
総合評価
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powered by ブクログ私の会社人生はこのまま定年まで緩やかに続いていくのだと思っていた。が、突然会社がなくなる可能性が浮上した。そんなタイミングで読んだこの本は、なんだか染みた。壮介の姿をいつの間にか自分の未来の姿と重ねていた。この物語をどう捉えるかは人によって異なるだろうけど、私は次のステージにいくのも悪くないかなと思えるようになった。自分の人生を物語に例えた時にこれまでと違った「章」があったほうが面白みが増すよね。なんて今は思うけれど、きっといざそうなったら壮介みたいに揺れ動いたりあがいたり、いろいろあるんだろな、きっと。
0投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ笑った笑った。主人公の終われない哀愁が笑える。作者が主人公に使わせる日本語や語り口調も面白いし、ああこんな日本語あったなあ、この意味って何だったっけ、と思わせる。 日経の記事で当時大人気だったとあって初めて作者の作品を読んだ。その最中、先日お亡くなりになられたのも知る。何かご縁があった感じ。他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ主人公の定年後の人生が切なく、自分の父親と重なった。。現役時代に職場以外の人との繋がりや趣味を持っておくことがいかに大事か、改めて感じた。一緒にいても自分に利益がない人間だとわかった途端、すーっと離れていく人々。人間って怖い。
8投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ定年するとそんなふうに考えるのか〜って面白かった。人は終わりが分からないから頑張れる。やっぱり会社のためだけに生きるのは、、ね、、
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログ仕事一筋で定年まで働くことはすごいことだと思う。しかし、定年までに仕事以外の生き甲斐を見つけるべきだと感じた。 早期退職したいと願う人も多い現代、主人公には共感できない部分も多いしプライドも高い。反面教師として定年前から読んでおくべき作品だと思った。 妻が主人に恋をしたら?と進める世界線が普通なのか判断できなかった。終盤は主人公が可哀想に思えた。
19投稿日: 2025.12.15
powered by ブクログテンポよく一気読み。 定年後の企業勤め男性のリアルが表現されているようで、自分の将来を想像するように読んだ。 人には引き際がある、いつまでも求めすぎては行けないのか、老後にはどこまで求めて良いのか、複雑な気持ちになったが、老後は現役の時に限らず横一線というのはその通りなのかも知れないと思った。
0投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ一気に読破 会社への未練 もっと自分は評価されるべき 老人扱いされたくはない 思いがけない会社勤め 最後には負債をかかえて夫婦仲も亀裂ができる どうすればよかったのか 自分らしく生きるには みじめでも精一杯いきるのか 着飾って誤魔化していきるのか 選択するのは自分です
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログ定年退職は生前葬?! やり手銀行マンだった壮介は役員目前!というところで出世争いに敗れ、子会社へ飛ばされる そしてそのまま月日は流れて定年退職… なんだか仕事をやりきった感もなく、何をしたらいいのか分からない毎日 ジムに通ったりカルチャースクールに通ったり、 はたまた若い子との恋を妄想したり 美容師の妻に鬱陶しがられる毎日 そんなある日、転がり込んできたベンチャー企業の社長の椅子 仕事にのめり込む壮介だが、さて順風満帆にいくのかな?? プライドと見栄で終始がんじがらめの壮介を情けなく思ったり同情したり 先が気になってついつい一気読みでした ラストは私も故郷を思い出してしまうような展開で… 歳を重ねると、故郷が恋しくなる人が多い事実 誰にとっても故郷の山が一番で、故郷の川が一番なのはホント分かります 私は阿蘇山が一番! さて 『終わった』ら私、どう過ごそうかな~……
32投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログいくらでもおれと比べて元気出せってケロッと言える人になりたい。 過去にとらわれず今を生きる。 見栄を張らない生き方。 定年はまだ先だけど見栄もカッコもつけない自然体で生きることができたらいいな。
0投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログ「予想以上に面白かった!」 「もっと早く読んどけばよかった!」 これが、読了直後の素直な感想。 この本、実は約2年前に砂川の「いわた書店」で購入し、ずっと積ん読になっていたもの。いつか読もう読もうと思っていたのに、今日までかかってしまった。そして、冒頭の感想につながる。 タイトルどおり定年後の主人公の物語なので、自分を重ねながら読み進めたが、非常に気持ちがわかりつらくなることもたびたび。特に妻に反対されながら転職し、その結果大失敗してしまうくだりがあるが、自分も全く同じような経験があり、身につまされた。でも、本当に自分を必要としてくれるところで、一肌脱ぎたい気持ち、本当にわかるな~。 結末は、主人公にとってハッピーエンドなのかどうなのか微妙だが、自分は小説のような終わり方は絶対したくない。気をつけてこれからの人生を送りたい。 最後にこの小説、定年直後の方が読まれると、より一層感情移入して楽しく読めると思う。おすすめしたい。
0投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本では定年後の人々、仕事につけない年齢になった人々を「終わった人」と呼んでいる。社会的に、と。 年齢でなく、そもそも仕事につくことが難しい人々のことをふと考えた。この本のテーマ「定年」とは関係ないが、彼らも社会的に「終わった人」ということになるのだろうか、と。 主人公の娘は随分と発言が聡い。 妻は、借金を負うことになった訳ではなく、ある程度金も残っているのに、なんだか酷いなと、思った。倒産も、夫の行動によるものではないし。(妻は、社長になった、ということから許せないのだろうが)妻は結局お金持ちレベルから出られなかったのだろう。 ただ、とある波乱万丈な定年後話、としか思えなかった。
0投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分もいつか定年を迎えると遠い未来のことと思いつつ購入した本。 仕事は人生に大きな生きがいをもたらせてくれていると感じたが、サラリーマンは身を粉にしても何も残らないと改めて痛感させられた。今のうちに友達付き合いや趣味を見つけておこうと思った。 負債を背負って落ち込んでいる旦那に対する千草の態度に疑問が湧いた。借金したわけでもないのに、今まで共に支え合ってきた関係が急に冷めるのかと不思議だった。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ面白かった。自分が40代であと20年後どうなってるかな。と思うととても自分事として読めて面白かった。 主人公がこっちが向いてる、これがやりたかった、結局老人はこうした方が良いのだ、色々と右往左往するのもリアルで良かった。 ベンチャーの社長を義理と人情と責任感で引き受けて、結果数千万円の負債を負担する事になったのはやるせない。まぁ貯金があって借金までいかなかったのだから不幸中の幸いではあるが。 しかし同じベンチャーで役員やってた若い奴らはさして責任感も感じず、普通に違う職場で再チャレンジ!みたいに働いてるのも酷いよなぁ。社長押し付けたくせに。 思い出と闘うなは良い言葉 心がけた方が良いのは人と会うこと。何の縁で何が起きるかは分からない。でも人と会わなければ何も起きない。 一度書いたレビューが消えてショック。 再度記入する気力がないので最低限のメモだけ書いておきます・・・
0投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ定年を迎えて素晴らしいキャリアが「終わった人」の物語。 趣味や恋に打ち込もうとしてもなんだかうまくいかない。 奥さんは打ち込むことを見つけていて家にいるのを嫌がられれる。 今まで仕事にしか打ち込んでこなかったからこそ、仕事でしか生きがいを見出せない。 年老いてできることが少なくなっていく中で、どのように人生を終わらせていくのかを考えさせられた作品だった。 自分はまだ20代。でもきっと「終わった人」になる瞬間は訪れる。 30代、40代、50代とその時々で読み直してみたい。
