
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分がしあわせであることがわからない女の子を、わたしは大勢知っています(たとえばジュリアがそうです)。 彼女たちはしあわせであることに慣れきって、しあわせに対して感覚が麻痺しています。 けれどもわたしはー生きてる瞬間すべてで、自分はしあわせだと完全に確信してしています。 そしてどんなに不愉快なことが起ころうと、ずっとしあわせでいつづけます。 不愉快なことは(歯痛でさえ)興味深い経験ととらえて、どんな感じかわかってうれしいと思うことにします。 バイロンのいうように「どんな空がわたしの上にあろうと、わたしはいかな?運命でも受け入れる覚悟がある」のです。 この文書がとても気に入りました。 孤児院で育った女の子のシンデレラストーリー
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ジャケ買い、ジュディの文章が可愛くて、なんだか素敵なお話だなって思ってたんだけど、オチがどうにも腑に落ちなくて、というか恋のお相手がおじさんなのがどうしても、、共感できなかった。 良くも悪くも「時代のせい」としか評価する言葉を持ち合わせていない
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ&premium10 中村桂子さん書評より 敗戦のとき私は小学校4年生。先生から教科書に墨で線を引くよう言われました。昨日まで命より大事とされていた言葉が全部間違っていたので消しなさい、と。子どもだったけれど、以来、私は権力というものには絶対に近づきません。権力からいちばん遠くにいる”普通のおんなの子”が『あしながおじさん』の主人公、ジューディです。彼女にあるのは、職争につながる力ではなく、他人になり代われる想像力。日常を大切に生きる力です。現代は。情報を得ることも答えを出すことも、生物の経るべき時間を超えて早すぎる。読書する時間の長さと遅さこそ必要なのではないかしら。 再読するきっかけをくれた一文
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ手紙で話が進んでいくのが好き。ジュディの書く文章は面白いし、純粋な恋心が可愛い。 最後のあしながおじさんへの手紙はキュンとした。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログタイトルが有名すぎて侮ってました。最初からめちゃくちゃ面白い!シンデレラストーリーではあるけれど、ジュディの活気あふれる生活とふとした時に手紙に現れる孤独に癒されました。
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログ図書館の職員おすすめ棚に置いてあったので、手に取ってみた。 こうした有名な名作系の本はあまり読んだことがなかったので気になったのだが、想像していたストーリーとはだいぶ違っていた。いわゆる慈善活動のような内容かと思っていた。 あしながおじさんのように特定の人に寄付しているわけではないけれど、私もある団体に毎月少額の寄付をしているので、勝手に自分の行為と重ねて読むつもりだった。 しかし実際に読んでみると、受け取る側の視点で描かれているからか、想像とはだいぶ違った印象を受けた。 おじさんの行動だけを切り取ると、今の感覚で言えばストーカーやロリコンのようにも見えてしまう。 でもこの本をもっと抽象的に捉えるなら、「チャンスをつかむこと」「教育の大切さ」「自立」などのメッセージが込められているのかもしれない。 寄付している側の視点で考えたときに改めて感じたのは、「こう使ってほしい」「こんなふうになってほしい」と思ったとしても、実際の使い道や在り方は最終的に相手が決めるものだということ。 だからこそ、誰かのためというより、“自分のため”に寄付するマインドは大事だと思った。
26投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ私は電車もコンビニもないド田舎で生まれ育ったので、進学当初の世間知らずさ・焦燥感は痛いほどわかる。(苦い思い出…。) 想像力がテーマの一つに思った。 ジュディも言ってたけど、なんでもかんでも与えられると感覚が麻痺してしまう。 あしながおじさんがなかなか正体を明かさないのも、作家となるべく励むジュディの想像力を奪わないのに一役買っている。 とすると、現代のスマホ一つでなんでも調べられちゃうのって、一時的な知識の詰め込みには良いかもしれないけど、実は人間の内面的成長にとっては非常に貧しい行為なんじゃなかろうか。 進学を機に孤児院の外を知ったジュディは、勉強して、本を読み、書いて、遊んで、働いて、恋をして、時に失敗しながら世界との接点を増やしていく。 体験を伴った成長ぶりがすごく健全で、気持ちの良い一冊だった。
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログたまたま図書館で見かけて読んでみた。 『あしながおじさん』って有名だけど、ちゃんと読んだことないしストーリー知らないな…。 海外作品(登場人物のカタカナが覚えにくい)ので苦手なのですが、重要な登場人物は意外と少なめなのでさらっと読めた。 日記感覚なので、合間にも読みやすかった。 ―――――――――――――――――――――――― ●基本ストーリー 孤児院の女の子(ジュディ)が、ある男性(あしながおじさん)からの支援により女子大学へ行く話。 おじさんからは、毎月小切手が送られ、ジュディは大学生活の様子を手紙に書いて送るという約束。(おじさんからの返信はない)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ジュディが普通の女の子だったら面白みもないが、なかなか破天荒な行いをしたり、下手くそな挿し絵があったり、失言、過剰気味な自己評価などツッコミどころ満載で面白い。 また資金を出して貰ってるわりに、おじさんへの減らず口…海外映画と同じようなテンポ感。 手紙だけど、かしこまってない話し言葉。 失礼な言葉遣いも書き直さないし、自問自答していたりする。今でいうLINEの文章に近い。 最後に、あしながおじさんの正体が分かるのだけど…。近くでジュディを見つつ、内心どう思っていたかも手紙で知れるし、自分は返信しない。 ストーカー話って言われてたのは、この事か! ジュディが好きになったから良かったけど、好きでもなんでもない人だったら確かにヤバイ話だ(^_^;)
11投稿日: 2025.02.20
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星5にしたかった⋯。ジュディの「おじさまは禿げていますか?」のしつこさや、質問はもう金輪際しないと書いてからの次の行の質問など、ふふっと笑えるユーモアが良かった。絵が下手くそなのも好き。 なのに、やっぱそうだよね。あしながおじさんキモすぎるよね。ジュディが楽しみにしていたサリーの家に行くことを頑なに許さなかったところからキモさの片鱗が出てきた。理由を言わずに束縛するのは最低。サリーの兄のジミーに取られたくなかったからだと思っちゃうけど? 最初はジュディに言われてちゃっかり会いに行くことに可愛らしさを感じたけど、相手には知らせずフェアじゃない。 そもそも、女の子が嫌いだと言うのになぜジュディにだけお金を出したのか、なぜその見返りが毎月手紙を書くことなのか、なぜ自分のことを隠すのか、謎に包まれている。結末を知ると、やっぱり14歳も年下のジュディに好意を持っていたからという卑下的思考が理由ではと思ってしまう。好きになってほしいけど、お金を出している評議員だとバレれば好意的に見られないとでも思ったのだろうか、とか。 ジュディの良さについてだけ書くつもりだったのに、なぜ同じ女性でありながらこんなキモ男を作り上げちゃったのウェブスターさん!ジュディが喜んでるから無理やりハッピーエンドになるけど、まだ子供の孤児院の女の子に目をつけ、金を出していることを良いことに相手の意見を捻じ曲げ自分の思い通りにし、プロフィール詐欺をして本人に何度も会いに行っているのは、純粋とは捉えられません。 これを幸せな結婚エンドと思える人は、よほど古い人間か、男に洗脳された成れの果てです。感想を見ていると、女性がキュンを感じてて、男がストーカーと捉えてて、逆だと思ってたので意外。 もうほんと、ジュディめっちゃ良かっただけに惜しい⋯!
