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宵物語
宵物語
西尾維新、VOFAN/講談社
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総合評価

27件)
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    まず「まよいスネイル」と「まよいスネイク」の二話構成になっていたが、その多くはスネイルである。どうやら紅口孔雀ちゃんという小学5年生が行方不明になって、家にその子の前歯が届けられたらしい。そんな話を日傘ちゃんから聞いたアララギ君が、ロリ三人組と操作に乗り出すのだ。オチがなかなか意外だったが、ですます調のくだりとか刑務所のくだりとかとか面白かった。スネイクの方は我煙さんと影縫さんの会話は斬新だった。

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    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生阿良々木くんが奮闘!日傘ちゃんにしてやられる阿良々木くんが可愛い。日傘ちゃん、貴方も立派なあららぎハーレムの一員です。 西尾維新作品にしては珍しく先が読めてしまった!伏線が繋がって答えが見えてたという感じ。高校生だった頃とはもう違うということを身をもって証明しようとしている阿良々木くんが、なんだか、そんなだからまだまだこれからなんだろうな、と思いました。 撫子と斧乃木ちゃん、そして真宵ちゃんとの邂逅は面白かったし、あの人たちの呪いの話が少しだけ見えてドキッとしました。

    0
    投稿日: 2024.04.07
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    宵物語/西尾維新 #読了 11/5 阿良々木暦は大学一年生。とある少女が誘拐させる事件があった。軌跡を辿ると大量の乳歯、引き裂かれた服、投げ出されたようなランドセルが転がっていた。少女の身に起こった事とは?助けを求めたのは? 八九寺真宵、神様として初の大仕事!

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    投稿日: 2023.11.12
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    大学生の阿良々木暦が立ち向かうのは、行方不明女児の捜索。誘拐か家出かを行き来する推理と、迷言だらけの西尾節で読者をいつものように振り回してくれる。何でも背負い込んでしまう自分を律して、成長しようとする阿良々木君は、ここまでのストーリーを読んでいると感慨深い。

    0
    投稿日: 2023.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女バスのお友達の妹?が誘拐されたと思いきや怪異のせいでめっちゃ成長しちゃった話。あんま八九寺要素なかったかな?て感じでした。

    0
    投稿日: 2022.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語シリーズ24巻目(モンスターシーズン2巻目)。 第二話 まよいスネイル 第三話 まよいスネイク の2話収録。 八九寺ちゃんメインの回は泣けますね。 第二話はメインゲストの紅孔雀ちゃんが悲惨すぎるけど、ミステリー主調の怪異譚で、ラストの八九寺ちゃんにすべて持っていかれた感じです。 第三話は短編ですが、今後の撫子ちゃんのお仕事のプロローグになっているようです。 救われないロリオの中でも一番感情移入しちゃう八九寺ちゃんファンの自分としては、噛まない、メインでないにもかかわらずうれしい巻でした。 ロリオ以外で救われない撫子ちゃんが今後の怪異譚のメインになっていきそうで期待したいと思います。

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    投稿日: 2019.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    暦の大学時代のこのシリーズは、怪異よりも現実的な問題についてが多かった。 それでも、怪異はキッカケであり、問題の本質はどこまでも人間だなぁ、と思った。 老倉よりも酷いネグレトの家庭環境で育った紅孔雀ちゃんと、両親がエリートの警察官であるために色々ととりなしてくれたり、車を買ってくれた暦との対比が凄い。 彼女と比べたら、暦の両親との不仲も全然いい方だった。一長一短には比べられないけれども。 ただ、現実的な分、全裸で町を歩けるはずがないというか、著者は必ず一巻ごとに全裸を出すのが好きだな? 全裸で歩ける紅孔雀ちゃんのメンタルや、凄い田舎なのかな?と思った。 暦の思った通り、ラストには出てきたひたぎだが、後輩や斧乃木と過ごす時間が多くて二人が別れてしまわないかヒヤヒヤした。 儀式のために、本物と同じと見間違うほどの白蛇の絵を描く撫子が凄い。こっちの撫子の方が好きだな。 人間の汚い世界を知らない八九寺だからこそ、紅孔雀を全肯定できるのは良かった。

    0
    投稿日: 2019.06.20
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    ちびっ子大集合。     今回は思ったよりもミステリチックで面白かった。    ショートショートで千石ちゃんも出てきたし次へのフリも気になる。

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    投稿日: 2019.05.04
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    終物語後のの阿良々木暦は、なんだか高校時代と一線を画したいのかなと思える。得体のしれない誘拐された女児を求めてのロリトリオとのあれやこれ。これ、どうやって怪異と繋がってくるのかなと思ってたら、なるほどなぁと言う感じ。八九寺神は素晴らしいですね。それと、撫子のほうのエピソードで寧ろ大切な話をしていたようで、そっちはそっちで気になる。