0投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログもっとうだつの上がらないサラリーマン時代を経て定年後に家にも居場所が無く…といった主人公を想像していたので期待とは少し違った。 現役時代の経歴も実績も華々しく、仕事一辺倒だった割に妻や娘からも空気扱いされていないという周りに恵まれたところから話はスタートするため、終わった人というタイトルは少しイメージと違うなという印象だった。 その前提で第2の人生の奮闘記と思って読めば面白い。が、定年後にこれだけのエネルギーは自分には無いだろうなぁとは思った。
1投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ仕事が定年で終わった後の世界を描く本。 医師の定年は一般的にはない。 ただ、急性期の大病院を離れるタイミングは一つの「定年」と言えるかもしれない。 現代では、もともと「中年の悩み」と言われていたものが、最近では若いタイミングで来ることが多いという。今後のキャリアをこのまま積んでどうしたいのか?そもそも自分は仕事をし続けて何が幸せなのだろうか?と。子供を持ったタイミングくらいで感じる人は増えているように思う。 医師にとって、キャリアを積むことで得られる名声はあるが、給与に直結しづらいシステムであるためそこを目指す人は今の時代、多くはない。かと言って開業をしたいと思う人もみんながみんな、というわけではない。 どこのタイミングでこの主人公と同じ「終わった人」になるか分からないが、そこを自分の意思で終わらせることができるのは医師という職業が恵まれているのかもしれない。 幸い、主人公とは異なり、どのような職場であっても医師としての修練は可能で、日々何かしらの臨床疑問に出会い、解決するという場には恵まれている。(学ぼうとする気持ちがなくなったら地獄かもしれないが)この1番基本的な「充実感=生きがいとなり得る」構造が続くのも恵まれていると思う。 この本からの学びとしては、まずは主人公のように「成仏できない」老年期にならないよう、若いうちに①老年期にも続けられるような家庭の外の人間関係を大事にすること ②家庭の居場所をATM的な存在でなくいてくれて嬉しいと思ってもらえるポジションでいられる努力すること。(幸い、わが家は家事育児をする夫の方が良いと妻から聞いているため、主人公のように家事の姿で幻滅されることはなさそう。) ③生きがいを見つけること の3つを大切にしたいと思った。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ定年が数年後に迫ってる自分には、リアルで身につまされるお話でした 主人公は一億三千万円もの資産があるのに現役にこだわったり、若い女性と関係を持ちたがったり、何でも勝ち負けで決めがちで、その結果自分で自分を「終わった人」にしちゃってる 主人公の娘が言った「かけがえのない人は友達で、男として見てる人はすぐ代わりが見つかる」ってセリフが刺さりました 残りの人生では、自分も誰かにとって“かけがえのない人”になれたらいいと思いました
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ「終わった人」とてもショッキングなタイトルだなと読みながら思っていたけど終わったから次の新たなステップに進めるとこの本から得ることができました。「続く人」だと変化なしだしそれはそれで平和だけどつまらない
12投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ定年後に働きたい男の心情の変化がよく表現されていた。 作中の「思い出には勝てない」という言葉が刺さりました。 私にとって定年はまだまだ先の話だが、心して迎えたいと思った。
14投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ「終わった人」とは、定年になり、社会に必要とされなくなる人だ。「終わった人」は誰にでも訪れる。家庭に自分の居場所がある人はいいが、仕事一筋でやってきた人にとって「終わった人」は刺激がなく地獄のように感じられる。残り人生15〜20年をどう感じるか。 「生身の男だもん、病気もあれば事故もある。一人では食べられないから、男をとっ捕まえた以上、女もかぶらなきゃいけないものはある。」 と主人公の娘が奥さんに言ったシーンは痺れた。 仕事をしない夫はどうしても家庭での立場が弱くなり、逃げ場がなくなる。フラットな立場で平等な意見を言ってくれる娘はすごい。
7投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ一流銀行での華々しい役職を経て、第一線から外され出向したのち、早期退職する男性の心境を「生前葬」に例え、面白おかしく軽快に語る内館牧子氏、期待を裏切らない面白さ。「恋なんて人生のついでにするもの。世の中の大抵のことが人生のついで」には言い得て妙!もう感心するしかない。食べる為に働くことは人生のついでではない。所々に添えられるタイムリーな啄木の歌が良い。肩書きが無くなり社会のお荷物となり、頭も身体も働かなくなり何かしら持病を抱え、人の世話にならざるを得ない老年期。今しておくことは何なのかを考えさせられる。
0投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
退職した実父、義父のことを思いながら読んだ。 「定年って、生前葬だな。」から始まり、「思い出と戦っても勝てねンだよ」に、励まされた。 「世の多くの人は、平均寿命は生きるだろうと考えて、できる我慢はして、将来のために今を犠牲にして頑張る。でも、五十代でポックリ、六十代でポックリもあるのよね。人は『今やりたいことをやる』が正しいと身にしみた」 こう思う日も来るんだろうなぁ…。
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ定年を迎える人の気持ち、周囲の人の感じ方、どれも新鮮で、でも、よく考えてみると本心では自分もそう感じているかも、と共感させられました。 主人公が筋が通っていて潔い人で、何が起こっても気持ちよく読み進められました。
0投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ主人公がコテコテの老害ではなく、引き際をわかっているせいか読んでいてテンポがよかった。 また、話の展開もサクサク進むし面白く読めた。
1投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ内館牧子って女性だよね、男性サラリーマンじゃないよね、って思えるほど、なんて定年を迎えた男の気持ちがひしひしとわかるんだろう。いやもうほんとすごい。 しょっぱなから、会社から放り出され生前葬された男の気分になれる。 一ああ、六十五で良かった、あと平均寿命の15年なら耐えられる。先が短いということは不幸ばかりとは言えない。人生において、生きていて「終わる」という状況は、まさに絶妙のタイミングでやってくる。あと15年すれば本当の葬儀だ一 これは、壮介が二度目の終わりに思ったことだが、そうかあそうだよねとなんだか納得した。(でもそんなに簡単には終われないのだが) 結婚はギブアンドテイクという道子の鋭い指摘も、なるほど〜。 ジタバタしても来るときは来る。お互い幸せな方法で暮らして生きたいものだ。そのベストな方法は、案外「終わった」あとに見つかるものかもと思えた。
4投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あっぱれ。最高の読書体験だ。 展開が早くてほんとにページをめくる手が止まらなかった。 ジム、面接、大学院受験、恋愛、文学、社長、死、倒産、離婚危機、帰郷、、、、などなどよくもうまあこんな要素を一冊の本に自然な感じで詰め込めるなあと感心してしまった。 自分の老後生活について考えるキッカケをくれる本だった。 ありがと。
0投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元銀行マンの田代壮介の退職後に、"終わった人"になりたくないと足掻き、その紆余曲折を描いた物語。 退職直後の妻との時間を楽しもうとして旅行に誘って断られるあたりは笑えた。 ジム通いの同世代に対し、上から目線で、一線を引こうとしたり、カルチャーセンターで知り合った久里にときめくも、期待どおりに進展しないと勝手に腹を立てたりするあたりは、イヤな親父の典型で、その後の再就職先で取締役社長になり、結果、倒産による負債9000万円を抱えることになっても、あまり同情できなかった。 東大出身で大手銀行に入るも、出世コースから外れ、会社で成就しきれなかった人のコンプレックスが壮介のような態度を取らせるのか。 実社会でも、このタイプの終わった人は多そうだなぁ。。