0投稿日: 2025.02.09
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ジュディが文通相手のあしながおじさん(正体はジャービー。因みに紙面上では全く素性を明かしていない)に対して、ジャービーさんは素敵な人だ!カッコいい!と言及している描写が多いと思うのだが、それを見ながら、ジュディに対して他人のように接するジャービーは、ぶっちゃけ気持ちが悪いとしか思えない。 そして、ジュディが他人と遊びに行こうとしたりした時や奨学金を受け取ろうとした時はすかさず妨害を働くその歪みっぷり。金出してやってんだから言うこと聞け!という傲慢さが窺える。 というか、ジャービーがさっさと正体を明かせば、本当に3ページ以内に結婚してるだろこいつら。引き伸ばしをするな。マジで。見返りを求めない気位は立派だが、それでジュディを延々と悩ませるのは違うだろ。
1投稿日: 2025.01.20
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梟書茶房で出会った本 あしながおじさん の名前は知っていたけどどんな話なのか全く知らなかったところから読み始めた。 手紙、いつ終わるんだろうと思いながら3分の1くらい読んで最後までこれが続くことを知る。途中ちょっと飽きてしまった。 ジュディの感性や語彙力は凄く好き。ただの日常が素晴らしく思えてくる。私もあんなふうに世界を見て感じられるようになりたい。 あしながおじさんの正体を知った時、何とも言えないモヤモヤがあった。 遠くから見てるだけじゃ飽き足らず近寄っていき最後は結婚までするの?14歳も上のおじさんがちょっと怖い。 ジュディはとっても幸せそうだったけど、ほっこりとはならず。
0投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログピンクの表紙が可愛くて思わず買って、久々に読んだら、記憶にある印象と少しずれていて。新訳(岩本正恵さん)のせいだった。前の訳も当然良いんだけれど、より今どきというか。最初はちょっと慣れなかったけど、すいすい読みやすいし(文字も大きい)、ジュディもイキイキとして可愛かった。読み手が年取った分、孤児であることへの葛藤、卑屈さ、何よりも家族に対する渇望が胸に迫ってきて切なかった。あしながおじさんは、それをちゃんと分かっているんだろうか、若い男性に嫉妬しているばかりじゃダメだぞ、と余計なツッコミを心の中でしてしまいました。「続・あしながおじさん」も大好きなので、また新訳を読んでみよう。 訳者の岩本正恵さん、残念ながらお亡くなりになったそうだ。この本が最後の仕事だったらしい。続編は、また違う人の訳になるみたい。
3投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ・ジュディがとってもかわいらしい ・おじさんの正体は結構早い段階でみんな気付きそう ・ジュディの考え方には深く頷けるところがある ・そんなに感動とかはない
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大半が主人公であるジュディの書いた手紙、という形になっているので読み心地は軽いです。 勉強して、遊んで、友情を育んで、元気に生活するジュディはかなりおもしろいやつです。楽しく読めます。 ……が、私は読み終わったあとは「あしながおじさん気持ち悪いな!!!」という感想でいっぱいでした。金銭援助している立場を利用してジュディを縛ったり、正体を隠して近付いて好感度上げようとしたり、振られたら寝込んで、頑なに隠してきた正体を明かしたり……。 ジュディが幸せならOKですと言いたいところですが、いややっぱりあしながおじさん気持ち悪くない?
0投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログフォローしている方のレビューがきっかけでの半世紀近く振りの再読でした。読んで良かったです。読む前は一方的な手紙が続くシンデレラストーリーということ以外全て忘れていましたが、読みながらどんどん昔の記憶が甦って来ました。子供の頃の記憶とはすごいものです。数十年を経て、ハッピーエンドの幸せな話というだけでなく、人間が新しい扉を発見し開いて行く喜び、可能性に目覚めそれを実現して行く過程の素晴らしさなど、この本の奥行きが感じられました。本当に良かったです。このような読書のきっかけをくださった方には感謝しかありません。
5投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ★★★★☆アニメか何かで結末がなんとなく分かっていましたが、結末に至るまでの内容を知りたくて読んでみました。あしながおじさんへのジュディの手紙が本当に面白く成長していく様子がよくわかります。結末も分かっていた通りのハッピーエンドでした。
0投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ子どものころに1番好きで、そして今でも大好きな本 今まで内容を簡略化した児童書バージョンと、通常の全訳の2パターンをすでに読んでいたけど、たまたま書店で見かけて表紙の可愛らしさと同じ作品でも違う訳者だと印象がどのように変わるかが気になって購入。 こちらのものは私が読んだことのある坪井さんの訳のものと比べるとより現代的かつ若者っぽいというか親しみやすい文章で書かれていて、あまり読書に慣れていない人でもより読みやすくなっているように感じた。 何回読んでもこの本は大好き! 子どもの頃はジュディに憧れて海外の女子大に行きたいと思ってたなあ。舞台となった学校はすでに共学になっているようなので夢叶わず。 大人になって改めて読むとお姉さんという印象だったジュディが自分より歳下の状態になるので、より可愛らしいし頑張ってる姿を見て応援したくなる。 ストーリーの展開はご都合主義的な部分もあるかもしれないけど、物語の本筋よりも当時の女子大生の生活やあしながおじさんにジュディが送ったユーモラスな手紙の数々が好きなので、相変わらず最後まで楽しく読めた。
2投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログこの作品は「ジュディがあしながおじさんに送った手紙」のみで構成されているため、あしながおじさんになった気持ちで読み進めていた。そのためラストであしながおじさんの正体がわかった時、呪いがキラキラと溶けていくみたいに自分と重ねていた頭の中のジョン・スミスが本当の姿を現したのでとても面白くこれが所謂ミスリードというやつかとワクワク出来た。 これが第三者視点で物語が進んでいく作品だったらラストにここまでまで驚きはしなかっただろう。それはこの作品においての私の視線が「神の視点」ではなくジュディからお手紙をもらう「あしながおじさんの視点」であるからだと私は思う。 18歳の女の子にずっと感謝されながらお手紙をもらう擬似体験が出来るがお触りはNGなので要注意。
