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ウツボカズラの夢
ウツボカズラの夢
乃南アサ/双葉社
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総合評価

68件)
3.3
7
17
28
9
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この家族は異常だった。 始まりから主人公をあまり好きにはなれなかったが、多分この話の中で一番世渡り上手であると思う。みんなが自分だけの幸せを求める、まるでウツボカズラのように。ふと、そんな自分だけの幸せを求めるのは現実に生きる私たちもそうではないかと読みながらにして感じた。 また読み直したい。

    0
    投稿日: 2025.11.21
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    図書館でふと手に取った。うおお恐ろしい…。 ヤな奴がいっぱい出てくるけど読後感はそんなに悪くなかった。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    うーん何だろうこの読み始め直後から感じる違和感というか胸がザワザワする感じ?そして登場人物の誰もが好きじゃないし読み終わってもモヤモヤする。。。でもでも、こんな作品が好きだったりするんだなぁ(笑)

    0
    投稿日: 2025.06.04
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    筆舌に尽くし難いような負の感情を表現するのが本当に上手だと思う。 みんな似たり寄ったりなのに、どこか自分を棚に上げて見下している。自分は大丈夫、自分には崇高な大義があるみたいな?この物語ほど下衆では無いけど自分も似たところはあると気づき反省。 いいじゃんかよネスカフェのカフェオレで、幸せについて一考させられる小説だった。

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    未茉由が終始気味が悪いです。 自分の思いどおりにするために、振る舞いを徹底して計算する性格の悪さが苦手でした。 でも世の中こんな女ばっかかも...なんて。笑

    0
    投稿日: 2024.01.15
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    題名をみて気になって買った一冊。 欲の話だった。 なんか薄気味悪いような、気持ち悪いようなそんななんて言ったらわからないモヤモヤが残った。 始めは主人公の女性が幸せになるために頑張っていくみたいな話なのかと思って読んでいたが、全く違った。 欲に動かされる話しだった。 特に主人公が世話になってる家庭は皆自分勝手に行動してそれを咎める人もいないから、家族という形があっても家族ではなくなってる。 すごい家族だなと思ったが、実際子供がある程度成長したらどの家庭も、そんなもんじゃないかとも感じた。 この小説をなにかに例えると 不味くもないが、美味くもない、食感はすごく悪い みたいに感じた小説でした。 自分でもよくわからないな

    4
    投稿日: 2022.12.17
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    自分がどうしたいのか、どう生きていきたいのかはっきりさせて、それに向かって生きていくのが一番大切なんだろうと思わされた。 多少周りの人がかわいそうと思ってしまうことがあったとしても、自分の幸せを追求する。そのために、頭を使って…。 ただ、むりやり自分の思うように積極的に行動するのではなく、とにかく、チャンスを掴むことが大事ですね。 感想としては、面白かった! 最初は未芙由に同情してたけど、いつの間にか恐ろしくなった。解説で、本当のウツボカズラは誰か?と最後に書かれていた内容を読んで、またゾッとした。その恐ろしさ、ゾッとする感じの読後感も良い! ちなみに怖い話では全く無いです。

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    主人公は19歳の女子。母親が病死後すぐに父親は再婚したことから家を出たいと思っていたところ、母親の遠縁にあたる叔母が気分転換になればと呼び寄せる。長野から東京へ出てきた主人公は叔母の家に居候するが、ほとんど顔を合わせることのない叔父、滅多に家に帰ってこない大学生の長男、常に不機嫌な高校生の長女、そして常に何処かへ外出している叔母と、家族の団欒が全くない家族に驚き、観察し始める。 そして、家族が崩壊していく一方で主人公は自分の目論みをしたたかに実現していく。 自分の意思も何もなく、どうしたら良いのかわからないと言うだけの主人公。頭が悪いんじゃないかと思っていたがそんなことはなく、したたかに事を自分の思い通りに誘導していく。居候された家は主人公にいろいろ絡め取られたような感じ。 こういう女子、いるんだろうなぁと思った。

