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人類5000年史VI ――1901年~2050年
人類5000年史VI ――1901年~2050年
出口治明/筑摩書房
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総合評価

7件)
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    待ちに待った第6巻。子供の世界史資料集と世界地図を手元に拝読。相変わらず良く纏まっていて、これまでの自分の知識の補完、再認識、思い違いの体裁、全体としての構図の理解に凄く役立ちました。特に終盤は歴史というより自分が生きてきた時代の現代史。それでも知らないこと、思い出すことがたくさん。出口さんが巻末で仰っていることに納得。『「個々の歪さ」ではなく、「全体として見たときに、比較的丸く収まっているかどうか」が決定的に重要です。』。

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    投稿日: 2025.07.12
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    対象の期間は短くなったものの、情報が盛りだくさんで外観するにも無理がある。まとめというにも無理があるのでは。。。うーむ。

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    投稿日: 2025.05.31
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    出口治明著『人類5000年史. 5(ちくま新書 ; 1287-6)』(筑摩書房) 2024.9発行 2025.1.6読了  本書では、第一次世界大戦から2000年までの扱っている。2001年以降の出来事についても、簡略ながら、ロシアによるウクライナ侵攻(2022年2月)まで触れられている。2023年10月に起きたイスラム武装勢力ハマスの無差別攻撃については触れられていない。  長かったが、出口治明氏による人類5000年史シリーズもこれで終わり。年号の羅列のような部分もあったが、読み通すことができて満足している。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I033673528

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    投稿日: 2025.01.06
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    いきなり最終巻を読んだ。1901年から2050年を追いかけた、2024年9月に書かれた本。240ページほどで世界史をお腹いっぱいギッシリ詰め込んでいる。それぞれの話だけで一冊以上の本になるような世界史の授業のスーパーダイジェスト版の様相だ。 結構筆者の私見と、「アルカーイダ」「アラファート」など、わざとやってるのかと思える人名や組織名の「通な呼び方」が目立つ。そこは気になるが、このスーパーダイジェストを世界史の入門編として、そこから興味を持った題材を丹念に追った本に移っていくきっかけにするのに良い。

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    投稿日: 2024.12.12
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     人類の5000年史にチャレンジした最終巻である。私は最初の巻と最後の巻を読んだわけであるが、最後の巻の方が良かったと感じました。現代史は目紛しく様々な事件が起きていますが、こうして並べてみるとその潮流として大きな流れがあることがわかります。  人類というのは何度も何度も愚かしい争いを繰り返してきましたが、生物としてはわずか200年の間に10億人から80億人と大繁栄しているのですから生物学的には繁栄の選択をしてきたと言えるのかもしれません。しかし、僅か8000年程度の文明の歴史は、あまりに激しい変化であり、いつになっても安定する兆しはないことが気がかりですね。

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    投稿日: 2024.11.04
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    第十三章  第五千年紀後半の世界、その5 二〇世紀の世界(一九〇一年から二〇〇〇年まで) (1) 第一次世界大戦 日英同盟と日露戦争/日露戦争の幕引きと日比谷焼き討ち事件/ 英仏協商及び英露協商から三国協商へ/アジアの動き 第一次世界大戦が始まる/ロシア革命/第一次世界大戦の結末 (2) 戦間期 ヴェルサイユ体制の問題点/ワシントン会議/つかのまの平和 日本の満洲侵略(柳条湖事件)から五・一五事件まで/ヒトラーの権力掌握 第三帝国の誕生/二・二六事件/西安事件から日中戦争へ/ミュンヘン会談 (3) 第二次世界大戦 第二次世界大戦勃発へ/日本がアジア・太平洋戦争を始める アメリカの国力が世界大戦の帰趨を決めた/イタリアはドイツに宣戦布告 ドイツ・日本の降伏で第二次世界大戦は終結 (4) 冷戦の時代 第二次世界大戦直後の東アジア 早くも激化する東西対立、チャーチルの「鉄のカーテン」演説 マーシャル・プランとコミンフォルム/ソ連のベルリン封鎖と第一次中東戦争 ソ連の原爆実験と中華人民共和国の成立/朝鮮戦争と日本の復帰 アメリカの水爆実験と第三世界の台頭 アジア・アフリカ会議の開催とフルシチョフのスターリン批判 スエズ運河の国有化とハンガリー動乱/スプートニク一号の打ち上げに成功 ド・ゴールがフランス大統領に就任(第五共和政)、ピッグス湾事件 ソ連のロケットが月面到達、フルシチョフは得意の絶頂へ 戦後の世界秩序が固まった一九六〇年 ケネディの登場、ガガーリン宇宙へ、ベルリンの壁 キューバ危機、アデナウアーとド・ゴールの見識、部分的核実験禁止条約 ベトナム戦争/日韓基本条約と文化大革命 ベトナム戦争の泥沼化、人心が荒れていくアメリカ 第三次中東戦争、日本の名目GDPが世界第二位に 中ソの武力衝突、ブラントの東方外交/米中の関係正常化とキッシンジャーの中国訪問 ウォーターゲート事件からベトナム戦争終結へ ピノチェトのクーデター、第四次中東戦争とオイルショック 東西ドイツ基本条約、G7サミット/鄧小平体制、日中国交正常化 サーダートによるイスラエルとの和平 中国の先富論、イラン革命、ソ連のアフガニスタン侵攻 ユーゴスラビア内戦とイラン・イラク戦争/鄧小平はキングメーカーに ゴルバチョフの登場、プラザ合意/冷戦の終結(マルタ会談) ソ連の崩壊と消滅、湾岸戦争/冷戦勝利宣言と地球サミット (5) 新しい動き オスロ合意/ソマリアの内戦、フォチャの虐殺、ルワンダ大虐殺、アメリカはベトナムと国交回復 上海協力機構、アジア通貨危機、京都議定書/EUがユーロ導入 二〇世紀の後半は冷戦の時代だった。その後に平和の配当が生まれた 終 章 第六千年紀の世界(二〇〇一年から二〇五〇年の世界) どしゃ降りの雨で始まった第六千年紀 アメリカの同時多発テロ事件(9・11)/リーマン・ショック アラブの春/世界は確実に良くなっている/二〇五〇年の世界

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    投稿日: 2024.10.01
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    <目次> 第13章  第五千年紀後半の世界、その5  第1節  第一次世界大戦    第2節  戦間期  第3節  第二次世界大戦   第4節  冷戦の時代  第5節  新しい動き 終章   第六千年紀の世界 <内容> 20世紀および21世紀四半世紀をコンパクトに。最低限の教養として学ぶには、とても読みやすく頭に入る。人の動きをしっかりと押さえてくれているので、わかりやすいのだ。これで完結!

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    投稿日: 2024.09.21