0投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ孤児院にいたジュディは、あしながおじさんに手紙を書くことを条件に大学への進学ができることに。日々の暮らしや思いを細かくジュディは手紙にする。あしながおじさんが認めるように、ジュディの軽妙で独特な文章表現はとても魅力的。全てがジュディの視点からの物語のため、あしながおじさんの行動の背景に考察しがいがあるのも面白い。
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ「あしながおじさん」のフレーズは聞いたことあるけど、由来は知らなかった。 孤児院で育った女の子が顔の知らないお金持ちに金銭的に支えられて大学に通い執筆家を目指す。毎月1回、存在するかもどうか分からない「あしながおじさん」に手紙を書く。見えない相手に手紙を書くことで想像力が磨かれ、執筆で収入を得られるようになり、金銭的にも恩返しする。 経済的余裕があればあしながおじさんのような慈善活動がしたい。お金だけでは得られないものが得られる。自分にできる小さなことからやってみたい。
0投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ前回福音館の坪井郁美さん訳で読んだのだけど、読書会を機にこちらの訳を。 まず、表紙がかわいいです。 手紙の中に添えられていた、ジュディが(作者が)描いたイラストたちが、絶妙なデザインで使われています。 前回読んだ時はそこまで感動していなかったはず。 児童文学的だが、深刻さはないと。 しかし今回はとても肯定的に読むことができました。以下読書会のメンバーの感想もよ含めて。 ・物語としては単調だけど、かわいらしく、魅力的なジュディの手紙は読むのが楽しい。 ・シンデレラストーリーと言ってしまえば それまでだが、ジュディが努力しているから、応援したくなる(少しくらいお洋服買ってもいいかと思える) ・孤児院のことをあんなに恥ずかしく呪わしく思っていた子が、最後は愛情さえ持ち、どうやら続編に繋がりそう。 ・哲学的で社会派な女の子に成長させた実りある大学の日々は眩しいほど。 今回の私は『ハムレット』の舞台をジュディにプレゼントしてくれたジャービーさんに惚れました。 あんなに楽しそうな手紙読まされたら、嬉しそうな顔を見たくなるわな、ジャービー氏。 岩本訳では、前回坪井訳で読んだ謎の"犬猫降り" が、ちゃんと"土砂降り" キャッツ&ドッグズとルビがふってあり、しっくり来ました。 ~ですの。みたいなくすぐったい口調がなかったのも読みやすさを助けていたかもしれません。 それに…まるで福音書のようなアンクルトムの小屋を読んだ後でしたので、神様という存在に頼らないジュディは頼もしく見えたりもしました。 彼女の名言 「寒さと霜を受けると少ししおれてしまいますが、太陽が輝けばぐんぐん成長します…苦労と悲しみと落胆が精神力を鍛えるという説には賛成しません。親切な心にあふれているのは、しあわせな人たちです。人間嫌いは信用できません。」 翻訳者の畔柳和代さんによる解説にこんなふうに書かれています。ウェブスターの書いた他の作品の主人公と比べてのことですが、 「社会の一員となる過程で、持ち前の観察眼と批評精神とユーモアをもって、仕事や幸福、お金や人生、自分が考える違和感について書く…異文化について報告する記者のようでもある。」 そうなのです、批評的な精神にもユーモアがあるから彼女は魅力的なんですよねー。 とこんなふうに、2年前に読んだばかりだと言うのに、まるで初めて読んだかのように楽しい時間を過ごしました。
9投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ物語の中にさまざまな手紙が書かれていて面白味がありますので初心者にも小説を読むのが苦手な方にもオススメです。
14投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ何回でも読みたい本ベスト3に入る。 無人島に持って行きたい本3冊にも入る。 237ページから最後までの14ページくらいはずっと泣きそうになる。嬉しくて素敵すぎて。 相応しい言葉が見つからないくらい綺麗で幸せな涙が溢れるのです。 ジュディが書いた数えきれないお手紙はどれもユーモアに溢れていて、あしながおじさんに宛てたお手紙を覗き見してしまってごめんなさいと思いながらも、とても楽しく明るい気持ちになれる。 続編は未読なんだけれど、この幸せな気持ちのまま取っておこうか、それとも2人の物語の続きをまた覗かせていただこうか迷い中。
9投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログストーリーも素敵ですが、ジュディの考えにたくさんいい言葉がありました。 一部ですが とても大きなよろこびが、一番重要なのではありません。大切なのは、小さなよろこびを大いに重んじることです。 謙虚で前向きで自分を信じて生きていくジュディが素敵でした。
2投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログあしなが育英会の事は知っていたのでそういう内容なのだろうとは思っていましたが、シンデレラストーリーだとは思ってもいなく。 ハッピーエンドの素敵なお話ですが、夫の感想は「ストーカー」でした。 なるほど。 解釈は人それぞれ。
0投稿日: 2023.12.14
powered by ブクログ女の子ジュディがおじさんに宛てた日記の手紙です。 女の子の心情や生活がコロコロと変化し、おじさんへの特別な思いが伝わって来て最後には心にジーンと込み上げるような感覚がありました。
0投稿日: 2023.11.14
powered by ブクログほぼ全編があしながおじさんへの手紙で構成される読みやすくて面白い作品。 1人の女の子の内面的成長を軸に、貧富が何を産むのか、生きるとは、女性は社会の中でどうあるべきかというテーマに対しても洞察を得る事ができる。それらを等身大の女の子の言葉で語っているから理解しやすいし、世界を壊さない。
1投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログ作品自体は知っていたけど、読もうか悩みつつずっと触れた事のなかったあしながおじさん。 新潮文庫の100冊として本屋さんで展開されていて、ピンク色の可愛い表紙に目が止まり読んでみることに。 結果、大好きな一冊になった。 何で今まで読まなかったんだろう! 大人になるにつれて、昔は大好きだった海外文学を読みづらく感じることも多くて寂しく思っていたけれど、そんなこともなく。 ユーモアたっぷりのジュディの手紙にくすくす笑いながら、時には同じようにわくわくしながら楽しく読めた。 ジュディが世間のことや学校で学んだ事をぐんぐん吸収していく姿がとても眩しく、嬉しい気持ちに。 子供の頃に出会いたかったな、とも思うけど、子供の頃と同じようなわくわくを今感じる事ができるのもとても楽しいし、嬉しい。 途中の挿絵も大好き! 朝の読書時間に読み終わったのだけど、とびきり素敵なハッピーエンドに、朝からとっても明るい気持ち。 また、大好き!と思える海外文学に出会えて嬉しい。