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマが放送されていたのは数年前なので、うる覚えだが、隆平のキャラがドラマとは少し違う気がした。 尚子も未芙由に依存している描写があったような気がするが、小説では割とあっさりしている印象だった。

    0
    投稿日: 2021.08.09
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    幸薄い未芙由は特に悪いことはしてないのだけど、結果、なんだか怖い女の子に思う。 生きる場所を確保するのには、こんな貪欲さが必要なんだろうな。 誰しも弱みはあるもので、そこにすっぽりハマったら相手にに気付かれずに浸食出来る。ウツボカズラにハマった虫も恐怖を抱かずに食されてしまうように。

    5
    投稿日: 2021.06.11
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    モジモジしてはっきりしない地味な主人公が、だんだんと存在感を増してきて、終始不穏な感じで物語は結末を迎える。爽快な物語ではないけれど、この先どうなるのかというのが気になってどんどんと読めた。「ウツボカズラは誰なのか」という解説がまた興味深かった。

    0
    投稿日: 2021.03.03
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    面白くて、ついつい読み耽ってしまいました。 ドラマ化されていたのを知りませんでした。 もっともっと小説が読みたいです。 未芙由の生き方、その他登場人物の生き方、とても興味深く、楽しめました!

    0
    投稿日: 2020.01.12
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    母を亡くした18歳の少女は、父の再婚を機に故郷を捨て、母方の叔母宅を頼りに上京する。だが、その家は普通の家ではなかった…。 登場人物の誰にも共感できないのに、面白くてページをめくる手を止められない。女性の心理を書かせたら、乃南アサさんほど秀逸な人はいない気がする。 読み終えてから、タイトルの意味を考えるのも面白い。

    0
    投稿日: 2018.10.03
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    Rさまオススメ本。ちょっとぶりの乃南さんは久々に面白かった。 実はテレビドラマの最終回をうっかり観てしまい、ある程度の内容は判ってしまっているものの、志田未来ちゃんがとても良かったので原作も期待できるだろうと思って読み始めました。 やはり既にキャスティングされた状態で読むとちょっと邪魔かなぁとも思ったけど、ドラマとも違う終わりかたで、良い感じの読後感でした。 しかし、ドラマも見事なキャスティングだったと改めて感心したかな。

    0
    投稿日: 2018.06.30
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    静かに芽を伸ばす主人公と、壊れる運命にあったかのような家族。 それ以外の登場人物も、もう少し掘り下げて欲しかった。 出るだけ出て来て、気にさせて、何の結論も無く終わってしまった。 ので、星3つ。

    0
    投稿日: 2018.05.05
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    同タイトル、志田未来主演ドラマの原作。 未芙由は実母が亡くなり、実家での居場所をなくした。 実家には年若い継母。 19歳、成人でもないが児童として保護もされない中途半端な年齢。 田舎出の、無資格、高卒の、女。 そんな自分に未芙由は自虐と悲しみを持ち続けている。 彼女は眠った。 長く、長く......そして目覚めた。 目覚めてからの未芙由は自分の居場所を作るために、静かに、着実に根をはっていく。 純朴そうな少女が狡猾な女になっていく。 その何が悪い? 一般的に女は根回しがうまいものだ。 使えるものはなんだって使う。 目的はただ一つ。 幸せになりたいからだ。 心を満たしたい、そう願うことは当たり前の望みだ。 「女って怖い」そんな感想は何もわかっちゃいない。 気になるのは雄太郎の愛人、杏子のことだ。 この愛人はドラマ版ではもう少し丁寧に描かれており、好きなキャラクターだったので、原作での登場回数の少なさにがっかりした。 彼女には彼女なりの葛藤があり、未芙由の一つの未来を象徴していたと思うのだ。 同じようにドラマ作成者も思い入れがあり、登場回数を多くしたのかもしれない。 最後の祖母の言葉、「必要ない人は切りなさい。プラスにならないと思ったら、関わんなさんな。」 この言葉は真実を突いている。 何を選択し、何を捨てるか。 冷たいようだが、それが人生を渡りきるコツだ。 静かに揺れ、獲物を待つウツボカズラ。 澄ました顔で、ゆらり、揺れている。

