”人為的な、あるいは自然現象で起こり得る全ての可能性を網羅してもなお説明できない事柄は超自然的な、すなわち奇蹟である”という考えをベースに奇蹟の実在を証明するお話。 と書くと分かりにくいが、早い話どんな言い掛かりレベルの疑いであってもそれを論理で否定するというもの。 今作で良かったのは ・読者と同じ視点の登場人物であるフーリンが中盤突如自分が犯人であることを独白し、それがどう結末に繋がるかがわからないワクワク感 ・奇跡の証明に挑むというコンセプトがそもそも無茶苦茶だが、それを納得させる舞台装置としてのマフィアに囚われた環境。 (マフィアはとりあえず拷問で自白させてしまえばいいというスタンスであり、対立する探偵側は拷問を阻止するために論理で否定しなければならないという展開が上手い) ・フーリンのトリック 対してダメだったのは、 ・最終的に用いられたトリックが少なくともその前に示されたフーリンのトリックよりもスケールダウン ・花嫁の毒物が盗まれたことから犯人は他者に濡れ衣を着せようとしている人物、という犯人像を大前提として序盤から話が進んでいるにも拘らず、最終的な真相ではその解釈がおざなり (これを受け入れるならば濡れ衣を誰に着せるかまでは考えておらず行動に一貫性がないことも受け入れられるのではという意見) ・Aがこれこれこういう方法で犯行を行ったと考えると(思い付くのは名探偵クラス)、Aはそれそれそういう行動を取るはずだが取っていないことからAの犯行ではない、という論理が多数存在するが、Aによる犯行が指摘されるほど緻密に考えを巡らせる状況に備えてその上で犯行が否定されるように動くのは犯人の行動として問題ないのでは? ・結末から派生させれば複数犯による同時自殺説も浮上するがその点はスルー というあたり。欠点の2つ目、花嫁の毒が何故盗まれたのかの真相は前半の推理パートを半壊させるので快く評価できないと言うのが正直な意見です。
0投稿日: 2019.10.28
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ミステリ界に詳しくない私の所見ですが、最近の「本格ミステリ」と呼ばれる作品には、ちょっと風変わりな要素が見受けられるように思います。 それはセリフ回しだったり、キャラの造形だったり、世界観だったりと作品(作家)によってマチマチですが、少々現実離れしたものを目にすることが多い気がしています。 そんな作品を書く作家陣の中で、本作の著者が頭一つ二つも抜きんでているように思います(当然ですが、あくまで私が読んだ狭い範囲での話ですけど……)。 それは尖がったキャラの造形や性格だったり、真相を突き止めるまでのプロセスだったり……あらゆる要素に突き抜けた差別化感があるところ。荒唐無稽に感じることもありますが、それを凌駕するエンタメとしての面白さがあるように思うのです。 前作「その可能性はすでに考えた」に登場した、強烈な個性をもった人物たちが、本作でもそれを遺憾なく発揮。言動の予想のつかなさと、次々に披露される推理とその反証の連続が、モチベーションを低下させることなく読ませてくれます。 中盤で判明する犯人も意外過ぎて驚き。上苙丞が真相を突き止めてしまうことは確実なはずで、でもそうすると犯人は“処分”されてしまうわけで……いったいどうなるのか? 気になって気になって、中盤以降はほぼ一気読みでした。 今回も奇蹟の証明はできず、まだまだ上苙丞のお話は続きそうで。続きが楽しいであります。
0投稿日: 2019.04.01
powered by ブクログ2019.01.31読了 つまらない作品を最後まで読むのは苦痛だ それこそ、最後まで読んだところで毒にも薬にもならないとわかっていながら途中で挫折するのがどうにも嫌で意地になって最後まで読みきってしまう この作品、まさにそんな作品だった(涙) 設定は悪くないし、フーリンは魅力的な登場人物だ もっと彼女の暗黒世界を上手に巻き込んで欲しいもの。 起こったのはもちろん殺人事件。解決に至るまでもうとにかくくどい!理屈をこねくり回しまくりだ! 堂々巡りが過ぎる。 最後の方はマジで斜めに読んだ。付き合ってられない。 こんなもん、100ページで済むやろ