4投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログ追伸 今朝、鏡を見たら、これまでに見たことのない、全く新しいえくぼがありました。とても不思議ですね。どこから来たのでしょう? ここがあしながおじさん=友人の叔父さんと実は会っており、さらにお茶まで堪能したあとのエクボだったのね。
0投稿日: 2023.07.22
powered by ブクログ最初サクサク読んでたけど途中でつまんなくなってきて読了まで半年ぐらいかかった 最後あしながおじさんの正体が分かった時はキュンとした、今までなんの話してたんか全然理解できてなくてもキュンとした
0投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログジュディが可愛すぎた 自分があしながおじさんでジュディから手紙を受け取って読んでいる気持ちになった。 1人の少女が健やかに、のびのびと大学生活を送る様子が瑞々しく、ダイレクトに伝わってきて何度も目を細めた。 この本に、大人になってから出会えてよかった。 ハッピーエンド大好き。
0投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログ全て書簡の形式なのに、ひとつの恋愛が進行していくのは不思議な感じがする。ただ、小説としては物足りなさを覚えた。ずっと書簡を読み続けるのは、中々に退屈だからだ。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログハッピーエンドな作品が読みたい!って思って手に取った名著。期待通りにハッピーエンドでほっこり。ジュディの書く手紙も面白く最初から最後までほわほわとした気分になれました。
6投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ童話なのかと思っていたが、思ったよりも長めの小説で驚いた。読み進めていくうちに、ジュディと一緒にあしながおじさんの正体を想像してしまった。 途中途中の挿し絵から、まるで本当に少女の手紙の一部を盗み見ているかのようでなかなか面白かった。 私はあしながおじさんの正体を全く予想できず、さらに面白かったので☆4。
1投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ本の半分過ぎたあたりから「あしながおじさん」の見当はついていたので結末はあまり驚かなかった。他の方も言っていたけど「赤毛のアン」に似たものを感じる。懇切丁寧に読んだわけではないので、なんであしながおじさんが女の子嫌いだったのか気になる…(もしかしたらわたしの読解の問題でしょうか)
0投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログみなさんが絶賛しているのをよくお見かけするなあと思っていた本書、意外とちゃんと読んだことないかも?と思い手に取ってみた。 そしたらめちゃくちゃ最高のお話!ブクログばんざい! あしながおじさんがはげているか執拗に気にする、好奇心とユーモアと、日常を楽しむ気概あふれるジュディが可愛すぎて。 あしながおじさんに寄付をもらって、「神さま、ありがとうございます!」「そのかたにそう考えさせたのは、神さまのなさったことだ」と言う人に「神さまがくださったのではありません」「とんでもない!わたしがその方に言って考えてもらったのです」と言う、現実的なところも大好き。 ラストはキュンとせずにはいられない! 図書館で借りて読んでしまったのだけど、一冊うちに置いておいて、たまに読み返したくなる本だと思った。
30投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ名作すぎて今さら内容を人に聞けない作品第一弾‼︎ おびさん♪ありがとうございますm(_ _)m 楽しく読みました〜‼︎ なるほどこんな内容でこんな結末だったとは… なんて素敵なハッピーエンド‼︎ ずーっと一方通行の手紙だったんですね(*_*) 一ヵ月に一度の約束の手紙…三日に開けず出しまくりそして可愛い空想だらけの手紙笑 なぜか時々大切なおじさまに暴言からの反省笑 「おじさまはハゲですか?」何回も聞いてるし! 手紙に書いてある絵が可愛いし笑えるし(°▽°) 愛しいわジュディ‼︎ 子どもの頃読んでたら間違いなく"あしながおじさん” を夢見る乙女になったに違いないわ(〃ω〃)
25投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Kindleで読んだ。 孤児のジュディは文才を認められ、ある匿名の紳士の援助を受けて大学に通わせてもらえることに。ジュディは「あしながおじさん」と名付けたその紳士に、お茶目な手紙をせっせと書き送るが…。 「赤毛のアン」や「若草物語」、「長くつ下のピッピ」は読んだことあるのに、なぜかこれは読んでこなかった…! ジュディの手紙で綴られる物語。 ユーモアたっぷりの手紙がいい。 ジュディは、おじさんに(感謝はすれど)媚びを売ったりせずにまっすぐに手紙を書く。 夏休みにジュディが過ごす農場にやって来るジャービーさんが、あしながおじさんか…? やっとあしながおじさんに会うことができたが、やはり、あしながおじさん=ジャービーさん! しかもジュディとジャービーさんはお互いを思いあっていたというね。 ラストはきゅんとした! 『追伸 生まれて初めてラブレターを書きました。書きかたを知っているなんて、不思議ですね。』
1投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログ子供の頃に読んで以来の再読。 おびのりさんのレビューに刺激されました。 だって私も、エンディングを忘れていたからです!! こんなにも素敵なハッピーエンドなのに!! 物語のほとんどは、孤児院で育ったジュディが、名を名乗らない紳士(あしながおじさん)へ宛てた手紙で構成されています。 大学での生活、勉強、友人関係など、おおいに満喫している様子が、“手紙”という形で表現されている楽しさ。 これがまた、ユーモアに溢れていて、ジュディが可愛らしくて、きゅんきゅんするの。 生きている一瞬一瞬を本当に楽しんでいて、幸せを全身で感じている。 学べる環境があるのは素晴らしいなと、改めて思う。 そして時代背景なども時折記されていて興味深い。 “女性は市民でしょうか?法律上は、市民権は与えられていませんね” (この作品は1912年出版) 女性が選挙権を得たのは、アメリカ1920年、日本1945年のようです。 「続あしながおじさん」も読みます!
47投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ手紙を通して伝わってくる愛が微笑ましい。 すごく読みやすい本なので、読書が苦手な人も読みやすいと思います
2投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログこんなお話だとは思わなかった!! こんなに心温まる素敵なお話だったなんてびっくり。ジュディの手紙をみながらニヤつく自分がいた。可愛すぎた。笑 これは誰にでもおすすめできる作品!!素直に自分の気もちを表現することの大切さを教えてもらった!