    3
    投稿日: 2018.04.12
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    記録 家族の絆とか家族団欒とか今はもうないのかも。 ウツボカズラって言葉もこの本にぴったりだ。 主人公の未芙由って 本当はすごくモテる子で計算高い人なんだろうな。 みんな何らかの形で 幸せになれてるんだからハッピーエンドな本だよね。

    0
    投稿日: 2018.03.04
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    結婚式のシーンが怖い。静かな場面なのに、ぞわっとします。スッキリしない終わりかただが、それぞれwin-winなのかな。

    0
    投稿日: 2018.02.10
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    ウツボカズラ、言わずと知れた食中植物である。支えとなる樹木に蔓を這わせ、捕虫袋でじっと獲物となる虫たちを誘き寄せる。そのウツボカズラとは、誰か?そして、その夢とは? 母を亡くし親戚のおばを頼って上京してきた主人公。それは立派な高級住宅街に建つ家。しかし、この家族、どうも様子がおかしい・・・。

    0
    投稿日: 2017.12.29
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    母を亡くし、居場所をなくした未芙由は高校卒業と同時に長野の実家を出て、母の遠縁の鹿島田家に居候させてもらうために上京する。 4人家族とダンナさんの両親が住む2世帯住宅で生活を始めるも、1ヶ月近くも眠ったまま過ごす。ある日パチっと「目が覚めた」未芙由。 目覚めた後の未芙由はえっ?と目を疑うような思うような行動しかとらない。 目が覚めたってそういうことなのか…と苦笑。 本人は気がついていないのかもしれないけれど、未芙由は非常に計算高い女だった。 いや、自覚があるのか? どんなに些細なことでも、全ての行動が計算し尽くされているのだろう。 言ってみればシンデレラストーリーなので読了感はスッキリしていたし、展開も早くどんどん話が進むので面白かったとは思うが、作者の他の作品を読んでみようとは思わなかった。 登場する人物はだれもかれもが救いようのない人間たち。 こういう話を読むと、入り込みすぎて腹が立ったりすることも多いけれど、現実味がなくかけ離れすぎていたせいか、ハマりすぎることなく客観的に読み終えられたことは私にとってのせめてもの救いだった。

    0
    投稿日: 2017.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見たのでなんとなく原作を読んでみたのだけど、、、。結果、なんだったの?という気持ちが強い。未芙由、働きなさいよ、バイトではなく。考えが甘すぎ。

    0
    投稿日: 2017.10.14
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    読み終わって正直な感想は なんでこんな話を読んじゃったんだろう。。。 打算と欲望と、気持ちよくない人間関係 読み終わった日、偶然、テレビを見たら ドラマ化されていて、ついつい見ちゃったんだけど 小説よりさらに複雑に、そしてわかりやすく していたかな

    0
    投稿日: 2017.10.08
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    ドラマ化をきっかけに再読。未芙由も他の登場人物も誰にも感情移入できず。すっかり忘れてたけど、こういう話だったのか。

    0
    投稿日: 2017.09.08
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    何だか好感が持てない登場人物ばかりだ。 母親が亡くなり、すぐに歳下の女性と再婚した父親たちとの生活から逃げるように上京した少女が、高級住宅街に建つ叔母の家で半ば家政婦のような生活をしながら、最後にはその家の息子の妻となり成り上がりを果たす物語。 登場する人する人が、誰かから何かを貰ったり何かをしてもらうことに貪欲で、その為には相手好みの人間を演じることをいともたやすく選択できてしまう。 心からの信頼や愛情や思いやりなんてものを持ち合わせた人がおらず、なんだか可愛げがない。 だけどもどこか、イライラと気になってしまうのは、そうやって最後には望みを叶える生き方を羨んでいる自分もいるからなのか。

    0
    投稿日: 2017.08.29
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    展開が180度変わるシーンが多くてなかなか面白かった。何も知らない田舎娘の未芙由がまさかあんな大胆なことを。ここが一番衝撃だったかな。夢の話をしているのかと思ったし。そしてここから彼女の躍進が始まる。我儘女子高生美緒なんて目じゃない男へのパラサイト能力。尚子よりも仁美よりも誰よりも上手。やっぱ天性のものなの?天晴だな。ホテルアルバイト時の隆平のチャラさにもびっくりだが、それよりもいきなりあの二人が結婚!にもびっくりさせられた。考えてみたらずっとびっくりし通しの小説じゃないの。でもなんか幸せそうだからOK!