0投稿日: 2019.01.31
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前作と同じくウエオロが挑むは奇蹟の証明。だけど今回は事件の核心部分にフーリンが絡みます。相変わらず証明の積み上げ方がすごい。ものすごい量の論理や証明をあっという間に披露している。 前作の方がライバルたちの持ち出す「真実」がよりぶっ飛んでいて楽しかったのと、今作は反証に他人に罪を着せるという動機や意図の要素が入っていたのはちょっと論理を脆くしているようには思った。でも、相変わらずキャラはみんな立っているし、登場人物たちの語り口も楽しいし、今作もとても楽しかったです。
0投稿日: 2018.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〇 総合評価 ★★★★☆ 〇 サプライズ ★☆☆☆☆ 〇 熱中度 ★★★★★ 〇 インパクト ★★★★☆ 〇 キャラクター★★★★☆ 〇 読後感 ★★★★☆ 〇 希少価値 ★☆☆☆☆ 〇 評価 結婚式で、盃を回し飲みしたところ、回し飲みをした人物のうち毒死した者と、毒死しなかった者が交互に出る。また、侵入してその酒を飲んだ犬も死亡する…という不可能状況が魅力的な謎として提示される。 序盤は、結婚式に参加したメンバーによる推理合戦。使われた毒が花嫁が持っていた砒素だったことから、花婿の姉妹は花嫁を疑う。その場に訪れたのは、結婚式に参加していた少女、双葉の依頼を受けて花嫁の嫌疑を晴らしにきた少年探偵、八ツ星聯。あまたの仮説をことごとく退け、誰が犯人か分からない状態で1章が終わる。 2章は場面がガラッと変わり、中国の裏社会のボス的存在である沈老大(シェン)が現れる。結婚式で、巻き添えのように死亡した犬はシェンの愛犬だったという。その犬を殺害した犯人に復讐するために、シリーズキャラクターでもある元中国裏社会の住人、金貸しである姚扶琳(フーリン)に拷問を依頼する。しかし、フーリンこそ結婚式の場で、自分の会社に損害を与えた俵屋家の人物を殺害しようと計画した黒幕だった。シェンの前に八ツ星聯が現れ、改めて推理をする。結婚式の後の推理合戦以上に「可能性」だけを示す、荒唐無稽な推理が連発。カヴァリエーレ枢機卿から、無礼のお詫びとして提供されたというエリオ・ポルツォーニや、フーリンのかつての相棒、儷西(リーシー)などの仮説に八ツ星は圧倒されるが、上苙丞が登場し論破。シェンはフーリンが少女や家政婦を庇おうとしたことからフーリンの犯行を疑うが、上苙はフーリンが黒幕として計画した殺害計画が失敗していたことを示す。上苙は、人間3人の殺害は奇蹟。犬の殺害はエリオが仕込んだ毒のせいだと示す。 しかし、最後に真相は花嫁の父と花嫁の叔母の共犯だったことが分かるというオチ 前作「その可能性はすでに考えた」と同じように奇蹟の証明をしようとする話だが、前作よりはゲーム的なノリ、推理対決という要素は減っている。前作は推理対決という様相だったので、上苙の「対戦相手」としてキャラクターが立っていたが、今回はそこまでのキャラクターはいない。しかし、その分、物語の展開としてはバラエティに富み、話全体として飽きさせない。今作も「推理対決」だとマンネリ感も出ただろうから、この展開はよいと思う。 問題は、前作でも思ったことだが、真相の弱さだろう。荒唐無稽な仮説に対し、まじめな論理で対抗していく途中のシーンの面白さに比べ、真相が凡庸すぎる。前作以上に凡庸。被害者サイドに犯人がいた可能性を考えないで奇蹟というのはなんとも無茶だ。