27投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログどうしても主人公が好きになれず、読むのに時間がかかってしまいました笑 ⭐︎1をつけようかと思ったけど、どんな道を辿ろうが行き着くところは同じという言葉はすごく心に響きました。人と比べてしまい、将来が心配になることもあります。そんな時にこの言葉が生きてくる気がします。
3投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ読み物としては面白い(電車の中で読んでて笑いそうになった)が、中身は現実ばなれしすぎていて全く共感できなかった・・
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ東大出て、大手銀行に勤めて、63歳で定年を迎えて、仕事したくてもがく男性の物語。途方に暮れて、でもプライド高くて、ややこしい。生々しくて、人間の本性はみんなこうなんだろうと笑ってしまうぐらい面白かったです。
38投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ私は30代後半ですが、今から老後に没頭できる趣味等を作っておかないとなと思いました。 幸か不幸か、主人公ほど仕事熱心な人間ではないので、ここまで不完全燃焼な老後にはならないと思うのですが、それでも老後のありあまる時間を何か熱中できるものに当て、他人に迷惑をかけず余生を過ごさないといけないと思いました。 何事も引き際って、判断するの難しいんだろうなとも思いました。プロスポーツ等を見ていて思うのですが、「まだやれる」と周囲から言われるくらいの余力を残して引退した選手のほうが、なんだか引き際が美しいように感じます。記録等に固執して、いつまでも引退しない選手は、どうしても周囲に一定の迷惑をかけ、老害感がでてしまうのではないかと思います。 でも、「自分はまだやれる」という気持や欲についても理解できなくはないです。どういう時に、引退するのが自分の人生にとっても、周りの人にとってもいいのかという答えは中々見つからないんだろうなと思います。 「人間、万事塞翁が馬」というように、一見良く事が運んでいても、それが一気にくずれるようなこともあるでしょうから、本当に人生というのは難しい。だからこそ面白いのかもしれません。 そんなことを考えさせてくれる良著でした。 内館さんは朝青龍が横綱の時に、横審にいた人という認識で、作家ということは知らなかったです。こんなに面白い話がかける人だったとは驚きでした。
2投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ定年退職後の生活について今まであまり考えたことがなかったが、心も体も健康な状態で仕事しない毎日って相当暇だろうな。 人付き合いもあまり好きではないし、自分はどんな老後を過ごすんだろう。 プライドが高すぎて「終わった人」になりきれない田代。厄介だなー。 千草も大変だぁ。 だけど後半の千草の言動はよくない。 許せないからと何ヶ月もツンケンしていてはお互いにやりづらい。 家庭内のギスギスした空気がめちゃくちゃリアルだった。 ラストはようやく前に進んだが、「卒婚」ってなんだかな。中途半端な感じ。 スッキリしないなと思ってしまった。
75投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログおもしろかった、定年はまだ全然先だけど定年後の人だけでなく今働いてる人も読むと考えさせられるところがある気がする 全体的に細かいところがリアルな感じでおもしろい、定年直後くらいの描写が特におもしろかった笑
2投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ定年後の会社に未練がある男性のお話。 ちょっと先の私の話かと思って、焦りました。 別に昇進も目指してないし、そこまで仕事人間でもないけれど、定年したら何かにしがみついて成仏できないかもしれない恐怖。。。 折り返していると思われる自分の人生、まじめに振り返りました。 誰しもが終わった人になる、とその後のエッセイでも読んで、そうだよね、と大きく頷きました。 考えてたつもりだけど、この本読んで、もっと焦りました。 生き甲斐がないと生き様がつまらない…
3投稿日: 2024.12.05
powered by ブクログ主人公 田代はじめ登場人物すべて、それぞれの立場で懸命に生きている姿が魅力的で眩しい。全然「終わってない人」たちばかりだ。
1投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ定年「後」の正解を探しに手に取りましたが、リアルさを含んだ中身に、どうしても気持ちが晴れず、そんな気持ちを持て余し、星を1つ下げました。 働き盛りのいまだからこそ不安になるその「後」…。この本を手に取り、他のみなさんがどんないま、または将来を想像されているのか気になりました!
1投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ勝手に垣谷美雨さんの「定年オヤジ改造計画」を想像して手にした本書でしたが全然違ってた! 定年後の人生を面白おかしく笑って読めるかと思いきや、定年後のジェットコースター人生を切実に感じながら読むこととなった。 何がどん底で何が幸せかは人によって違うのだろうけど。 ただひとつ、定年してもやっぱり人生は自分との闘いなのだなぁと… 現役の頃とはまた違った自分との闘いがそこにはあるのだなぁと… 何をどう選択するか、自分の気持ちとどう折り合いをつけるのか。 そして旦那さんの定年後の生き方により人生が変わってくる妻もまた闘いなのだ。 思い出と戦っても勝てない、「勝負」とは「今」と戦うこと!と羅漢は言うけれど、そもそも戦わない人生も、あっても良いのでは… 人それぞれですね。 内館さんの他の高齢者小説も読んでみようかな。
21投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思い出は強い。過去になればなるほど美化され、現実が辛くなると逃避の行先になる。今を生きる人は思い出に浸らない。「若いといいね、なんでもできる」「今のうちにやりたいことやっときな」歳を取れば責任を負い、自由がなくなる。そういうのは言い訳で、歳を取っても挑戦してやりたいことを実現する人はいる。一握りだけど存在する。多くがそういう人を目指して、なれずに自身に失望し過去にすがる。 今を楽しむ、全力で過ごす、周囲の制限などもろともせず進む。歳をとると違うのは残されてる時間とこれまで積み重ねた経験で、それ以外はなんとかなる。 そういう直視したくない事実を突きつけられる小説。人によっては現実を受け止めるきっかけになるかも。
2投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ定年を迎え、社会から孤立してもがく主人公 私は今働いているので、定年後のことを思うと何か生きがいを見つけなきゃなと思った
0投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ定年になった後に人生迷子になったサラリーマンの小説。サラッと読めて面白いけど、自分はまだ若く能力があるつもりでジジババに混じって雑談してカルチャースクールやジムに通うことをためらうプライド、いつのまにか外で輝いている妻や家族との軋轢、奮起したつもりの空回り、からの諦めに似た爽やかな第二の人生観と再出発、題名の時点で予測できるストーリーではあった。
2投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ序盤の鬱々とした日々でイライラしたけど、そこから展開が面白く、どんどん読み進めたくなる本だった。好きに生きていきたいな。
1投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事人間はやっぱりずっと仕事が好きですよね 鈴木さん、絶対悪い人だと思っていました ごめんなさい 最後何も解決はしていないのに、そういうもんだよねと思う終わり方でした 今後の自分の生き方を考えようと思いました(やりたいことの種まきをしていきたい)