2投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログなんということか、私はこの小説のエンディングを覚えていなかったのです。確かアニメも観たような、児童文学全集で読んだような。 孤児院で育った少女ーとういうより18歳かな、大学生になろうという女性ですね。ージュディ。彼女が大学に行けるように援助してくれるという男性が現れる。条件は、毎月手紙を書くこと。 そして、この小説は彼女の“あしながおじさん”への手紙で構成される。援助は学費に留まらず、毎月のお小遣いやクリスマスのプレゼントなど、気のせいか年々豪華になっていくようです。 “あしながおじさん”は誰?というミステリーの伏線ですね。 なかなか幸福度お高め、お手紙はユーモア溢れ、挿絵はお茶目な癒し小説です。 ところで、“ガラスの仮面”はどうなっているのだろう。紫の薔薇の人は、お元気でしょうか。再開された時、おお!って期待していたんだけど、紅天女が決まらない。諦めて、読みドメ。完結信じて待ってれば良いのでしょうか。
47投稿日: 2022.08.30
powered by ブクログいや、気付いてたの!読者はみんなうすうす感じたと思うけど、それに気付いたジュディの最後のラブレター読み終わった後は本を抱きしめました。素敵な本〜
4投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログ子供の頃からとにかく繰り返し読んだ本。あしながおじさんに宛てる手紙で物語が進んで行く、テンポ感の良い楽しい作品。ジュディが施設出身という自身のコンプレックスと向き合いながら、ユーモアを大事にし、自分を信じて進もうとする姿に憧れていました。今でもやっぱり読みたくなる、私の大好きで大切な本です。
2投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログ孤児院で育ってたジュディと周りの大学の友達の環境があまりに違う中、前向きに勉学やコミュニケーションや教養を身につけていく姿に惹き付けられた。
1投稿日: 2022.05.06
powered by ブクログ昔読んだことがあるので結末はわかっていたけれど、久しぶりに読みたくなり再読。 ジュディの瑞々しい感性を通して描かれる日常が美しい。心に留めておきたい言葉が沢山あった。 恵まれた人生を歩んできた友人達と自分との違いを感じながらも、新たな環境で様々な出逢いを経験し、前向きに生きるジュディの姿に元気を貰える。
1投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログめちゃめちゃ面白い びっくりした 書簡体小説ってことを読むまで知らなかった ジュディの生意気にも見えるけど、純粋すぎる全部を書いちゃうところがもう可愛くて面白くて、一見幼く思えるけどやっぱり知識量や考え方はむしろ実年齢以上じゃないかって思うくらいで 最後もこんなハッピーな気持ちになれるとは思ってなかったうすうすそうじゃないかなって思ってはいたけど最後の一通を読んでいる時は本当に幸せだったし最後の一通でジュディは突然大人の女性になったと思う 読んでよかった
1投稿日: 2022.03.28
powered by ブクログ孤児院育ちの少女が文才を見そめられ大学進学の資金援助を受ける物語であり、少女の日常が手紙を通して綴られる。少女の恋の行方、ハッピーエンドな結末、なによりジュディの物の見方が素敵で、名言の宝庫ともいえる文章に心地良さを感じる。
1投稿日: 2022.03.16
powered by ブクログほんとに最後の最後にびっくり展開 全部手紙というのはあんまりわたしにははまらなかった、、、 でも日記から成長を感じることができてあったかくなった◎あとたまにくるあしながおじさんの返事が面白かった◎ 名作の古典は読んでおきたいな〜
0投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終えた感想、ディズニー的ハッピーエンド! 英米文学もちらほら出てくる。 孤児院育ちで周りの子と違うというアウェイ感を感じながら、それに適応するのに貪欲にいつも前向きに考えるジェルーシャの性格。明るくって楽しくって応援したくなるディズニープリンセスみたいで一気に読み終えてしまった。 異動や転職など、新しい環境に慣れるまでの間にまた読みたい一冊!
1投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログタイトルは聞いたことがあるが中身を知らなかったので、読みました。 あしながおじさんの正体は読み進めることで、大方想像がつく。あしながおじさんが誰かを考えることがこの本の全てではないので問題ない。 孤児院で育った少女が同じ歳の周囲を見た時に、自分との境遇の差を感じ、それをあしながおじさんに手紙を通して伝え、感謝し、時に悪態をつくところに面白さを感じた。 読んでて気に入った言葉をひとつ 「大抵の人は競争をしているだけです。 中略 やがて気がつくと自分達は歳をとって疲れ果て、ゴールに着いたかどうかはもはや関係ありません。」 夢見ること、走ることも大事だけど、周りが見えなくなっては意味がなく、ゴールに着くまでに楽しむ心の余裕、豊かさが大事。 肝に銘じて生きて行きたい。
1投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログ一度読んでみたかった古典文学の1つ。太陽のような心を持ったジュディのユーモアに溢れる書簡が楽しくて一気に読んでしまいました。ときには辛い出来事もありますが持ち前の明るさで前向に乗り越えていく姿は見習いたいと思いました。続編も楽しみです。
1投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログあしながおじさんを新しい年が始まったときの最初の1冊に選ぶようになり3年目になりました。小学生の時に世界名作劇場「わたしのあしながおじさん」を見て、どうしても原作が読みたくなり買ってもらった「あしながおじさん」。手紙だけで物語が進む形式に最初は慣れませんでしたが、どんどん友達からの手紙が届いたような喜びがともない始めました。作家という夢に向かって努力するジュディ。友情を大切にし、お金の価値を理解し、辛いときにも明るく笑顔を見せてくれるジュディ。毎年最初に読むことで彼女のような「友達」がいることを思い出し、自分も努力する決意を固めることができます。そして彼女の才能を見つけ出し開花させる手伝いをしてくれたジャーヴィスに感謝します。
