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投資なんか、おやめなさい(新潮新書)
投資なんか、おやめなさい(新潮新書)
荻原博子/新潮社
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総合評価

19件)
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    現在の投資ブームも、マイナス金利政策で恩恵を受けられなく疲弊している銀行によって仕掛けられたものだということがよくわかる。トランプ政権によって長期的な円安ドル高が見込まれるようになった現在、外貨建て商品に関してはもう少し明るい見通しになるような気もする。

    8
    投稿日: 2025.08.16
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    投資商品を買う場合、パンフレットに書いてある言葉の裏を読んで、そのリスクに自分が耐えられるのかを考えられるか。商品の種類や用語、銀行仕組みや海外モノのカラクリ、これらわかりにくいお金の話を事例や数字を使ってものすごくわかりやすく解説してくれる一冊。勉強になる。 結局のところ、老後までになんとか手持ちのお金を準備しておかなくてはというなら、状況次第ですぐに引き出せる預貯金や、自分で投資方針が決められる株式投資などを選ぶべき、とのこと。 投資商品それぞれの真のリスクの正体がわかって経済初心者が少し賢くなれる本。

    0
    投稿日: 2023.01.19
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    意外と真っ当なことが書いてある印象。 外貨建て生命保険、手数料の高い投資信託、毎月分配型投信、外貨預金、マンション投資、個人年金等、投資に明るくない人が引っかかりそうな商品について欠点を述べている。 保険や外貨預金を「投資」と一纏めにするのは違和感あるが… 自分で考えたり調べたりしない人は投資はやめた方がいい、余裕資金で投資すべきという結論。

    0
    投稿日: 2023.01.10
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    保険、年金、投資信託、などの金融商品の基礎が学べる。資産運用はちゃんと自分の頭でしっかり考えなければね、というお話。

    0
    投稿日: 2022.07.25
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    とてもロジカルでわかりやすい。昨今の投資ブームがバブル期に自然発生的に生まれたものではなく、バブル後に意図的に作り出されたものであることも、第2章にわかりやすく述べられている。そして第5章は、投資を始めようと考えている者に、立ち止まって考えることを促す、最良のアドバイスとなっている。ただこの本は、デフレ下の2017年に書かれたもの。円安とインフレ進行の可能性が出てきた今、著者のアドバイスを再度聞いてみたい。

    1
    投稿日: 2022.07.10
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    2022.42 やるなら自己責任で細かいところまで調べてやるのが良いのかなと。 利率の低い現金預金だけではインフレに対応できないのでは?と思った。

    0
    投稿日: 2022.06.16
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    知識もないのに投資するのは愚の骨頂。他人から投資を勧められてとりあえず本書を手に取った自分を誉めてやりたい。何事もコツコツ地道に進むのが得策と気付かされた。

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    投稿日: 2020.10.13
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    ◯外貨建て生命保険 ・3%利回りは米国債の利回りが高いから、普通に投資したほうが当然利回りはいい。投資と保険は分けて考える。 ・手数料、保険料引かれた先から3%なので、払った金額に対してじゃない。かつ外貨建ては手数料が高い。 ・為替リスクがある、円安で都合よく死ねない ・若い人の保険料が安いのは死ぬリスクが低いから、保険は入ってすぐ死ぬのが得。

    0
    投稿日: 2020.07.12
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    至極もっともなことが書かれている。その意味では良書だと思う。 ただ、少しでもお金を有利に増やしたいと思うのは人の常。その意味では賢くリスクをとりながら運用するのは大事なことだと思う。 筆者は勉強もせず、人任せはやめなさいと言うことが一番言いたいことだと思う。私も改めて肝に銘じて、投資に取り組んでいきたい。

    2
    投稿日: 2020.02.08
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    1.今投資が叫ばれてる最中でこのようなタイトルは面白そうだと思った 2.目的は2つで、自分の理解を超えるものには手を出さないことと疑いの目を忘れないことです。例えば、外貨建て保険による運用利回りの良さを強調された時には、元本割れの可能性はあるので、電卓を叩いてしっかり計算した方が良い。また、毎月分配型の響きにのせられ、実際に利回りがいくらなのかをしっかり考えないでやると痛い目にあうということでした。 筆者自身投資を否定しているわけではないので、少し矛盾するように感じますが、あえてこのようなタイトルで書いてると筆者自身述べています。大切なのは、自身の資産は自分で守り抜くこと。そのためには疑うことと知識の習得が欠かせないということです。 3.このような本を読んで思うのですが、過去に金融機関はどのようなやり方をして顧客に商品を売っていたのかが気になるということです。私のお客さんにも銀行からほとんど説明もなくメリットだけ説明されて買ったという方がいました。みるからに怪しいので調べてみると、案の定投資信託でした。本人は気付いておらず今もなおやっているため、この旨を伝えると大激怒し、解約したものの、元本を割っており、さらに悪循環でした。 これを機に思ったのは、お願い推進は後の世代にしわ寄せが来るということです。仲良くなってしまえば1番成績が取れるやり方なのは事実なのですが、今後の自分も含めて考えてみるとなんのメリットもないです。 私自身成績がよくないため、お願い推進したいのですが、これをしてもメリットがないため、日々苦戦しています。なんとか成績が上がるよう、行動していきたいです。