1投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ正直、作者さんについて良いイメージがなかったので避けていたところもあったが、いざ読んでみると面白い。先入観で思い込んだら駄目だよね。 定年退職後、時間を持て余しジム行ったり、カルチャースクールで淡い恋心抱いたり、フラフラしてるなあと展開が怠い前半。 ようやく充実した日々を手に入れるも、急上昇から急下降へ忙しい。 安いドラマとかだとここで救いの手が差しのべられるんだろうけど、そんなに甘くない。現実的。どうやって持ち直していくのかわからない。 とりあえずは先々は明るい展望が見られたので、やっとホッとできた感じ。 だけど基本的に金持ちのおじさんの話なので、大変だけども庶民からみたらそんなに不幸には感じられず共感は難しかった。格差って奴ね。 でも僻みを感じることもなく楽しめた作品でした。
18投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ自身はまだ50歳で終わった人とは思っていないが、非常に深く考えさせられた傑作だと思う。小説なのにこれほどリアルに自分の心にストーリーやそれぞれのシーンが深く刺さった本はない。最後の終わり方もハッピーエンドではないが、極めてリアルでかつバッドエンドでもなく、心が妙な感じで温まるエンディング。これから後半に差し掛かる人生を深く考えさせられた作品。読んで本当に良かった。
1投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ夕食の話題にできる内容なので星4つ 定年後にすることが無く居場所がない人が一定数いるみたい。定年後は社会のために働きたいとはきれいごとで、自分が必要とされていることを実感したいのかと思っていましたが、この主人公は仕事で燃え尽きていない(成仏していない)のがメインの理由みたいです。 ジムやカルチャースクールの様子は、恋?もふくめて「あるある感」満載でした。 多様性の時代、定年過ぎても働くかどうかは個人の自由。主人公みたいな考え方と身の振り方もあるのかと認識して、人生の晩年期に何をするか・したいか もう一度考えてみるきっかけにはなる(身につまされる)小説だと思います。
6投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログ展開が早すぎて結局何の話だったんだろう…という感想。定年を迎えた男性の人生が軸にありながら風呂敷広げすぎてよくわからないまま終わった
0投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログ必死に仕事をして、生活を支えて生きてきて、いざ定年になった時どう感じてその先の人生を生きていくのか、考えさせられる一冊でした。 主人公は岩手の片田舎出身でありながら、東大法学部に現役合格し、大手銀行へと就職したエリート。けれど、気付けば出世街道から外され、出向で飛ばされた先に転籍することになり、そこでも役員に手が届かずに定年を迎えて『終わった人』になってしまったところから物語が始まります。 仕事に生きがいを見出していたからこそ、それに熱中していたからこそ、突然「はい、それじゃあさようなら」とされてしまえば、その落差に途方に暮れてしまうということはあるのだろうと思います。 けれど、本作の主人公はそれに加えて『自分はエリートなんだ』というプライドがとても強い。そして、そのプライドは自分を輝かせるものであることもあれば、他者を軽んじて自らの視野を狭める檻のようなものにもなってしまう。 もちろん、定年退職したあとに預貯金合わせて資産が1億5千万もあるような世帯などまったくもって一般的ではないので、この主人公の家庭は他の大多数の日本人からしたらモデルケースにはなり得ないのだけれど、精神的な部分では、似たような心地になる人もいるのだろうなと感じました。 私はあまり好みだとは思えない話でした。 繰り返される『散る桜 残る桜も散る桜』だとか、『散り際千金』といった言い回しが、何度も出てくるにもかかわらず全くその言葉のような行動が伴わないことに、ある種の人間のリアルな矛盾を感じるようで、冒頭から最後までもやもやとすっきりしませんでした。 ただ、それまでどれだけ一生懸命、夢中に働いていても、定年を迎えた途端に『生前葬』をされたようにそこから居場所がなくなってしまうこと。いつかは来るその日と、そこからの生活のことを、想像するきっかけになったと思います。 いつか定年退職した時に、私はどうしているのだろうと、考えさせられました。
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ共感!それなりの地位に着き、一生懸命に仕事してきた人間なら、「うん、うん、わかる」と思いながら読み進めることでしょう。そして、ふと自分を振り返り、「危ない、危ない。自分も同じ」と冷や汗をかくことも。 退職した先輩方からさまざまな話は耳にしていたものの、やはり当事者にならないと実感はできないのでしょうね。 今後、どんな生き方をするのか、どんな人との繋がりを大切にするのか、改めて考えるきっかけとなりました。
2投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ男女の違いかな。 この年代の女性はね、もっと前に生前葬を味わっていて、そこから生き返っていく術を学んでいますよ。 ...と思うのは、私だけ?(笑)
1投稿日: 2024.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと帯と表紙につられて購入。 定年を迎えた元銀行員の話。 少しも自分の環境とは近くないわけだけれど、なぜか感情移入して楽しめた。どこかで「自分もこうなるんじゃないか」とか「こうはなりたくない」とか勝手な想像を読者にさせるような不思議な教訓めいたものがあって楽しめた。 あとは、少し脚色が強いかもしれないがエリートサラリーマンが定年後に刺激を求めるも徐々に凡庸になる様や突如としてゴールドツリーに顧問として入ったり、はたまた倒産したり、人生の栄枯盛衰が60歳を過ぎてもあるのだと強く思わせる説得力があった。
4投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ読了。面白かった。 20代半ばの自分の周りに飛び交う言葉は、「月曜日が憂鬱」「仕事行きたくない」などが多い。 (もちろん自分も発してしまう) そんな言葉など近くになかったであろう主人公に、尊敬、憧れの気持ちすら抱き、自分を見つめ直した。 まだ未熟な自分には少し遠い世界線の話ではあったが、自分の着地点がどうであれ、『自分を信じて今を生きること』を大切にしたいと思う。 それをきっと、終着点の自分も望んでいる。
1投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ終わってからの人生が、これまた長い。 63歳の主人公の波瀾万丈な「終わった」人生を色々楽しむことが出来た。
0投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ内館牧子さんの本は初めて読みました。内館さんのお名前は「女性初の横綱審議委員会委員」という記憶が強く残っています。 「終わった人」は、かつてやり手の大手銀行マンだった男が、意に反して子会社に出向させられ、そこで定年を迎え、退屈な日々を送るようになったところからスタートします。 私もつい先日42年間働いた会社で定年を迎えたばかりなので、主人公の気持ちはちょっぴりわかります。翌月から再雇用となりますが役職も外され、責任もなくなり、気軽と言えば気軽ですが、このままここにいてもいいのだろうか?という気持ちのまま転職を考えている今日この頃です。 この本は、2018年に舘ひろしさん主演で映画化もされています。奥様役には黒木瞳さん、下心を寄せる?お相手には広末涼子さんというキャストのようです。 本の感想としては、もう少しハッピーエンド感を出しても良かったかなと感じたりしましたが、現実はそんなにうまくいかないことが多いので、このくらいがリアルな設定なんだなと思いました。
9投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ定年退職した63歳の男性が主人公の小説なのですが、退職したものの仕事で成仏しきれず模索する人生を描いた本でとても面白かったので共有です。 定年退職後の生活感や気持ちがリアルで、「仕事で関わる面談者も同じような感覚なのかな」なんて読みながら考えちゃいました。