5投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログこんな素敵な本だとは思ってなかった。 最近よく、"最後の-ページで衝撃の結末"とか多いけど、ほんとに衝撃で、衝撃だけど嬉しいような、良い感情でいっぱいになって、勢いでそのまま2周目読んでしまった。笑 "たいていの人は生きていません。 競争しているだけです。 地平線のはるかかなたにあるなにかのゴールを目指し、そこに向かうあいだに過熱して、息が切れて、苦しくなり、途中の美しく静かな田園風景は全く目に入りません。やがて、ふと気づくと、自分達は歳をとって疲れ果て、ゴールに着いたかどうかはもはや関係ありません。 私はたとえ偉大な作家には決してなれなくても、途中で腰を下ろして、小さな幸せを積み重ねていこうと思います。" "自分がしあわせであることがわからない女の子を、私は大勢知っています。彼女たちは幸せであることに慣れきっていて、しあわせに対して感覚が麻痺しています。" 読み返したらめっちゃアプローチされてて笑ってしまった笑 こういうジュディの価値観に惹かれたのかなと思った。 手紙にはいろんな力があることを知った。 日記とは違うし、誕生日やお祝い事みたいに内容が限られた手紙でもない。毎日のあれこれを誰かに読んでもらうために書くのは文章修業しかり、自分の心を整理できる場所になるんだと思った。 あとシンプルにジュディの頑張りに、自分の不甲斐なさを感じて、頑張らねばと思った。どんな環境下でも負けない、本当の努力家だったからジュディは幸せを掴んだんだと思った。
1投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログ物語のほとんどが手紙(日記に近い)で構成されていて面白かった。 主人公の喜怒哀楽が豊かに記されていて読んでいて楽しいし、少し前の時代だけどアメリカの大学生活に憧れを抱いた。 印象に残ったのは、「とても大きなよろこびが、一番重要なのではありません。大切なのは、小さなよろこびを大いに重んじることです。」という言葉。 大切にしていこうと思った。
3投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログ改めて読むと1910年前後に原子や分子などの物理理論、細菌学や組織学がこれだけ発達していることに驚く。それを女学生が履修しているのだから、アメリカの国力をまざまざと思い知った再読だった。
1投稿日: 2021.11.28
powered by ブクログ素敵なお話でした。 書簡体だとは知らなかったので、退屈しないだろうかと少し不安でしたが、独特な感性に読みやすい文章、またユーモアもあって、最初の不安をよそに一気に読み終えてしまいました。 物語のオチには気付いているのに、ここまで楽しませてもらえるなんて、本当に凄い。 何だかこちらまで幸せな気分になりました。
1投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ非常に面白く読んだ。書簡体小説として描かれている点は予想に反していたが面白かったし、この体裁を取っているからこそ、ジェルーシャの魅力がひしひしと伝わって来るように思う。どこまで正しいかはさておいても、当時の女子大生の暮らしぶり、また女性の権利や社会主義といった、生活を彩る風俗の匂いのようなものが感じられた点も楽しめた。 非常に生き生きとした、可愛らしい主人公こそ、きっとこの作品の一番の魅力だと思う。書面という体裁を介して、彼女の眼差しで描写される世界は、驚きに満ちていて、わくわくする。そうした語り口に引っ張られて、ついつい一気に読み切ってしまった。また、再読にも十分に耐えうる作品であるとも思う。 結末については、意見の分かれるところではなかろうか。まだあまり考えがまとまっていないが、コメントにて補足するつもり。
1投稿日: 2021.10.30
powered by ブクログ長閑な雰囲気が漂う優しい作品。 読んでいると現在を忘れて、「アルプスの少女ハイジ」のような自然豊かな場所にいる気分になります。
1投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ同じ大学生としてとても尊敬しました。勉学に励むだけではなく社会に対しても熱心な考えが述べられていたのも印象的でした。当時のアメリカの女の子たちの生活が見られて単純に面白かったです。
3投稿日: 2021.07.29
powered by ブクログ・表紙が可愛い ・挿絵が良い味出してる ・人生を変えるのには、勉強が必要で。勉強するためにはお金が必要で……
1投稿日: 2021.06.04
powered by ブクログ大好きな作品! 手紙のやりとりで形成されている様も、 最後に特大のサプライズが待っている様も大好きです。 何度読み返しても幸せな気持ちにしてくれます。
1投稿日: 2021.05.01
powered by ブクログ有名ですが読んだことなかった…! ひたすらハッピーで「陽!!」という感じ。 なんだけど、ところどころ、孤児であるジュディの「拭いきれない寂しさ」とか特有の物の見方みたいものが現れていて、そこだけキュッと切なくなる…。 どちらも書簡体小説なのですが、手紙から出来事を想像するのも楽しいです。 『あしながおじさん』は「あしながおじさん」に宛てた手紙だけで成り立っているのですが、 『続あしながおじさん』は、宛先が3つくらいあるので、口調の違いも楽しめます。 私は『続あしながおじさん』が好み。
1投稿日: 2021.04.17
powered by ブクログ流石、名作! ユーモアに溢れていてすらすら読み終えることができた! 最後のラブレターにぐっとくる台詞が詰まっていたなあ。 ずっと手元にとっておきたい本になった。
1投稿日: 2021.01.15
powered by ブクログ書簡体小説なるものを初めて読みました 大きな事件があるわけではないが、ジュディの人間的な魅力がすごく伝わってきて大好きになった あしながおじさんに素直に喜怒哀楽をぶつけるところがとても微笑ましく、読んでてほっこりします
1投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ最高のハッピーエンド。 最初は受け身であったジュディが1人の自立した考えを持つ女性へと成長していく姿は微笑ましく誇らしい一方で、どこか寂しくもある。大人になって読むと、だんだんとジュディに反対し、自分の意見を押し付けるあしながおじさんの気持ちが理解できた。
1投稿日: 2020.10.17
powered by ブクログ好きな声優さんがこの話の舞台をするとのことで読んでみた。ジュディがあしながおじさんに対して送る手紙。ジュディの生活が彼女の独特な言葉で書かれ、時にはあしながおじさんに対して毒舌に。ジュディという少女がどのような人物なのか安易に想像できた。続編を読むのが楽しみだ。
1投稿日: 2020.08.16
powered by ブクログ孤児院で暮らすジュディは、ある篤志家の支援を受けて女子大学に通えることになります。 支援者である「あしながおじさん」が課した条件は、手紙を送ることでした。 これは、彼女があしながおじさんに送り続けた手紙を通して4年間の大学生活を描いた書簡体小説です。 想像力が豊かで無邪気なジュディが送る手紙は、ユーモラスで情感に溢れたものであり、女の子ならではの視点や観察を伺わせてくれます。 内容以外で気がついた点として、孤児、想像力がある、作家を志す、幸運をきっかけに養われる、勉学に励み奨学金を得る、作品が発表された時代(1910年前後)、舞台(北米東部)など、『赤毛のアン』との共通点が少なくないのですが、偶然でしょうか。 好き嫌いはある程度別れそうですが、一気に読み通せる小説ですので、気になっている方やアンがお好きで未読の方はご一読を。