途中の論理も、「花嫁が厳重に管理している砒素を使ったのは誰かに濡れ衣を着せようとしているから」という前提で、濡れ衣を着せることができる相手がいない犯行を否定している点が疑問。論理的にはそれで正しい論理かもしれないけど、花嫁が厳重に管理していた毒を使って全員が共犯とか、あり得る気がする。物証などで否定するわけでもなく、濡れ衣を着せる相手がいないから全員犯人はあり得ないとか、やや納得しにくい推理ではある。 とはいえ、魅力的なキャラクターによる仮説・推理といった謎解きシーンが連発される展開は、やはり面白い。読んでいるときの充実感はなかなか。真相にもっと意外性があれば傑作になっていたと思う。★4で。 〇 メモ 〇 概要 「聖女伝説」が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ「盃」を回し飲みした出席者のうち、毒死をした者と何事もなかった者が交互にでる「飛び石殺人」が発生する。 死亡したのは花婿である俵屋広翔、花婿の父である俵屋正造、花嫁の父である和田一平と犬のムギ。死因は砒素中毒 姚扶琳に無理矢理くっついてこの村に来ていた八ツ星聯という少年が推理を行う。 後日、姚扶琳に、中国の裏社会の大ボス「沈老大」から「拷問」をして容疑者から犯人を割り出してほしいとの依頼がある。沈老大は可愛がっていた「犬」を殺害した犯人を見付けてほしいという。その「犬」は、先の婚礼の場で死亡した「ムギ」だった。 双葉達の拷問を防ぐために八ツ星聯が現れる。八ツ星は、上苙丞がこの事件は奇蹟だと言っているという。ここで、改めて仮説の否定が始まる。 〇 八ツ星聯の推理 事件のポイントは2つ。「どうやって花嫁の砒素を入手するか」と「どうやって被害者3名及び犬を『飛び石』で殺すか」。関係者の証言をまとめると事前に花嫁の砒素を入手可能だったのは「アミカ」(俵屋愛美珂。花婿の上妹)、「キヌア」(俵屋絹亜。花婿の下妹)、「紀紗子」(俵屋紀紗子。花婿の母)、「花嫁自身」(和田瀬那)の4名 〇 橘翠生(愛美珂達の従兄弟)の推理 「奇数番殺害説」。盃を飲む向きは前の人の逆になる。奇数番と偶数番は飲む方向が違う。奇数番が殺害されている。単独で犯行を実行できるのは奇数番で死ななかったアミカと推理 〇 アミカの推理 「時間差殺人説」。被害者が倒れたのは演技。橘翠生が介抱するときに毒を飲ませた。橘翠生は紀紗子と不倫をしていた。砒素は紀紗子を通じて入手 〇 橘光江(橘翠生の母)の推理 「一人前犯行説」。花婿はアミカが、花婿の父は花嫁が、花嫁の父はキヌアが毒を仕込んで殺害したという推理 〇 キヌアの推理 「犬故意乱入説」。花嫁と山崎双葉(式に参加していた少女)の共犯。双葉が犬を乱入させた。 〇 八ツ星聯の推理。4つの仮説の否定 犯行に花嫁の砒素が利用されていたところから否定。犯人が花嫁であれ、花嫁以外であれ、犯行に花嫁の砒素を使った目的は「自分以外の誰かの犯行に見せかけること」。アミカが酒を飲んだと証言していることから、自分に嫌疑を向けている。これは犯人であれば取るはずがない行動。よって「奇数番殺害説(アミカ単独犯説)」が否定される。「時間差殺人説(翠生・紀紗子共犯説)」は、花嫁とキヌアの行動が予想できない以上、アミカか双葉に濡れ衣を着せようとするはず。しかし、アミカに濡れ衣を着せようとするなら蔵の翡翠を使うはず。双葉に濡れ衣を着せようとするなら、「アミカが何回も音を立てて啜った」と紀紗子が証言するのはおかしい。よって、誰かに濡れ衣を着せるという行動を取っておらず、この仮説も否定できる。「一人前犯行説(アミカ・花嫁・キヌア複数犯説)」は、花嫁とキヌアには濡れ衣を着せる相手がいない。キヌアが犬に裂けを飲ませることで、自分が犯人と分かる可能性を上げている。犯人の行動に矛盾があるので、この仮説も否定できる。「犬故意乱入説(双葉・花嫁共犯説)」は、花嫁が砒素盗む機会を与えていないことから、誰かに濡れ衣を着せようとしていると思えず、否定できる。