
漱石と日本の近代(上)(新潮選書)
石原千秋/新潮社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(2件)5.0
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ『草枕』の読み方について権威におうかがいしたのだが、うーん。いろいろ難しい先生たちの話をもってきて解釈するのね。まあそれはいいとして、「見る」ってのをめぐる話だという解釈はわかる。しかし最後のところはどうなんかな。
0投稿日: 2019.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
漱石の作品は時代を超えた普遍性を有していると感じていたのですが、「漱石文学は早く生まれすぎた「現代人」を書いたのかもしれない。」と述べられています。そうではあるのですが、一面では明治民法という時代の精神にある程度縛られてもいたようです。それは致し方のないことだと思います。いや、ひょっとすると当時の読者に分かりやすいように作品を創作したのであって、漱石の思想はもっと時代の先を走っていたのかも知れない。
1投稿日: 2017.07.15