2投稿日: 2020.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほぼ全編が手紙形式とは知らなかったので驚いた。 ジュディの書いたこと以外は読者の想像に任されているのがとても良かった。寝る前に読み、本を閉じてから空白の時間や描写されなかった細部を思い描く楽しみがあった。 また女性に選挙権がない時代であったことが度々記されていた。選挙権がない時代というと女性は完全に知的な活動から分離されていたイメージを勝手に持っていたが、そうではなかったことが(少なくとも、作者はそうは思っていなかったことが)わかり、興味深かった。 今を生きること、 小さなよろこびを大いに重んじること、 世界はしあわせにあふれていて、自分のほうに来たものを受け取る気持ちさえあれば、みんなにゆき渡るほどたっぷりあること… ジュディの人生観のうち、特に響いたのが以上の三つだった。 ジュディが17歳〜22歳でジャービスはその14歳上だから、彼は31〜36歳ということになるが、年齢の割に自分勝手で、軽率で、思いやりに欠けたところがあるのではと思う。 ジャービスがどの時点からジュディに恋をしていたのか明らかでないので、酌量の余地は大いにあるが…。ジュディの休暇の予定を無理やり変更しようとし続けるところ、奨学金に反対するところなどは、もし彼が恋心からそのような行動に至ったのであれば随分と利己的で器が小さいと思う。 なので、私は個人的に、論理的で人道的で「若いジュディにはまだ分からない大人の理由」があったのだ、ということにしている。
1投稿日: 2020.06.24
powered by ブクログ文学者を夢見る少女。支援を申し出る足の長い男性。 孤児の少女の物語の3大傑作。アン、プリアンナのように表題に人名が入っていないところがみそ。ある意味、育芸。 英語の題は、daddy long legs。英語でも読んだ。
2投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログいつ読んでも明るい気持ちになれる一冊です。 主人公からあしながおじさんに向けて、手紙形式で綴られる物語。 手紙形式で書かれているためか主人公と、とても親しい関係の人間であるかのような錯覚を起こします。 また、主人公の明るく前向きな姿勢や、活発で突拍子のなさ、それでいて利発というキャラクター性がこの小説の魅力をぐんと上げています。 話自体は単純でありきたりかもしれませんが、老若男女問わず楽しめる小説ではないかと思います。 主人公の成長を、一番近くで見届けたい方は是非読んでみて下さい。
1投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
可愛らしくて素直で素敵な女の子、変わっていくのが怖かった。 環境が変わればこれまで考えられなかった考えを持つのは普通のこと。 そういう意味でいろんな経験をするのは大切。 自分の大事にしていることを変えずに成長できたジュディは最高に素敵。 読み終わったときは、なるほど、素敵な物語、少し気持ち悪いと思った。 手紙形式ってのがわかりやすく面白い。 手紙の間の出来事を想像したくなる。 急な感情変化は女の子ならではなのか。 あしながおじさんはどういう気持ちで手紙を待って、ジュディに会っていたのだろう。 手紙のパターンの多さにはほんと驚く、ユーモア、ウィットに溢れた人ってこんなにすごいのか。 1900年代の社会ではこの作品はどういう読まれかたをされたのだろう。
1投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ有名すぎて読んでいなかった1冊。 この物語は、孤児院で育った主人公ジュディが、裕福な顔も名前も知らない親切な紳士に資金援助をしてもらい、大学へ通えることになるが、その条件は「毎月手紙を書くこと」だったため、ジュディは家族に送るような手紙を紳士に送っていくことで展開していく。 序章ではその経過を、本章ではジュディが親切な紳士に宛てたユーモア溢れる手紙が記載されている。 会話文はほとんどないが、ジュディが気の赴くままに書く手紙は飽きさせず、どんな楽しい事・辛い事・考える事があるのか読み取れ、大変面白かった。 もっと早く読んでいれば…と思う。
1投稿日: 2019.08.24
powered by ブクログ有名な名作だけど読んだことなかったので読んだらとっても面白くてすぐに読み終わってしまった シンデレラストーリーだ! ジュディのお手紙が魅力的なので成立したハッピーエンド年の差とか関係なくてよいですね 最後の一文キュンとしました
1投稿日: 2019.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ジュディの無邪気でピュアな手紙がとても可愛らしくて、私も誰かと文通したくなった(笑) とても素敵で大切な言葉がたくさん散りばめられていた。自分が当たり前に自由に生活しているだけで幸せなんだと改めて感じさせてくれた。 あしながおじさんの正体はジャーヴィ坊っちゃまでとてもロマンチックだなあと思ったけど、個人的には二人は別人で、あしながおじさんはジュディの成長がわかる手紙を楽しみにしている病床の老紳士であった方が温まるなあと思った。
1投稿日: 2019.07.27
powered by ブクログ小さいときに見たアニメのシーンが所々で思い出されて、子どもながらにドキドキしながら楽しみにしていた気持ちを思い出した。 ジュディの手紙で物語は綴られているが、その時々のジュディの気持ちや出来事、風景、匂い、音、様々なものが自分も疑似体験している錯覚に陥る。 ハッピーエンドのシンデレラストーリー。
1投稿日: 2019.07.21
powered by ブクログ本屋で手に取って、ぱらっと目を通すつもりが思わず真剣に読んでしまい、込み上げるものがあり、買いました。なにより訳が素晴らしい。小学校の図書室で初めて手に取った時のことを思い出した。入って左奥の窓辺の、埃が少し舞う日当たりの良い一角。
1投稿日: 2019.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わたしは小さい頃、世界名作劇場でこの作品を知りました。小説版があるということで、読んでみたくなって本屋さんで買いました。 ジュディの手紙を通して、彼女の学生時代を覗いた気分です。 ジュディという1人の女の子がとても好きになりました! 人生ってどういうものなんだろう?幸せってなんなんだろう… その答えがたくさん書いてある本だったと思います。 素敵な言葉と考え方がたくさん載っている本でした! アニメ版を見ているので 手紙と手紙の間の出来事をなんとなく知っていますが 小説だけ読むと、そこが気になって気になって仕方がない! そこはきっと、わたしたちの想像が大切な、必要な余白だったのだと思うけど ぜひ、文字でも読んでみたくなりました! 読むのに熱中して 気づいたら1時間経っていたり… すごく素敵な時間を過ごせたと思える本でした!
