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魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端
魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端
秋田禎信、草河遊也/TOブックス
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総合評価

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    学生の頃夢中で読んでいた富士見ファンタジア文庫版魔術士オーフェンシリーズのエピローグにして新編への前日譚のようなお話。(作者のホームページで原型となる話が公開されていたようだけど、そちらの存在は知らなかった) 新編を読むにあたりはぐれ旅の原作を読んだのがあまりに昔で思い出せない部分もあったので令和版アニメを視聴したところ、アニメシリーズの最終話がちょうどこの部分のお話だった。 アニメだと20分程度にまとめなければならない関係で展開が早くついていけない部分もあったけれど、小説版だとその点厚みのある描かれ方になっていて良かった。 エンドマークが打たれた物語の先は大団円とはいかなくて、混乱と混沌がそこにある。その中でどうにか前に進もうと藻掻く人々がいて、クリーオウもその一人。彼女がここまで根性のある子だとは思わなかった。 キエサルヒマ編をリアルタイムで読んでいた頃は正直クリーオウはよくわからない子だなあという印象だったのだけど、このお話を挟むと原大陸編における彼女の存在感に納得がいくなあ、という感じ。 (あと原大陸編のエドの様子にも納得がいく気がする…)

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    投稿日: 2024.11.04