「全員共犯説」は、翠生にしか濡れ衣は着せることができない。しかし、翠生は砒素を入手できず、濡れ衣を着せることができない。よって否定できる。 〇 沈老大主宰の葬儀でのエリオ・ボルツォーニの仮説 花嫁は毒(黄色ブドウ球菌)を利用し、アミカの体調不良を引き起こした。そうすることで、花嫁は砒素を盗む機会をアミカ達に与えた。そうすると「犬故意乱入説(双葉・花嫁共犯説)」は否定できない。 →上苙丞による否定。燃やすごみにピザが出ていない。犬が食べた。そうすると犬が元気なのはおかしい。 〇 儷西の仮説 毒婦の花嫁と、それを糾弾するミトリダテスの娘たち。犯人は花嫁。しかし、殺害しようとした相手がアルセニック・イーター(砒素嗜食者)だったので死ななかった。花嫁はそのため自白しなかったというもの。この説は花婿の妹たちと母(俵屋家側)を殺害するために出した説。儷西は花婿の妹たちと母がアルセニック・イーターであるかどうかを見極めるために砒素を飲ませようとした。 →砒素耐性があったとしても、毒を仕込んだのが花嫁側なら俵屋家側がそのことを告発しない事実に説明がつかない。俵屋家側が犯人の場合は、彼女らが花嫁の叔母に高価な着物を着せる理由がつかない。よって否定できる。 〇 エリオの仮説 黄金の衝立の婚礼。あるいはその光の陰より忍び寄る、屋根裏の暗殺者。犯人は家政婦。酒の回し飲みのときに、天井から毒を入れた。毒を入れるには管を使った。管はグレア現象(眩しい光を見たときに視覚障害を起こす現象)で気付かれなかった。よりばれにくくするために、散瞳薬入り目薬を仕込んだ。 →家政婦は外出しており、その時間は屋敷にいなかった。そのことは「ゴムサンダル」がアルコールで濡れていたことから分かる。 〇 姚扶琳の犯行 姚扶琳は酒器に仕掛けをし、男女の盃の飲み方の違いを資料したトリックを仕込んだ。酒を上下2層に分け、下に毒水の層を作った。着脱式の仕掛けを工作し、共犯者る家政婦に仕込ませた。 →このトリックは実際には仕込まれていなかった。家政婦がミスをしていた。家政婦は逃亡しようとしていたのだ。それは家政婦が酒器を回収する時間がなかったのに酒器から仕掛けが見つからなかったことから分かる。姚扶琳は、家政婦から嘘の報告を受け、騙されていた。 〇 上苙丞による奇蹟の証明(要約) 〇 犯人が厳重管理の花嫁の砒素をわざわざ使ったのは「誰かに濡れ衣を着せようとしている」から 〇 被害者が酒を飲んだ経路は盃、酒、直接のいずれか 〇 摂取経路が盃の場合 9通りの実行犯の可能性があるが全て前提に矛盾する。 →既に否定されていないパターンを要約で否定 〇 摂取経路が酒の場合 〇 銚子に細工をする場合としない場合に分けて証明 →全て矛盾 〇 摂取経路が直接の場合 →犯行可能な人物なし 〇 摂取経路が翠生の場合 →共犯者がいても矛盾する。 〇 人為以外の自然的・偶発的理由もない。 〇 ゆえに奇蹟 〇 犬(ムギ・ピンキー)が死んだ理由 犬の首輪に毒が仕込まれていた。シェンが晩酌をしていたら死亡していたはずだった。その毒がアルコールで溶けて流れ、それを飲んだ犬が死んだ。犬まで検視されなかったので発覚しなかった。なお、エリオは仮死状態になる薬を使って逃亡したと思われる。 〇 真相 真犯人は花嫁の父親。共犯者は叔母。叔母に身代わりさせて娘の砒素を盗んだ。アミカに罪をきせようと髪の毛を仕込んだがその髪の毛を家政婦が取り除いたため、事件が混乱した。 つまりこの事件は、花嫁の父が仕掛けた毒と姚扶琳が仕掛けた毒が巡り巡って互いにぶつかり合い、一方では存在しないはずの毒の効果を生み出し、一方では存在したはずの物証を抹消した-この化学反応が起こり奇蹟のように見えていたのだ。
0投稿日: 2018.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・間違えたー!これ2作目じゃん! ・論証がたくさん出てきて覚えられない ・分かる人にはとても面白いんだと思う ・主要キャラクターはそれぞれ特徴があって面白い 1作目読んでからまた読む、、かなぁ。。