0投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログ【2023年140冊目】 前半が非常に読んでて苦しかったです。無気力さというか、後ろ向きな感じというか、やめてくれよ、退職した後も長いのに暗い感じの未来を示すのは…と思っておりました。 何歳になっても、生きがいがたくさんある方が生きてて楽しい、それは間違いなくて、それが何かはその人次第。ただ、仕事しなくても生きがいを追いかけられる充分な資産があるってやっぱすごく羨ましいことだなって。そこがまず、日本はハードル高いので。 奥さんが偉いと思いました。最後のシーンとか。もちろん、どっちもどっちな面もあるけど、ちゃんと向き合ってるのは偉い。 しかし、暗い終わり方じゃなくて良かった〜。
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログやっぱりこの人の作品好きだわー 仕事好きじゃないし、早く辞めたいまで思ってるけどなんか頑張れそうになるわ 田代そうすけのようなエリートの道を歩んだら向上心の塊みたいになるのかもなー 24時間働けますか?とかいう意味わからん時代だっだだろうな。 今の若者にはいないと思う。ただそういう人たちが今の日本を作ったんだろうな。 自分自身は老後が楽しみで仕方ない。 ストーリーは鈴木が死んだのがショックだったしその後社長に就任した鈴木が倒産してそれをきっかけに離婚し多額の負債を抱えるのも哀愁がある。 アクティブな人間が仕事を辞めるとこうなるのかぁ
0投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
⚫︎受け取ったメッセージ 退職してからの時間の過ごし方を 考えさせられる ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 「定年って生前葬だな。これからどうする?」 大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、思い通りになるものでもない。 惑い、あがき続ける田代に再生の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。 シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。 ⚫︎感想 クスッと笑えるおじさんの話。 最後は別居婚ということで片付いた。 退職し、家族のかたちが変わり、関係性が変わり、、、それは誰にでも訪れる。人は常に変化していくものだから。それを悲観せず、受け入れて、少しでも気分良く生きていこうとする努力が必要かな。
0投稿日: 2023.10.29
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久しぶりに満点をつけたい小説に出会えました。 最後の終わり方は想像と違くて驚きました。 故郷に帰り、高校時代の友人達と出会い人生何が起こるかわからないと感じる主人公が印象的でした。 やっぱり世間体とか有名って部分も大事だけど、それよりも自分が何が好きで何をやりたいのか考えて生きていきたいと思いました。
2投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ遠くない将来、定年を迎える私にいろいろささる小説。主人公のあがきに、自分ならどうするか考えてしまう。やっぱり外とのつながりは大事。何でもいい仕事、できるかなぁ?奥さんとうまくやって行けるかなぁ。これはもう手遅れになってるかもしれないが。社長になるのだけはやめておこう。
0投稿日: 2023.10.21
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高学歴、一流企業を鼻にかけるこの主人公の傲慢さがツボ。だから奈落に落ち失敗するシーンでは胸がすく思い。他人事だけれど、こういう家庭、夫婦は他人事ではない、どこにでもありがち。 定年が人としての終わりではないけれど、「散り際」という言葉は記憶に留めたい。
5投稿日: 2023.10.11
powered by ブクログ「もうすぐ死ぬんだから」を読んだあと、これを読みました。どちらの主人公も自意識過剰で、同年代の人々を心の中で貶す様が初めは鼻につきましたが、途中からの急展開からだんだん主人公を応援したくなってきます。 気になる点は二つ。 主人公は銀行勤務→子会社出向→転籍とエリート街道から外れていたのに、ここまで自意識過剰な人物像になるのが驚きでした。ソフトランディング、してますよね? 主人公がかなり年下の女の人に執着していくのが、ちょっと受け入れられませんでした。
0投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログこの物語が、リーディングドラマ(舞台)として公演があり、観劇することになったので原作を読んでおこうと思い手に取りました。 高学歴、高収入のエリートサラリーマンの定年後の波乱万丈なお話し。 主人公、田代壮介に共感できない…妻の立場で読んでいるからでしょう、壮介が女々しくて情けない。 久里とのくだりは、「何やってんの〜?」と嫌悪感でした。 後半は、不運が重なり気の毒な展開。妻の千草の夫に対する態度は そこまで?と思いました。とにかく共感できないまま読み終わりました。 近い将来我が家も迎える「夫の定年」 夫がどんな気持ちになるのか、どうなっていくのか 全く想像できないけど、すごく考えさせられました。 なかなか共感できなかったけど 読んでよかったと思いました。 実際に夫が定年を迎え、何かが起きたときに読み直すのも良いかも。 壮介が千草との関係について考える中で 「縁あって 長い年月共にした赤の他人」この言葉にハッとしました。 背すじ伸びるような気持ちになりました。 ほどよい距離感で良い関係でいたいものです。 ちなみに、中井貴一さんキムラ緑子さんの舞台 リーディングドラマは、クスッと笑って 泣ける 素晴らしい舞台でした。
0投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログ退職したら 薔薇色の日々が待っている。と まだ働いている自分は思っている。 でも この話を読んで、そういう単純な物ではないのだろう。とも思った。 まぁ 人はいつも 現状に満足できないものだから。
0投稿日: 2023.09.09
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Audibleにて。 「終わった人」ってタイトル、何か人生終わったみたいであんまりな言い方って思ってたけど、エリートサラリーマンなだけあって、すごい波乱万丈。 定年退職したおじさんの話だから、どっちかって言うと父親を見る感覚だったが、会社が倒産したのを申し訳なく思ってる壮介に対する妻の態度が冷た過ぎて、何だか悲しくなった。別に家がなくなったりしたわけでもないし、不倫して騙されてって訳でもないのに許してないとか言うかなぁ。 最後はとりあえず卒婚ってことで、岩手に戻ってからの壮介を応援したくなった。
7投稿日: 2023.09.08
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オーディオブックで。 ジジババの言葉が面白く、全体的にも良かった。 定年後の男性のリアルが書かれていると思う。 「思い出と戦っでも強くならない」は、ほんとそうだと思う。 卒婚…良いかも(笑)
0投稿日: 2023.09.03
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この本を原作とする映画を観たので、この本も読んでみました。 映画よりも原作の方がよかったです。 映画では、定年退職を迎えた状態である主人公のみを「終わった人」としているように思えましたが、原作では、もっと多くの意味・場面で「終わった人」が使われており、「終わった人」についていろいろと考えさせられる内容になっていると思います。 また、映画では、主人公が社長となった会社が倒産する際、主人公は責められる一方で、いたたまれない印象でしたが、原作では、社長としての主人公の努力を、社員も理解していて、人の温かさを感じられる内容になっており、そこにリアリティーを感じました。 また、IT企業ならではの社員の資質もうまく描かれているように思いました。 人は誰しも、とくにサラリーマンは、自分自身が「終わった人」であることを感じる瞬間が来ると思われるだけに、この本を読んで、「終わった人」となったときを見据えたシミュレーションをするのは悪くない、というか、シミュレーションをお勧めしたい一冊だと思いました。
3投稿日: 2023.08.30
