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わたしの恋人
わたしの恋人
藤野恵美/講談社
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総合評価

17件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋はしないと他人との関わりを避けている森せつな と 仲良い両親から愛情いっぱいに育てられた古賀龍樹。高校生男女の青春恋愛小説。 森さん視点と古賀くん視点 交互に物語が進んでいく構成。読みやすかったので あっという間に読んでしまった。大きな出来事はないけれど、比較的穏やかに進む物語(森家はいつも穏やかではないけれど)で読後感も◎ 古賀くんの真っ直ぐで憎めないキャラクター。森さんの安らげる場所が保健室からいつの間にか古賀くんになっていて、その特別な存在のおかげで森さんは強く前向きになれた。そんな二人を応援したくなる話だった。

    0
    投稿日: 2022.05.15
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    「きみの傷跡」→「ぼくの嘘」→「わたしの恋人」と、発表とは逆順(しかも「ふたりの文化祭」はとばしてて、これから読む)で読んできて、やっとスタート地点にたどり着けた。 「ぼくの嘘」で大事な脇役のふたりには、こういうエピソードがあり、笹川くんはこちらではこういう役割を果たしていたのか、と感慨深い。 今回も共感できて応援したくなる登場人物たち。 藤野恵美さんの作品、大好きです(^^)

    0
    投稿日: 2022.04.27
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    読後ほんわか。 もう少し先まで読みたいな、と思った。 図書館で借りたけど、普通の小説より YAのコーナーにぜひともおいていただきたい。 高校生の恋愛小説で、 家族の問題も取り上げつつ お互い思いやることとか、 好きな人がいる幸せ感とか 重すぎず読めます。 家族の問題に関してもうちょっと解決とか話し合いとかあれば良かったなと思いました。 現実で家族問題がスッキリ解決することも多くないから それはそれでありなのかな、とも思ったりしますが。 主人公の男の子が良い子過ぎて…いないなぁと(笑) シリーズではなくとも同じキャラが出てくる本もあるようなのでそちらも読みたいです。

    3
    投稿日: 2021.08.30
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    初々しすぎて眩しいわっ!! んで、眩しすぎて痛い(笑) あと、主人公の男の子の真っすぐさもアタシにも主人公の女の子同様に痛かった。 アタシが勝手に、あんな人やこんな人を思い出してしまっただけやけどwww 「真っすぐ育った人には分かるまい。」みたいな感じとか? あの頃のアタシは僻んでたなぁ。なんて恥ずかしい(笑)

    0
    投稿日: 2019.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出た、せつなパパの「誰のおかげで飯が食えるとおもってるんだ」発言。それ、辰巳渚『父の作法』にもあったNG発言ですから。序盤でせつなを映画に誘う龍樹だけど、その年のころ、気になっている女の子を映画に誘うなんて発想はできなかったな、自分。せつなの、電話番号が書かれた紙を持っているだけでつながりを感じて満足するってのいいな。初々しくて。「お洒落をするのは媚びているような感じがするので無難な格好をする」というせつなの感じ方は、次巻のあおいとの考え方との大きな相違点。

    0
    投稿日: 2019.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幸せな家庭に育った男の子が、クラスでひとり浮いた感じの女の子に一目ぼれしてぐいぐいと迫っていくが、女の子もなんだかそれがうれしくなっちゃって、という一直線なストーリー。この作品だけを読む分だと、この二人がだんだんくっついていきつつ、女の子のほうは、自分自身の家庭の悩みとかはきっとわかってもらえないんだろうなあと葛藤するという、ほとんどそれだけ。 すごく単純なんだけど、ディテールが丁寧に描かれていて説得力があり、とても楽しく読めた。 もっとも、それだけじゃないんだよということは少し匂わせてあって、そちらは「僕の嘘」のほうで描かれる。

    0
    投稿日: 2018.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生のピュアなお話。育ってる環境が違いすぎるから余計に理解は出来ないと思って妙な距離が出来てしまうけど、それでも好きだと一緒にいたいと思えるのって大事だし素敵だった

    0
    投稿日: 2016.10.10
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    「おれの大好きな森さんをこの世に産み出してくれてありがとう、って思う」普通、高校生がこんな事言えないと思うけど、じーんときた。

    1
    投稿日: 2015.07.17
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    2014-8-19 高校生のきらきら 古賀くんのまっすぐな思い、きらきらしてた!こっちがキュンキュンきちゃった 付き合ってくださいなんていわれたのいつぶりだ?笑 人と関わることで自分のこともわかるし、相手にもっとじぶんのことしってもらいたいとおもうきもちがどんどんましていくー どんなに好きでもむかつくことだってあるし、うまくいかないこともある せつなちゃんは、古賀くんに出逢えて本当によかった

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    今時の高校生の話ではない、純粋なストーリー。 2014.6.12

    0
    投稿日: 2014.06.12
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    家族円満な家庭で育った男の子と 両親が毎日喧嘩している中で育った女の子の恋愛話でした。 ちょっと思い出したのが、マツリカ*マジョルカでした。 一歩踏み出そうとしないのは自分

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    投稿日: 2014.02.27
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    少女漫画を読んでいるようでテレテレしてしまいました。 せつなのホラー映画が好きな理由には妙に納得です。 表紙の絵は素敵ですがもう少しポップな感じにすれば ヤングな子たちがもっと手に取るんじゃないかな~と思いました。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    派手なストーリーではない。 なんとなく好きになって、心が近づいていく様子が丁寧に描かれている。 森さんが不器用に、自分を守るように小さくなって生きていたところから、古賀君との出会いで、自分は自分と外の世界に出ていけるようになってよかったねと思った。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    両極端の家庭で育った二人の恋物語。 せつなが最後まで両親との問題と向き合っていない為、少し足りない感じがした。

    0
    投稿日: 2011.10.22
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    高校生のせつなと、龍樹。 性格も、育ってきた環境もまったく別の2人。 ふたりの関係はどうなっていくのでしょう? 人と人とのつながりって、生い立ちだとかは問題じゃないと思う! とってもかわいいお話でした♪ 読んでいて、セロリという曲を思い出しました。 洋服の青い色がキレイな表紙です。

    0
    投稿日: 2011.04.20
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    森せつなは不仲な両親の影響で恋愛や友情を信じていない。一方古賀龍樹はラブラブな両親のせいか明るく素直に育っている。その龍樹が森せつなにひとめぼれ! …初恋って気恥ずかしいものですね。その恥ずかしさやとまどいを真っ向から書いちゃった、有る意味潔い物語。いや、若いって事は…

    0
    投稿日: 2011.01.24
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    三十路のワタシは赤面しっぱなし。アマーイ。 まっすぐな恋愛小説です。ふふふ。 高屋敷先生にさりげなく萌え。

    0
    投稿日: 2010.12.27