    0
    投稿日: 2017.08.22
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    テレビドラマ化されたのを一話見て面白くて原作読んでみたら、内容が結構変わってる。原作の方が良くも悪くも人間っぽさがあるので、クズが多めでも読後感は悪くなかった。

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    あれこれ場面や登場人物を変えて話が進んでいくわりには、最後までまとまり切れていない印象。結局どうしたかったのかを伝える力が弱すぎる。

    0
    投稿日: 2017.08.10
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    17年夏、志田未来主演でドラマ化の原作。まあ、キャスティングとしてはありだね。話としては、私は好きじゃない話だったので、ドラマも見ないなあ・・・

    0
    投稿日: 2017.07.09
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    一見幸せそうに見えたとしても、本当はどうなのかは他人にはわからない。 立派な家に住んでいる鹿島田家の人たちは、田舎を追われるように出てきた未芙由にとっては別世界の住人のように見えた。 しかし、一緒に住み始めて初めて見えてくるものもある。 持ってうまれたものなのか、才能なのか。 それとも幸せになりたいと強く願う気持ちから出た知恵なのか。 未芙由の立ち回りの上手さには唖然となった。 したたかさを通りこして、もはや怪物のようにも見えてくる。 母親が死ぬまでは未芙由は普通の家庭に育ってきたはずだ。 両親が暴力を振るうわけでもない。 確かにお金はなかったかもしれないが、熱心に母親の看病も熱心にし主婦代わりも立派にこなしていた。 年の離れた弟だっている。 でも大切な何かが壊れているような…。 未芙由には愛する気持ちや人を思いやる気持ち、大切に思う気持ちが欠落している。 すべてが計算づくで、どうやったら自分自身が居心地のいい場所を確保できるのか。 そればかりを考えて生きているようにしか見えない。 あからさまな悪人ではないけれど、どうにも好きになれない人間。 未芙由に感じた嫌悪感と物語を読んでいて感じた居心地の悪さは、そのまま物語の感想にもつながった。 気に入らない息子と孫を遠ざけ、毛嫌いしていた嫁と縁を切った老夫婦。 そして自分だけの居場所を確保した未芙由。 したたかな三人に囲まれてはたして隆平がどこまで一緒に歩いていけるのか。 あまり明るい未来は想像できない。 ウツボカズラの夢は叶ったけれど、これで夢が終わったとは思えない。 ひとつの夢が叶えば人はまた別の夢を見るものだ。 未芙由が次にどんな夢をみるのか。 怖いけれど知りたいような気もしてくる。

    0
    投稿日: 2017.03.27
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    ただ高校卒業したからってだけで上京して、特にやりたいこともないみたいだし、なんだこの子は、と思っていたら。 立派なサバイバーでしたね。 初めに想像していた内容とは全然違いました。 もっと家族が不気味な感じなんだろうと思ってた。

    0
    投稿日: 2016.12.06
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    何年かぶりに乃南アサ。読後「これは、、、」と思ってAmazonのレビュー見たらケチョンケチョンすぎて笑った(★1つのレビューが一番多い)。そこまで酷くは無いとは思うものの、散漫な印象は拭えず、いくつかの魅力的な謎は説明されずじまい。乃南アサというブランドが無ければ売れないですね。あっという間に読ませるだけでも凄い。今年屈指のハズレ作。