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私もいよいよ60歳。うちの会社は65歳定年に なったため、まだ正社員として働いている。 しかし給料は7割です。おかしな話です。 小説の主人公は東大法学部卒。メガバンク就職。 役員になる手前で出世ルートから外れて子会社へ 出向。その後、転席して定年。仕事は出来るが 仕事一本だったため趣味はない。家でヒマを 持て余し、妻に愚痴る日々。この主人公に対して トコトン共感出来ずに最後まで読み終えた。 なまじ良い学歴、役職にいた者はその後にも プライドが先に出てしまい、それが邪魔をする。 良いものを読ませてもらいました。物語はとある IT企業の顧問から社長になり、楽しくやって 終わりと思いきや、意外な展開。最後はちょっと切ない感じでしたね。物語の最後の方に出てきた 「思い出と闘っても勝てない」という言葉には 全くだと思いました。美化されたものと闘っても そりゃあ、勝てません。肝に銘じます。
0投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ面白かったです。 定年を迎えた日から始まる物語。 しかし、そこからの主人公のまるでジェットコースターの人生。 63才で第二の人生を歩み始めた主人公。 やりたいことやって、いろんなもの失って、でもそんな生き方しか出来ない人なんだろうな。 先が短いからこそ、好きなように生きよ。 嫌いな人とはメシを食わず、気が向かない場所にな行かず、好かれようと思わず、何を言われようと、どんなことに見舞われようと、どこ吹く風で好きなように生きればいい。 そう出来ればよいけど、実際は家族に迷惑かけたくないから、なかなか、ね、、、。
3投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ内館女史が今から8年程前に書かれた本です、2018年に文庫化された様ですが、2023年の夏に購入しました。500ページを超える大作に見えたのですが、ストーリーの展開が面白く、次はどうなるのだろうかという思いから、2日で読み終えてしまいました。これは小説ではありますが、最後の解説にあるように、登場人物は主人公から周りの人に至るまで、ベースになる人達の生活に基づくものだと思います。 今度の誕生日で60歳を迎える私にとって、この本は良いシミュレーション小説でした。様々な場面において大変参考になりました。定年を過ぎたら、夫婦は別の生活をすることになる、この小説に書かれている「卒婚」は、とても興味ある考え方だなと思いました。主人公は能力があり仕事ができたために、最初は顧問で入社した会社の社長を継ぐことなり、結果として殆どの財産を失うことになりました。それがあったからこそ、次の展開があったのだと思いました、それはこの本には書かれていませんが、私はそう思いました。 以下は気になったポイントです。 ・時間に対する価値観を変え、人生の楽しみ方を考え直さないと、これからの日々を無駄にすることになる(p49) ・定年になった男たちは家庭に戻るか、趣味に走るしかないと実感する(p55)人は死ぬまで誇りを持って生きられる道を見つけるべき(p110) ・自分が変わればいい、社会や人はそうすぐには変わらない。変わる前に俺があの世に行くだろう、ならば自分が変わればいい(p127) ・早々と出世ルートを外れた者が、結局は先を見据えて学び、資格をとり、人生を切り拓いたりする(p145) ・スーツが息をする、仕事を離れてスーツにふさわしい息をしていない男には、スーツは似合わなくなる(p229) ・人間は散り際、つまり諦め時が大切である、いいタイミングでサッと諦めれば、人生において千両の金の価値がある「散り際千金」(p303) ・60代は空腹である、失ったものを取り戻し、腹に入れたい。これが後期高齢者になると、空腹は感じなくなる、失ったものの方が多く、喪失感と諦めの度合いも大きく、そうなった自分と折り合いをつけて生きようと腹もくくれるだろう(p314) ・世の中の何もかもが「生きてるついで」かもしれない、職場と墓場の間に何もない人生が、いかにつまらないか(p362)終わった人の年代は、美しく衰えていく生き方を楽しみ、称えるべきなのである(p405)重要なのは、品格のある衰退である(p530) ・故郷は遠くにあって、遠くから思うから良いのである、同級生や町の人は、たまに会うから優しくしてくれる(p495) ・離婚は不仲の夫婦が籍を抜く方法、でも、卒コンは籍を抜かずに、お互いに自分の人生を生きるために同居の形を解消する(p512) 2023年8月11日読了 2023年8月12日作成
2投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログ「わた鬼」もどきの小説。小説ならではのなかなかお目にかかれない設定。感情移入するよりも、テレビを見ている感覚。 何か明るい未来を暗示するか、新しい提言を示すとかの工夫があれば良かったと思う。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ最初は、なんだろうこのおじさんと思っていればたけど、読み進むに連れてワクワクし、まさかの展開で気がつけば応援していた。 わたしも岩手出身なので、岩手の情景を沢山描写してくれていてとても嬉しかった。次帰省するのが楽しみだな。 私の定年はまだまだだから、また読みたいと思う。
0投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ最後の方はあまり読んでいて楽しい内容でなかったのが残念。そうなっちゃうのかぁという感じ。 でも全体的にはおもしろかった!
0投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ面白かった! 内館牧子さんの本は、前に「どうせすぐ死ぬんだから」を読んだ。こちらは微妙だったな〜。主人公のおばさんがあまりにも鼻についた。 けれど、「終わった人」は良かったね。 男性の老後を描いた小説として、とてもよくできていると思う。とまだ若い自分が言うのも変だけど。 平日の昼間にジムに通う老人に対して。自分も老人なのに「ああなってたまるか!自分は老人の集団には馴染まない!」と感じる主人公。 自分もきっとこう感じる側になるんだろうな〜と苦笑してしまったw そして結局仕事に戻っていく主人公。 周りの若い人たちから「社長になってください!」と頼まれるのは、ちょっとストーリー的に都合が良すぎる気がするけどw、単なる老後生活だけで終わらないのは面白い。 仕事に戻った主人公が「余生なんてない。余りの人生なんて無い」と独白するシーンがある。とても名言だと思った。 それにしても40歳女性の「クリ」の描き方がなんとも…笑 筆者は若い女性が嫌いなのかな?と思うようなキャラクター設定。 故郷のシーンも良かったね。 東北出身の主人公。地元の仲間たち。そして本書で度々引用される石川啄木。 帰る場所があるというのは良いことだ。
4投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。 2015年に刊行され、文庫化は2018年。 当時としては大きな反響があったことだろう。 私は男性の仕事にかける情熱は、見聞きすることでしか理解していないが、大きなデメリットは退職後にやってくるだろうと感じていた。家事育児の不参加も、健康も、すべてが定年後に押し寄せる。 主人公はまさにそういうタイプだ。 この本を選んだのは、老後どう生きるかというのは、現役世代の私が今どう生きるかということにも直結しているからで、いつか来る「定年」をわが事として意識しておきたかったから。 作品としては、主人公が定年後の過ごし方を右往左往して、失敗を重ねながらも生きる姿を見ていくことになる。そこに正解はないのだな、と思わされる。面白いかどうか、というと普通くらいかな? 妻視点でも、娘視点でも、さまざまに読むことができるのがこの作品のいい所だと思う。 けっして丸くおさまらないところがリアリティがあった。
0投稿日: 2023.05.29
powered by ブクログテンポの良いドラマ仕立て。 こんなに素晴らしいキャリアのある人には感情移入は少し難しいけれど、第三者目線で楽しめました。 学歴の高い人ってこんななの?こんなに人を小馬鹿にしてるの?と少しビックリしつつ、こんな人になってみたいと憧れを抱いたりもして。 内向的で変化を望まない私としては、こんなにお話しも上手で、外に出たいって思うやる気と自信に満ちた主人公は眩しくて眩しくて、愚痴さえもかっこよく見えました。