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    投稿日: 2019.02.26
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    化物語シリーズの終りなき蛇足シリーズの追加シリーズ? 本編が一応終わって、過去未来と登場人物を使いまわしして一話完結みたいなシリーズを続けているけど、新鮮味はなく、懐かしきキャラとの再会みたいなものかな。それほど読む価値はないけど暇つぶしにはなるみたいな・・まぁ八九寺は好きだし(笑) それにしても、主人公が邪魔・・他の連中だけのシリーズにしてくれないかなぁ~・・うん?前にあったかも・・既に読み捨て(^^;

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    投稿日: 2019.01.16
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     割とこのシリーズもアニメになること前提で作ってるみたいなところがある気がする。  それでいいのだけれど。  紅孔雀の映像化も楽しみ。

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    投稿日: 2019.01.03
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     大学生になった暦。  で、相変わらず巻き込まれる。というか、巻き込まれにいく。  後輩から、友達の妹が行方不明だという話をきいて、探し始める。  …物語シリーズは、ふいに生い立ちがどうしようもなくかわいそうな子がでてくるので、びびる。   でもって、それが子供ゆえに、自分の立場や境遇がひどいってことに気づいてないことが多くて、切ない。もっとも、気づいたところで、子供ゆえの無力さでどうにもできないのだけど。  思えば、羽川ですら、あの家庭環境に甘んじていたわけだ。  そして、それをどうにもできないジレンマに猫になり、打破するしかなかった。  あの、聡明で行動力のある羽川ですらだ。  暦の真っ直ぐさは、家庭の真っ直ぐさであり、そういう意味では、とても皮肉な話なのである。  と、撫子の話。    とりあえず順調に回復(?)してるようでよかったけど、相変わらずあぶなっかしい。  まぁ、どうやらそれをちゃんと見守ろうとする人がいるというか、できたようで、よかった。  って、多分これは、今後への伏線なんだろうな。  ということは、…。  あまり幸せな展開が予想できなくて、なんだか滅入るわ…。  やれやれ。

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    投稿日: 2018.12.29
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    八九寺真宵が神として活躍し神になりきるお話。 両親に絶望し死に向かおうとする子どもへの言葉に八九寺真宵だからこその力が宿っていた。 撫子に対して伝えた言葉にも八九寺真宵らしさがあった。 八九寺真宵が活躍する話は愉しい。 このシリーズは贅沢だなぁー。

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    投稿日: 2018.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真宵ちゃんの紅口孔雀への言葉はとても泣ける。孔雀ちゃんにはどうか幸せになって欲しい。 まよいスネイクの方は短いわりには斧乃木ちゃん絡みの呪いの話とか気になる話が多い。

    0
    投稿日: 2018.11.10
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    いやあ真宵は良い神様やってるんだなあ。 なんか嬉しくなったよ。 物語的にはかなり悲惨な境遇の子供キャラが登場する今回。 こういう展開は物語シリーズ的に久々だなあと思った。 最近は既存のキャラの掘り下げ的なお話が多かったからね。 だから久々に新しい怪異の登場でなんだか初期に戻ったような印象だ。 暦が昔できなかったことをやり直そうとしていることにも関係しているのかな? ハイライトはやっぱり真宵が紅孔雀ちゃんの言う事を全肯定してあげる場面。 読んでてぐっと来てしまった。 そして撫子ちゃんはもしかしたらシリーズ最強能力者になろうとしているのか?(笑) 次巻(かな?)での派手な活躍を期待している。 ​ あ、あと、ひたぎさんの扱いが何気にひどくないか? そんなんだから暦は、云々……(笑)

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    投稿日: 2018.11.09
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    阿良々木くんが大学生になってからのお話。行方不明の小学生女子を仲良し怪異?3人と探すというもの。怪異と言うか真宵ちゃんは神様としての初仕事。相変わらず持って回ったやり取りが鼻につくもまぁこんなものとかと星3つで。

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    投稿日: 2018.10.31
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    直江津高校の後輩・日傘星雨がもたらした、小学生女児誘拐事件の『噂』。大学一年生になった阿良々木暦は、八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接とともに調査をはじめるが…!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!(e-hon)より

    0
    投稿日: 2018.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了後2週間でどんな話だったかすっかり飛んでいってしまうほどの、安定の楽しさ(褒め言葉)。幼女と童女と少女+阿良々木はいいバランスのチーム!(笑)