0投稿日: 2018.09.26
powered by ブクログよくまあそんなことからこんなことが考え出せるなあと 感心するわー ただ、類まれな理屈で、集中して読まないとわけわからないので疲れる 中国マフィアと犬の関係も無理やり感があるね それと子ども いくら利発な子どもでも小学生であそこまで喋るのは コナンくんしかいないでしょ(笑)
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログその可能性はすでに考えた。 そ の 可 能 性 は す で に 考 え た 。 その可能性は見落としていた…………………………。 よくあることなのかもしれないが、それが盲点だったのは間違いない。思い込みとは恐ろしいものだ。 しかしまぁ色んな可能性を提示してはそれを潰していくのはなかなか楽しい過程ですな。永遠に読んでいられるくらい。 ところでメフィスト賞受賞作の文庫化はまだですか。
0投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログコミカルな推理小説! 探偵が次から次へと仮説を否定していくスタイルの本格ミステリ!? 魅力的で個性豊な登場人物達に引っ張られる物語 田舎の結婚式で盃の回し飲みをしたところ毒死した人と何ともなかった人が交互に出る飛び石殺人が発生!? 最初に疑われた毒を所持する花嫁 性格の悪い花婿の妹達 一癖ありそうな花婿の従兄弟など容疑者候補は満載! 久々に探偵が登場するミステリを読んだが、ヤッパリ面白い! ちなみに本作はシリーズ二作目だそうです。
0投稿日: 2018.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラノベ風。CLAMPの漫画に出てきそうな登場人物達。肝心の探偵パートの消去法の部分が長々としていて、読むのに根気がいる。私にはその根気はなく、読み飛ばしてしまった。そのため、あっと驚く仕掛けもあったと思うけれど、最後に犯人がわかった所でも、まぁそうだろうなレベルの驚きしか生まれないのが残念な所。
1投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログ途中で一度わけわかんなくなっちゃったwwでも最後まで読み進めたくなるのは、キャラクターがいいからかなあ。どことなくコミカル。
0投稿日: 2018.08.24
powered by ブクログシリーズ第2作。 1作目と同じく、非常に安定しているなぁ……。続きが楽しみなシリーズがひとつ出来た。
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログシリーズ2作目だったけど知らずに本書から読んだ。読めんことはないが、登場人物の人間関係が掴みづらかった。 内容は少々の消化不良感はあるけど、おもしろかったので★4。
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログ前作「その可能性はすでに考えた」のシリーズということで、まず間違いなく楽しめるだろうと即断即決即買いでした。前作で終了か、と思っていたら、シリーズになる……のか? 前作は星4で評価させてもらったが、今作は星3。理由は二つあって、①ウエオロの登場が出し惜しみされて焦れた(笑)、②事件の奇蹟感が前作より劣る(というか、途中で奇蹟じゃないって犯人の暴露がある(笑))。まあ、奇蹟じゃないのはね、現実的にすべて奇蹟じゃないから。二作目だし、読書も「奇蹟じゃないだろ」を念頭に読んでるわけだが、まさか途中で暴露があるとは。毒殺の時点で奇蹟感ゼロだけどね。まあ、飛び石殺人は一見、不可能犯罪に見えるから、トリック暴くのは楽しいネタだろう。でも作中に出た仮説の数はやはりすごい。舌を巻く。図や表があって、何パターンもある仮説を整理してくれてたから読みやすかった。 さてさて。そんな訳で、今回も奇蹟ではなかったから、次作があるのかな。どんな突飛な事件か、次も楽しみです。