    0
    投稿日: 2015.09.23
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    長いし、もっと集約できたのでは。躯を読んで興味を持ったけど、残念。作者は不倫とか美容とかに興味があるんだなーといった印象。とくに驚く場面もないし、腑に落ちない。おばあちゃんも最初あれだけ強い印象残しておいて中盤何も活躍せず、終盤で思い出したように現れ急に優しくなるし、あまり面白くなかった。

    0
    投稿日: 2015.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長野の家を追い出され、亡くなった母の親戚を頼って上京。 田舎しか知らない未芙由にとって東京は輝いて見えた。 渋谷に近い閑静な住宅街にあるおばさんの豪邸に住み込み、家の手伝いをするうち、未芙由の中にその家で幸せをつかみたいという野心が芽生え始める。ところがそんなことはおくびにも出さない。読者にさえそれを気づかせない。優しいおばさんを裏切って、ダンナさんと関係を持ち、同時に息子とも関係し、表向きは地味で欲のない女を装っている。したたかだわ。  家族がみんな好き勝手して、家の中が寒々しく、しまいにはおばさん、ダンナさん、娘と一気に家を出ていってしまい、好条件がそろったところで慎重にことを運び、ついに息子とのゴールインに持ち込む。それを作者は獲物を虎視眈々と待ち伏せる食虫植物ウツボカズラに例えてタイトルをつけた。  しかし、夢が息子との結婚って安易すぎないか?この息子っていうのが責任感や誠実さに欠ける男だし。第一体が弱ってる祖父母と同居するという要件付ですよ。なんかなぁ、結婚後の苦労が目に浮かぶようだわ。ダンナさんに援助してもらって料理人になる道を歩んだほうがよかったんじゃないの?って余計なお世話か。若い男に走って家を出たおばさんのほうが勝ちだったかも。

    0
    投稿日: 2015.02.28
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    高校を卒業した未芙由、実家での居場所が無くなり上京し、資産家である親戚の鹿島田家で暮らすようになる。 ある程度予測のつく話だが、ストーリーテラーの作者故に面白かった。 (図書館)

    0
    投稿日: 2014.12.22
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    ウツボカズラは誰なのか?という問いに色々と考えさせられてしまったお話。やはり主人公のミフユが上手くやったなーと思った。面白かった!

    0
    投稿日: 2014.06.08
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    居場所のなくなった実家を離れ、親戚の鹿島田家に居候するミフユ。 父親と繋がり、娘と母親の背徳を知り、息子と繋がる。 最後どんでん返し欲しかったなぁ。思い通りになりすぎていてスッキリしない。

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    結構な長編のわりには特に山場もなく、ダラダラした印象。 それが未芙由の気質から来るものだとしても、 メリハリのないストーリーは読んでいて楽しくない。 未芙由の不道徳な行為が家族の誰にもバレることなく、 邪魔な人間は全て消え失せ、 最後には実質的な実権を得るというのは 少々出来過ぎではないだろうか?

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    ☆3.7 高校を卒業した未芙由は、親戚の鹿島田家で暮らすようになる。が、そこの家族がどうも変。みんなバラバラで..。 家族一人一人の秘密がどんどん露呈していくリアルな怖さがあるなぁ。よくまぁこんなにバラバラで。 そして未芙由ーーー!!田舎の純情な女の子じゃなかったのかっ?!

    0
    投稿日: 2013.06.19
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    家族崩壊って、ひとつ崩れるとあっというまなんだよなあ。 見えない何かが必死でくっつけようとしてるだけで、 きっかけなんてそんなに難しい話じゃないんだよねえ。 で、ウツボカズラは誰なのか?