    0
    投稿日: 2018.09.07
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    阿良々木くん、大学生編。 幼女と少女と童女。 斧乃木ちゃん、好きだなー作者。 バスケ部も好きなのかしら(笑) 後半のお話は撫子メイン。 終わったはずの物語シリーズも まだまだ続くようです。 楽しみです。 撫子の洗人編?もちゃんとやるのかな? 気になりますねー 続編、アニメともども続くのを大いに期待しています。

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    投稿日: 2018.09.02
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    西尾維新の物語シリーズ。 あららぎくんの大学一年生の物語。 割としっかりミステリー。 最後の八九寺の独白は小学生で亡くなりながらも地縛霊として生きてきた八九寺ならではのセリフ。 生きていることはただそれだけで良くも悪くも無限の可能性に溢れているということなのだ。 ひたぎの大学一年生姿も見たくなった。

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    投稿日: 2018.08.17
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    ドキドキしながら読んだけど、まさかそういう怪異だとは。今どきの家庭ではありえそうでちょっと怖くなった。

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    投稿日: 2018.08.10
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     宵物語、だけど今回の主人公は「まよいスネイル」では阿良々木くん、「まよいスネイク」は撫子で、あんまり真宵ちゃんは関係ない。  後輩の友達の友達の妹が誘拐されたみたい。  阿良々木君は神原の友人、みとのんからの人探しの依頼をされる。  しかも、誘拐された家のポストには、その子の引っこ抜かれた前歯が入れられていたという物騒な案件。  大学では、その子の義理の姉にも会い、話を聞くことに。  その後、みとのんから送られてきた写真は、義理の姉とはまるで別人だった。  捜査を続ける阿良々木くんが、隣町で見つけたものとは。  そして、久しぶりに撫子だよ!  過去の悪行の禊に行う神事に、八九寺への献上として八千九百匹の白蛇を集めろ、今晩中に。  と、影縫さんに無茶ぶりをされた撫子。  果たして今晩中に間に合うのか。それとも撫子神に戻ってしまうのか。  阿良々木暦のモンスターシーズン続く。

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    投稿日: 2018.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『物語』シリーズ第24巻。阿良々木暦の大学1年生時のエピソード。本編では阿良々木が、短編では千石撫子が、それぞれの過去の失敗に向き合い、今できる形でそれをやり直そうとする構図になっている。 本編がかなり暗いけれど、八九寺真宵の台詞でだいぶ和らぐ。重いテーマは読む側にとっても扱いづらいけれど、ハッピーエンドのあえて一歩手前で物語を締めるのは説得力があると思う。

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    投稿日: 2018.07.19
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    神原駿河の友達の日傘星雨が遊びに来て相談したのは、小学5年生の紅口孔雀が誘拐されたという話。 ネグレクト疑惑がある家庭と知り、家出なのか誘拐なのかはっきりさせようとする阿良々木暦。 八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接と協力して捜査を進めると、実は怪異に行き当たった。。。 八九寺の迷子の神様としての活躍と、次章の千石撫子の神権譲渡の儀式の話。 次回予告:影縫余弦から命じられた撫子は、不死身の化物、5つ首の大蛇、洗人迂路子が相手?

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    投稿日: 2018.07.18
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    内容紹介 阿良々木暦の大学生編!(モンスターシーズン) 怪異×ミステリー! "まだ探偵ごっこを続ける気かい?" 直江津高校の後輩の日傘星雨がもたらした、小学生女児誘拐事件の『噂』。 大学一年生になった阿良々木暦は、 八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接とともに調査をはじめるが……! これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異! 『宵』闇に、光射すのが青春だ。

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    投稿日: 2018.06.27
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    「まよいスネイル」 誘拐された少女の行方。 猟奇的では済まされない程の犯人かと思いきや…。 あんな状態であれば、誰でも今すぐに大人になりたいと願うだろうな。 「まよいスネイク」 蛇から蝸牛へ神が入れ替わる儀式。 別に必要ないとしても、二人は出会ってすらいなかったのか。 余弦さんが思わず了承してしまうほど迫力のある絵とは、どんなものだったのだろう。

    0
    投稿日: 2018.06.17
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    2018年71冊目。ここにきて凄惨な家庭環境女児がまた一人増えました。アウトロー気取りだけど、まあまあ恵まれてる暦との対比に、本人が自覚的なのが成長を感じさせる。しかし第三話の情報量が凄い。感覚的に久々の影縫さん登場に、気になる呪いの下り、次作のフリと盛り沢山。ところで、ひたぎさんの扱いがどんどん雑になっていってやしないですかね?

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    投稿日: 2018.06.16