1投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログ原作読んだ後に映画も観てみた。 ミュージカルになっているのはいいけど、あしながおじさんがジュディーを援助しようとした理由が微妙だった。小説家になる、とかもないし。なによりジャビーさんやあしながおじさんのイメージが全然違う! もう一度原作読もう。
1投稿日: 2019.04.12
powered by ブクログ孤児院で育ったジュディの人生に、とびきりのチャンスと幸せが舞い込んできた。名を名乗らない裕福な紳士が、奨学金を出して彼女を大学に通わせてくれるという。ただし条件がひとつ。毎月、手紙を書いて送ること。ジュディは謎の紳士を「あしながおじさん」と呼び、持ち前のユーモアがあふれた手紙を書き続けるのだが―。最高に素敵なハッピーエンドが待ち受ける、エバーグリーンな名作。(e-honより)
1投稿日: 2018.11.20
powered by ブクログ小説だけど、ほとんどが主人公のジュディからあしながおじさん宛ての手紙で構成されている。読みやすかった。あしながおじさんの正体は割と早い段階で見当がついた。むしろジュディが全然気づかないのが面白かった。後半は彼女の成長が見えて良かった。この本が書かれたのは100年くらい前、まだアメリカでも女性に参政権がないころだったので、ジュディは当時としてはかなり自立心の強い女性だったのかな、と思う。
1投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログジュディからあしながおじさんへ宛てた手紙の形式で終始進んで行く。 ジュディの語りだけだけど、ジュディのまっすぐでユニークなところや、悩みながら物事を知ったり経験したりして成長する様が読み取れる。 ラストの展開は全く予想してなかった。それを知ってから読み返してみると、また違ってきますね。 表紙が素敵。
1投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログ再読してこんなに引き込まれてしまった作品も珍しいのでは…。 ジュディの天真爛漫な言葉一つ一つに読みながら思わず笑いがこみ上げることもしばしばでした。 そしてしみじみと幸せな最後の手紙…。 手紙の端々にふんだんにちりばめられた可愛いスケッチがまた素敵です。 新潮文庫のこの素晴らしい装丁には敬意を表します。 本に対する限りない愛情が込められている。
5投稿日: 2018.08.19
powered by ブクログ読んだ覚えはないのに話は知ってる。それとも知ってる気になっているが本当は知らないのか?過去にアニメ等で見た記憶はない。今さらとは思いつつ改めて読んでみた。 最後まで知らない部分はなかったし、そういう結末だったのも覚えてる。著者によるイラストがあったことは覚えてなかった。 少女が匿名のパトロンにより援助を受けて一人前になり、そのパトロンは…という、女子受けするシンデレラストーリーの元ネタのはずだが、あまりにも使われすぎていて、どう評価すればいいのかわかりません。 著者は女性ですがどちらかといえば篤志家のポジションの人で、自分の生い立ちを反映しているわけではないので、この話を書いた動機がいまひとつわかりません。身近にモデルとなる少女がいたんでしょうかね。 主人公の大学での寮のルームメイトにあしながおじさんの親族の子がいたのに、全然伏線になってない。思わせぶりな描写も全くなくて意味不明。
1投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログ孤児院で育ったジュディの人生に、とびきりのチャンスと幸せが舞い込んできた。名を名乗らない裕福な紳士が、奨学金を出して彼女を大学に通わせてくれるという。ただし条件がひとつ。毎月、手紙を書いて送ること。ジュディは謎の紳士を「あしながおじさん」と呼び、持ち前のユーモアがあふれた手紙を書き続けるのだが――。最高に素敵なハッピーエンドが待ち受ける、エバーグリーンな名作。 舞台『ダディ・ロング・レッグズ』に夢中になり、あらすじは知っていたものの未読だった原作を慌てて購入。舞台が素敵すぎたせいもありますが、本当に楽しい作品。手紙だけでここまで面白く書くってすごいなぁ。日々のきらきらした生活、勉強の様子、ジュディの感性や知性をうかがわせる文面・・・「あしながおじさん」がどんな風に読んでいたのか、彼がジャービーとして彼女の前に現れるまで。夢中で読みながら、くすっと笑える描写も多くて楽しかった!しかし17個のプレゼントを贈ってしまう彼の心駄々漏れ具合には噴き出してしまった。ジュディもそりゃびっくりするわ。
1投稿日: 2018.04.29
powered by ブクログ朝起きたらはじめてみつけたエクボがあった。 ミュージカルを観て再読。ジルーシャとジャービスのやりとりが可愛くって物語のあたたかさが身にしみた。
1投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ(オフ?)ブロードウェイミュージカル「Daddy Long Legs」の原作ということで、初めて読んでみた。 小学校の図書室にあったけど、「背の高いおじさんの話…?つまんなさそう」と思って読まなかったやつ。 孤児院育ちのヒロイン・ジルーシャが、 匿名希望の篤志家(「あしながおじさん」)から学資援助を受けることになる。 援助の条件として、 「定期的に彼宛に手紙を送ること」だけを提示されたジルーシャが、 大学在学中とその後数ヶ月、「おじさん」宛に 一方的に送った手紙、 という形式で物語が進む。 むちゃくちゃよかった。 笑えるし感情移入できるし、 ミステリー要素もロマンス要素もあって、 児童書らしい児童書。 ジルーシャが素直で、 (文才があるって認められてるだけあって)面白い。 大学生活を活き活きと楽しむ文章は、 もし小学生のときに読んでいたら 早く大学に行きたい、って思いそう。 ミュージカルは、 おじさんの独白も挟みつつ進行するみたいだけど (サントラを聴いただけなので実際は不明)、 本では、ずーっとジルーシャのターン (おじさんは基本的に返事は書かない、 たまに要件だけの電報が秘書づてに届く程度) だから、 読み手はずっと、ジルーシャと一緒に 「おじさんはどんな人なんだろう」と 考えながら読み進める。 サントラ聴いてたからオチはなんとなく分かってたけど、 でも面白い。 最後泣きながら読んだ… ミュージカルの歌詞とときどきリンクして面白いから、 興味ある人はぜひ。
0投稿日: 2018.01.02
powered by ブクログこどもだった時、わくわくしながら読んだ本を、大人になって読み返すと、そのこども時代のしあわせな記憶を連れてきてくれる。そんなしあわせなこども時代を過ごせたことに感謝。
3投稿日: 2017.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中目黒にある、暮らしの手帖編集長がプロデュースしてるというあの古本屋で、表で売られてるのを買った おしゃん~~~~ 昔の女学校ものってやっぱり面白い 糖蜜キャンディってなんなん?めっちゃおいしそう 気が向いたら続の方も読んでみよう 私が買ったのはアニメ版の表紙で、"世界名作劇場1990年 日曜朝八時半~放送中"って書いてあってそれも可愛かったけど他にも可愛い装丁がいっぱいあるなあ てゆうか改めて読むと変態おじさんやん
0投稿日: 2017.09.14