1投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログ「お互いにいい年なんだから、行きたいように生きる方がいいわ」 「何にでも終わりはある。早いか遅いかと、終わり方の良し悪しだけだ。」 「人は《今やりたいことをやる》が正しいと身にしみた。」 「この年齢まで他人の女が俺と人生を共にし、一緒に年を取って来た。」
0投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ小説。会社勤めを終えた人の生き方を想像してみたくKindle Unlimitedで読めたので読書 東大法卒、メガバンク勤務のち子会社役員を経て定年した60代の葛藤、挑戦、その後。 本書は小説なので感想だけ記載。 社会人として30年以上に渡り仕事をして引退する。仕事はシンプルに生活の糧という場合もあるが、広義に捉えると自分と世間の繋がり方でもあり、この接点を会社を通じてしか持てない場合、退職後に問題が起きる。 個人的に人生100年時代においては会社を通じてスキルを高め、それを使って個人としてできる事を増やしておく事が会社を辞めた後の自分を救う事になるのだと思っている。 あとがきに筆者が60歳を越えた同窓会で「人生の着地点はそう変わらない」と感じ本書を書いたと述べているが、本当にそうなんだろうと思う。 自分としてはどう生きたら満足か?を意識し行動した者のみが満足な着地点を見つけられるのだと感じた。
1投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ「内館牧子」の長篇小説『終わった人』を読みました。 社内の研修で紹介されて興味を持ったんですよね… 仕事ばっかりじゃ ね。 -----story------------- 定年って生前葬だな。 衝撃的なこの一文から本書は始まる。 大手銀行の出世コースから子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えた主人公「田代壮介」。 仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。 図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。 どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。 妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、そう思い通りになるものでもない。 これからどうする? 惑い、あがき続ける「田代」に安息の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。 シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた話題沸騰必至の問題作。 ----------------------- 「田代壮介」は、東京大学法学部を卒業後、メガバンクのひとつたちばな銀行(旧万邦銀行)に就職し出世コースを歩んでいたが、役員登用目前で出世競争に敗れ、子会社のたちばなシステムに出向・転籍させられ、そのまま定年を迎えた… 趣味や夢もなく、これまで仕事一筋だった彼は退屈な日々を送るようになった、、、 「壮介」はスポーツジムに通ったり、図書館で時間を潰そうとする一方、職業安定所で職探しを始めるが、高学歴と立派な職歴がネックとなり、思うようにいかない… 妻「千草」や娘「道子」からは、「恋でもしたら」とからかわれる始末。 大学院で文学を学ぼうと思い立った「壮介」は、勉強のために訪れたカルチャースクールで「浜田久里」と出逢い、恋の予感が芽生える… さらに、スポーツジムで知り合った新興IT企業ゴールドツリーの社長「鈴木直人」との出会いによって、思わぬ人生の転機が訪れる、、、 ゴールドツリーへの顧問としての就職、「鈴木」の急逝に伴う社長就任、ミャンマーの取引先イラワジ社の経営破綻に伴う三億円の貸し倒れ、そして、ゴールドツリーの経営も危機に瀕する… 「壮介」には会社代表としての責任が、「壮介」の運命の歯車は思わぬ方向へ回り始めていた── いやぁ、身につまされる部分が多く、自分の生活にシンクロさせながら考えちゃいましたね… 「壮介」の場合は、出世争いから失脚したとはいえ、1億円以上の資産や妻名義のマンション、美容師といしての妻の収入があり、私たちのような一般的な会社員とは、金銭的には恵まれているにも関わらず、定年後の人生は順風満帆とはいえない状況ですからね、、、 私たちには、もっともっと悲惨な定年後が待ち構えていそうで、想像するのもイヤになっちゃいましたね… 卒婚なんて、したくないので、本作品を反面教師に、これからのことを考え始めたいと思います。 あと、本作品の中で紹介されていた印象的な言葉、、、 「下山逸倉(しもやまいつそう)」という俳人の友人への手紙からの抜粋、 「完全な肉体の所有者でも、 死んで埋められてしまえば一切平等、 唯ホンノ一寸の間、 悠久な宇宙に対比しての不自由や苦痛に過ぎぬ」 人間の苦しみなんて、死ぬまでのほんの一瞬… ってことらしいですね、、、 あとは、「良寛和尚」の句、 「散る桜 残る桜も 散る桜」 結局、みんな散っちゃうんですよね… 何だか心に残りました。 少し前に映画化もされているようですね、、、 機会があれば観てみたいですね。
1投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ展開が早くどんどん読み進んだ 連続ドラマになりそうな内容だった 主役は役所広司で妻役は檀れいかな? 続編も読んでみたい
1投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ分厚い本でしたが、文字が大きかったためすぐに読み終えました。 「定年って生前葬だな。これからどうする?」というキャッチーなフレーズが帯に書かれていて興味を持ちました。 主人公の田代壮介は東大法科卒、メガバンクを定年まで勤め上げたエリート。退職後もプライドが邪魔して老後を素直に楽しめず、他の学業や恋で何かを成し遂げねばと必死。 プライドは高いくせに優柔不断で行動に軸がない、あまり好感は持てないタイプの主人公。 浜田久里という女性にも執着しすぎでは?熱海で久里とワンチャン狙っていたことには驚きでした。 良くも悪くも映像的で、文面だけでは田代や他の登場人物の心情が読みづらいなぁ、と感じます。 映画ならもう少し面白いかもしれません。
23投稿日: 2023.03.06
powered by ブクログ手にとった時には躊躇う厚さだったけれど読み始めるとスラスラとハイペースで読了。老後というにはまだまだ若いといえる定年世代、どのように過ごすのか人それぞれ。サラリーマンの多くはこの田代のような気持ちになるのは想像できる。東大法学部卒のエリートの定年後の生き方はどうなるのか?結末が気になり後半は一気読み。千草の立場になって自分ならどうするか考えてしまった。許せるか許せないか…千草には自分のお店という生きがいがあるから救われてるけれど。
4投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ自分現在40後半、これから終わった人が見え始める年代。読み始めは現実と先を重ねて暗い気分になりそうだからやめておこうかと思ったけど、作品は作品として読み進めたら、読後は爽快。 『十代、二十代、三十代と、年代によって「なすにふさわしいこと」があるのだ。五十代、六十代、七十代と、あるのだ。形あるものは少しずつ変化し、やがて消え去る。それに抗うことを「前向き」だと捉えるのは、単純すぎる。「終わった人」の年代は、美しく衰えていく生き方を楽しみ、讃えるべきなのだ。』
6投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ停年を生前葬といい、プライドを持って生きようとする主人公。そのあがき、気分の高揚と挫折、まだまだ体力も気力も枯れきっていないのにどう生きるか。 「思い出とは闘えない」「卒婚」 人生100年時代と言われる今日的な課題。 私は何歳になっても夢を追っていきたいが。
1投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログAudibleで一気に聴いた。 感情移入した。 人生の着地点はそんなに変わらないのでは、との示唆。 考えさせられた。