0投稿日: 2018.08.08
powered by ブクログ『君の話のまとめ方には感心したが、その分析から新たな発想は生めないようではまだ五十点だ。収束と発散。人間の思考が走るにはその両輪が必要だが、今の君には後者の車輪が欠けている。 なあ、少年探偵。最初の君の推理だと、どうやらこの事件は『全員共犯説』が有力なようだが……』 とある殺人事件をめぐる推理と反証の数々。「全員共犯説」、「奇数番殺害説」、「○○単独犯説」、「○○・○○共犯説」、「○○・○○・○○複数犯説」と王道のパターンから、「黄金の衝立の婚礼。あるいはその光の陰より忍び寄る、屋根裏の暗殺者」といったトンデモ推理まで網羅する推理バトルは最高に面白い。 今回も素晴らしい出来で感動した。
0投稿日: 2018.08.06
powered by ブクログミステリィの方法論に対するある種の挑戦なのだろうが,物語としての面白さから見ると,どんなに論を積もうが,真実は単純明快に落ち着く,というアンチテーゼであり,読者に対してミステリィへの気軽さを求めているようにも捉えられる.
0投稿日: 2018.07.30
powered by ブクログ【多重“否定”解決ミステリ第2弾】 前半の終りの、ある人物の告白。 この瞬間に読者は(たとえ元から思っていようと)「奇蹟」なわけがないとわかるのだけど、それすら否定し、凌駕してくる合理的な詭弁強弁二転三転。 もう、大好きです。
0投稿日: 2018.07.30
powered by ブクログ奇蹟の証明を願う探偵。 ある田舎の婚礼で起こった毒殺事件。 果たして探偵は、奇蹟を証明出来るのか。
0投稿日: 2018.07.28
powered by ブクログ奇蹟を証明するために数多の仮説を次々に否定していく。 シリーズの2作目と知らずに読んでしまった。 帯の本格ミステリ第1位に惹かれて読んでみたけど面白くなかった。この手法は読んだことがないなぁと興味深くあったものの、仮説を立てては崩していくので広く浅過ぎて引き込まれない。しかも伏線回収など重要な部分に点々を付けてるのあれ何?興醒め。小説なのに文章力で読ませられないのかなぁ。読み手をもう少し信じてほしい。登場人物もキワモノだらけなのにイマイチ惹かれないのは1作目を読んでないからかな。 面白かったら1作目も読もうと思っていたけれど、ないなぁ。
0投稿日: 2018.07.26
powered by ブクログミステリ・ランキング席巻の話題作、ついに文庫化! 婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなかった者が交互に出る飛び石殺人が発生。祟り神である聖女が起こしたかの如き奇妙な毒殺事件の真相とは? 今、最も読むべきミステリ!!
0投稿日: 2018.07.24
powered by ブクログ前作よりも本格ミステリ度が上がった感じがしました。 前作が好きな方には楽しめる内容だと思います。 逆にこの巻からでも楽しめるという内容ではないかなとも思います。
0投稿日: 2018.07.22
powered by ブクログ面白い(笑えるという意味で)。一気に読んだ。前作よりもずっと読みやすくなっている。犯行可能性のパターンが表になってたり、いきなり図がでてきたり、ややこしい理論を理解できないアホの子に賢いキャラがざっくり説明してくれる描写があったりのイージーモードなので、ますます漫画チック。普段ミステリを(むしろ小説を)読まない派は、前作より先にこちらを読んでも良いかもしれない。 内容に言いたいことや心に残る事はないけど、ただ面白かった(すごく褒めてる)。
0投稿日: 2018.07.14
