
黄昏古書店の家政婦さん ~春夏秋冬下町恋話~
南潔、あんべよしろう/マイナビ出版
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総合評価
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powered by ブクログ歳が離れている古書店の店主と家政婦さんふたりの物語。最初のお話 牡丹の影 ではすれ違いの思いに切なくなり一気に読み進めてしまいました。緑水亭事件は怪しく怖くも最後は難しかった。反復恋習はまさかの家政婦さんが記憶喪失!それでも思いは消えない、とても面白かったです!
0投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ「牡丹の影」 互いに本音を隠し。 一人以外が想いを寄せる相手に気付いていなかったからこそ、勘違いをしてすれ違いを繰り返したのだろうな。 自分が仕組んだ演技だったとしても、こんな想いになるのならば自分の気持ちと一度向き合うべきだろう。 「緑水亭事件」 若返りの水と男は。 うまく二人を引き離すことには成功しているが、何をしたとしても信頼関係を上回れなかったことが敗因だろう。 伝説として残された物語だったとしても、それにまつわることがあったからこそ未だに残っているのでは。 「反復恋習」 変わらない想い人。 記憶を失ってしまったのは過度なストレスであり、取り戻したのは大切な時間を過ごせたからかもしれないよな。 想いを寄せるのは自由ではあるが、誰の目から見ても明らかな状況で攻めることが出来る自信がすごいな。
0投稿日: 2024.08.01