1投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ今までの自分の連続した経験や培った価値感で今後を判断するのではなく、感じるままに動いて身を委ねてみること。仕事(社会との関わり)や家族との関わり方も考え直すと自由になる気がする。 主人公と同じ職業で似たターニングポイントにあり、ここ数年ずっと今後を考えていたが、考え方の幅を広げるヒントになった。 あえて言うと、株主でも無い雇われ社長が会社の債務を肩代わりしたり、主人公のキャリアを踏まえれば、新興国の政治銘柄への売掛金に保全措置を講じない事に違和感を感じましたが、それを超える学びがあった。
0投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
定年退職後の男の心の揺れ動き。『終わった人』なのかそうじゃない第2の人生の人なのか。ジムに通うジジババたちを馬鹿にしたり、あぁはなりたくないと思ってみたり、惨めになってみたり……人生って色々だなぁと思った。
1投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ東大法学部卒、大手銀行本部勤務と華々しい経歴を持つ主人公に、全然終わってなんかいないじゃんと言いたくなった。もう少し一般的な設定にしてほしかった。 その後の人生がたとえ下り坂と感じたとしても、それは現役を交代することであって負け組ではない。生涯現役でいることなど不可能なのにどれだけプライドが高いんだ。 だが人生は100年時代となった現在では60歳で退くのはまだまだ早い。 このまま生きていれば必ず直面する現役引退。 自分はどのように生きれば幸せになれるのか、真剣に考えさせられた。 それとジェットコースターのような主人公の人生にエンタメ性を感じたのと非常に読み応えがあり、先が気になる作品に出会えた。 非常に面白かった。
2投稿日: 2023.01.20
powered by ブクログ「思い出と戦っても勝てない。」 理由あったにせよ、妻に愛想を尽かされるところは、なかなかきました…。 人生で選択するところは多々ありますが、結局は自分の納得いくところに辿り着いてしまうのかなと思いました。
0投稿日: 2023.01.18
powered by ブクログ正月休み、じいちゃんちにいる間に読む本ではなかった。 著者は、再生の物語と言っていますが。私は、何か、ジーンと寂しさを感じた。 「若い頃に秀才であろうとなかろうと、美人であろうとなかろうと、一流企業に勤務しようとしまいと、人間の着地点って大差ないのね」 どうなんだろうか、どうなんだろう。ずっと考えていた。
1投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログ自分は現役バリバリ世代だから、主人公の気持ちを推し量るのは難しい 小説が故に波瀾万丈な退職後の人生になっている
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Kindle Unlimitedでなんとなく読んでみたものの、凄く引き込まれて一気読み メガバンクでエリート行員としてサラリーマンとしての誇りを持って生きてきた主人公の退職後の人生から「生き方」とは?「生き甲斐」とは?というテーマが浮き彫りにされている 読みやすい中で考えられる作品で、作中の心打たれるフレーズを幾つもメモしてしまった 主人公は退職後、サラリーマン時代の思い出に勝てず苦しむが、ただの退職のみならず介護など自分自身が要因でない、のっぴきならない事情から終わった人になった友人の話なども他人事ではなく、胸が苦しくなった 内館牧子さんが還暦を迎え、参加した同窓会でどんな秀才もエリートも「着地点は変わらない」ということに気付いて書かれたのが本作、実際に周りに終わった人が増えてきた著者の言葉は重みがあり、自分自身の会社員人生や生き甲斐について考え直すきっかけとなる一冊だった
1投稿日: 2022.12.10
powered by ブクログ大手を退職後、美容院を開業した嫁 見栄を張ってジムに行くが勘違い男のまま。 乗せられて代表になるが退職金はすっからかんで、地元に逃げ帰る。
0投稿日: 2022.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東大法科→メガバンクとエリート街道を進んできた主人公だったが、出世コースから外れた子会社の役員として定年を終えた日からのお話。 読んでてめちゃくちゃ切なくなリました…。鬱々とした日々からの挽回からのどん底…からの小浮上。あんまり出番ないですが、主人公のお母さんが1番好きかも。65歳の息子の帰省でご飯を作ってあげるおばあちゃん。故郷に帰るところだけは心が温まりました。
1投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ定年退職後の日常の解像度が高くなった 自分自身はまだ老後の人生を考える様な年齢ではないが仕事一筋で趣味も友達もなく過ごすのは危ないと感じた
0投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「俳優でも作家でも映画監督でも芸術家でも何でも、世代交代と無縁でいられるヤツらは天才よ。それと同列に並ぼうったって、努力でどうにかなるもんんじゃない」 「千草ネエが、美容師になるとはおもわなかったよなァ。お嬢さん女子大の英文科より、専門学校の方がよっぽど役に立ったよな」 企業というところは、人をさんざん持ち上げ、年を取ると地に叩きつける。 「誇りは『会社では一切偉くならなくていい』と決めたことだな」 早々に出世ルートを外れた者が、結局は先を見据えて学び、資格を取り、人生を切り拓いたりする。わからないものだ。 「終わった人」でも、誇りを持てる場はきっとある。仕事をしたいと焦るより、また、合わない仕事で合わない人に使われるより、腹を決めて楽しんで生きよう。 「あなたほど優秀で、力も人望もある人が、何かの巡り合わせでレールを外れる。いや、外されるのね。冗談じゃないわ、他人に自分の人生を左右されるなんて。私は技術を身につけて、他人には使われるもんかって」 「 生身の男だもん、病気もあれば事故もあるよ。他にも色々と何があるか分からないに決まってるじゃない。結婚なんてギャンブルだよ。それに、一人では食べられないから男を取っつかまえた以上、女もかぶらなきゃいけないものは当然ある。結婚はギブアンドテーク。その根性がないなら、別れる。二つに一つだよ」 あとがきより 着地点に至るまでの人生は、学歴や資質や数々の運などにも影響され、格差や損得があるだろう。だが、社会的に「終わった人」になると、同じである。
0投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ映画の影響でどんな場面も舘ひろしで脳内再生された(映画まだみてないけど) 自分の幸せを他人からの物差しで決めちゃうと、ずっと幸せにはなれないと感じた でも他人目線で生きるのって、ある意味楽かも
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ2015年初版。売れっ子脚本家として、一時代を作った方だけあって展開が楽しみでページが進みました。主人公は東大法学部卒・メガバンクでバリバリと仕事をこなすも出世争いに敗れ子会社で63歳のサラリーマン生活を終えた男。私が63歳なので親近感を持ち読みました。実際は高学歴でもなく中小企業で50歳で体調を崩して、そこで終わったと言ってもよい時間を過ごしていますので、かなり主人公とは違いますが。読んでみて思ったのは、人生の最終章を、どう生きるのか考えないとと焦りの気持ちを持ちました。最後は学歴や職歴は、関係なくなるのは確かに思えますので有意義な時間を過ごせるように考えて行動を起こしたいです。
13投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログどんな働き方をしていても、派遣でも契約でも正社員でも終わりが来る。一つの繋がりがなくなることに未練や寂しさ。満足のある場所でなくても無くなって次がないことの不安。 でもここまでしがみつきたく無いって思う。自分が定年後に働きたいと思わないためなのか。
1投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
定年ってあっという間にやってきた。 主人公のように悪あがきはしていないがまだ働いている。幸い借金はないので故郷に帰る必要はない。 時間があったので紀伊國屋書店に行ったら文庫本になっていたので買ってしまった。
0投稿日: 2022.09.01
powered by ブクログ自分はまだ社会人にもなっておらず、定年なんてまだまだ先の話であるが、第一線を退く男の心情がひしひしと伝わってきた。仕事への情熱、恋、趣味、老後の考え、故郷など多くのキーワードが盛り込まれており、様々な考え方を知った。
0投稿日: 2022.08.22
