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天才王子の赤字国家再生術7 ~そうだ、売国しよう~
天才王子の赤字国家再生術7 ~そうだ、売国しよう~
鳥羽徹、ファルまろ/SBクリエイティブ
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は帝国の皇帝争い動乱回。 いつもながらウェインはその騒動に巻き込まれるわけだけど、まさか一番ダメそうな第一王子に図らずも付くことになるとはね。 まあ、貧乏くじだよなあ。 ただ今回は、ウェインの戦いと言うよりは三皇子とロウェルミナの戦いなので、今回の主人公はむしろ帝国にいるウェインの元級友たちだったね。 そこの駆け引きもなかなか面白かった。 それにしても、あの第一皇子が最後にやけにいいやつになっていたのは、このお話では珍しい展開だなあ。 大抵、悪いやつは悪いままいなくなることが多かったので。 さて、皇帝争いはロワが一歩リードしたようだけど、まだまだ決着はつかない。 これまた一騒動も二騒動もありそうだね。 その時ウェインはどう動くのか? 楽しみ。 あと、そろそろウェイン自身の戦いも見たい気がする。

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    投稿日: 2022.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多くはないのですが、宰相と王女の会話の場面がすごく印象に残りました。 あくまでもこのキャラクタの考え方でしかないのですが、なんか意識してしまいます。 人と民との違いとはなんなのか?  「法は遵守されなければなりません。」 そうなんですよね。 当たり前なのですが、法が守られているから今の社会があるのですから。 人を動かすモチベーションには色々とあるのでしょうが、 法律があるから人の行動が支えられもすれ、制限されることもあるんです。 今のこの時期に読むから、 法以外のもので色んなものが制限されているような気持ちになったり、 法なんて守らなくても良いような気持ちになったり、 そうやって遵法精神がなくなってくると、 民ではなくただの人になってしまうのかもしれませんね。 これで終わらずに、この物語上で法を守らせる立場である皇族にも 法を守ることに例外は無いと言っていることに、物語の強さを感じます。 今、法を守れているか? 法を守ろうとしているか? そもそも守るべき法を知っているか? 誰かに勝手に解釈されて扇動されているだけではないか? 物語は考えるきっかけをくれます。

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    投稿日: 2021.04.30