
ちんちん電車
獅子文六/河出書房新社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(4件)3.0
| 0 | ||
| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ『七時間半』という鉄道ミステリが好きです。 その著者が書いた鉄道エッセイ。 特に「都電」について書かれた一冊。 残念ながら、今はもうほとんど姿を消した都電。 ちょうどこれを執筆していた頃 廃止されていく最中だったようで…。 ご自分が乗っていた路線の思い出や 好きだった車内の様子 都電を使って出かけた東京の風景 そんなあれこれが詰まっています。
1投稿日: 2022.04.15
powered by ブクログ0108 2019/04/16読了 路面電車はあまりみたことがないが、路面電車の走っている風景は素敵なんだろうな。東京の街中を走っていたなんて今では考えられないけど、揺られてみたかったな〜。 戦前の古き良き東京を回想したエッセイ。住所も出てくる店や町並みも今とは全く違う。今の東京も好きだけど、この時代の東京の風景も見てみたかったなと思った。
0投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログ8/22はちんちん電車の日 都電に乗り込み街をめぐる。車窓を流れる風景、老車掌のたたずまい、 うまいもの。昭和の東京がよみがえる。
0投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログなんと文章の美しいことか。この時代に生きていたわけではないが、東京の土地勘があると、著者の描写力と自身のその土地の記憶力とでまるで古地図を開いているかのような錯覚に陥る。また、他の著作からもわかるように食道楽な側面も否定できず、飲食店の説明もこれまた恨めしいくらい。著者と同じ時代に生きて席を共にしたくなったのはわたしだけではないはず。
0投稿日: 2018.03.30