    0
    投稿日: 2019.12.15
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    萩原さんの本は久しぶりだが良かった。特に最初の外貨建て生保、マイナス金利のところ(P90)まで。もう一度じっくり読みたい。

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    投稿日: 2019.10.22
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    あれもダメ、これもダメと書いてあるけど、結論としては他人任せの投資はするな、ということ。やるなら自分の頭で考えて。 貯蓄にリスクはないと書いてあるが、デフレ基調はいつまでも続かないし目減りリスクはあるでしょう。

    0
    投稿日: 2019.07.27
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    投資は、銀行や証券会社が手数料で儲けるためのもので、リスクを背負うのは消費者、というのは、当たり前の話だけど、印象的だった。 デフレの時代、低金利でも銀行に預けておけば、増えることもないが、失うこともないのだから、無理に投資をする必要はない。 それでも投資をしたい場合は、他人に勧められるまま鵜呑みにするのではなく、自分で勉強して購入する商品を決めなくてはいけないと、肝に命じた。

    0
    投稿日: 2019.02.19
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    賛同できる部分そうでない部分両方ありましたが、メリットが強調されるばかりでモヤモヤしていた『外貨建生命保険』、『仕組預金』の落とし穴がわかりやすく説明されていてスッキリしました。 「円安のときに都合よく死ねない!」 が今回一番のパワーワードでした。 FPの教材ではサラッと説明がある程度で良し悪しについて詳しくは書かれていないので(教材という性格上当たり前でしょうが)、実務に落としこむにはこういった本などで角度をつけて検討する必要があると感じました。 そしてオススメする側の本も反証として読む必要も。

    0
    投稿日: 2018.12.05
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    まずまず。 無理に投資する必要は無い。 銀行、郵便局に進められる商品は、って疑う。進める側にはリスクが無く、儲かるだけで、買う方は、リスクを負う。

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    投稿日: 2018.09.04
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    儲かる話には裏があることが多いから鵜呑みにせずに預貯金を増やしましょうというお話。本書のレビューには賛否両論があるが、反論できるくらいの金融リテラシーがある方は投資してもよろしいのではないでしょうか。反論できないレベルなら預貯金にしておいたほうが良いかもしれない。 結局のところ、投資をはじめたいなら勉強してほしいと主張されているだけで、そこまでひどい本ではないと思うな。

    1
    投稿日: 2018.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「投資なんか、おやめなさい」ってタイトルは投資を否定してるんじゃなくて、 「(自分の損得も見極められず、金融機関や保険会社が勧めるままにやるくらいなら」やめなさいって意味だった。確かにその通りだなと。 結局目の前の情報だけみたら「自分が得する」と感じることでも(例:加入者に○万円プレゼントとか)、結局金融機関や保険会社も利益を出さないといけないわこだから、ウラがあるのだ。と改めて学んだ。 外貨建てを勧める理由も「手数料ビジネス」という甘みがあって、為替等のリスクは契約者負担だし、売り手は手数料が入って確実に損はしないるという仕組み。これはなるほど~と思った。

    1
    投稿日: 2018.03.21
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    投資ファンドについて良くわかったし、見直すきっかけになった。 銀行や証券会社の勧誘はよく考えて判断しなければならない。

    0
    投稿日: 2017.11.18
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    タイトルに惹かれて読んでみた。自分も世間の風潮に倣って投資を考えているが、確かに書かれている内容に同意はできる。ただ、この本でも触れているようにすべての投資を否定しているわけではなく、投資をするにも手数料を加味した判断が必要という前提を頭に入れることを求めている。タイトルがやや煽り感が強いが、他人に進められることなくある程度は自分で情報を取りに行く努力が問われているということか。

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    投稿日: 2017.10.29