    0
    投稿日: 2013.04.11
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    もともと少し変わっていた鹿島田家だが,この家庭が徐々に崩壊していく様子が描かれている。 大矢博子さんの解説の言葉を借りて―― 「あなたは,ウツボカズラは誰だと思いますか」

    0
    投稿日: 2013.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ウツボカズラは誰か。水面下でねっとり触手が伸ばされていく感じ。最後の披露宴で、食虫植物がひとまず口を閉じたのか、これから夢が現実に変わって行くような、そんな不穏な空気が流れていた。面白いのは、最後に誰も不幸せになっていないこと。無理矢理直線形を取っていたピースが、不自然で歪な形になったけれど、そうして各々がありのままの形を取ったことで、かえってきちんと居場所を見つけている。そんな感じ。したたかで、一本の昼ドラ的だった。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    淡々とストーリーが展開するなかで、徐々に自分の存在価値を高め、永遠の居場所を確立する未芙由。 彼女の性格が天然なのかしたたかなのか不明だが、結果的に誰一人傷つかず、不幸に陥っていないのは、彼女が何かを持っているのか?

    0
    投稿日: 2012.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    けっこうおもしろかった、いっきによんだ。主人公の女の子はウツボカズラとのあとがきの評だけど、うまくたちまわったり、辛抱したり、こつこつしたり、そんなことができるしっかりした子だともおもった。19なのに。あんな境遇でふつうそこまで、根性ないで。感情もコントロールできるし。

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「食い尽くす女」が誰なのか、徐々に気づいた。無自覚なのかと思っていたら全てが計算だったことには驚いた。私としてはこの女の思い通りに運んでしまうのは嫌悪感があったので、最後にひとつどんでん返しがあってほしかった。 ドラマ化したら面白いと思う。 みふゆは剛力彩芽かな。

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    主人公未扶由は長野から親戚を頼り東京に出てきて暮らす事になったが、その親戚家族を自分の目的のために手段を選ばず食い物にして生きてゆくことから、ウツボカズラという表題になったとは思うが、その比喩が思いつくところがすごい。 主人公的にはハッピーエンドなのだろうけど、読後感はあまりすっきりせず著者にしては珍しい終わり方だと思う。

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    ウツボカズラって食虫植物なのか。未芙由は居場所がなくなった家を出て、東京の叔母の家で居候する事に。心細くてか弱い感じの彼女が、自分の居場所を確立して幸せを手にしていく。叔母の家が特殊な環境なのかもしれないが彼女がしたたかになっていくのは、怖いけどそれだけ自分の居場所を死守したかったんだろうなと思う。

    0
    投稿日: 2012.07.23
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    ミフユのしたたかさは嫌いじゃない(*^^*)惨めで不幸だった今までの自分をバネに、(計算高く、道徳的ではないやり方でだけど、)自分で努力して、欲しかったものを手に入れた。 ミフユの生き方は賢くて感心した。え!いつの間に?!的な状況になってたりして、読んでいるとミフユを応援したくなる。 最終的に人の家を奪ったような形でだけど幸せを手に入れたから、ハッピーエンドに感じた(*^^*) 美緒の相手役にさせられた男の子がどうなったのかが気になるけど…

    0
    投稿日: 2012.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何とも後味が悪い、すっきりしない気持ちになった本でした。 途中まで不幸な境遇の中で健気に生きている主人公に共感していたが、途中から主人公の強かさが見えてきて、薄ら寒くなった。 地味で欲がないフリをして、冷静に周囲を観察し、最終的に周りからいろんなものを奪い自分のものにした彼女に何とも嫌な気分になりました。

    0
    投稿日: 2012.03.11
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    1月-12。3.5点。 母が死に、父親が愛人を作り再婚。 居場所がなくなった18歳の主人公。遠縁を頼りに上京。 居候生活。家族の崩壊が。。。 淡々と描かれているが、怖かった。 こういうの、乃波アサはうまいね。一気読み。

    0
    投稿日: 2012.01.27
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    前半部分どうにも手が進まず長い間放置してしまっていたのを漸く読み終えました。 なんというか…色々と怖かったです。 主人公だけは信じていたのに、見事に裏切られました(笑) 女の怖さというものが生々しくて読み終わったあとなんとも言えない気持ちが残ります。

    0
    投稿日: 2012.01.11
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    主人公は、高校を卒業したばかりの 19歳の未芙由(みふゆ)。 母を病気で亡くし、 父は、早々に再婚し たった一人の弟も、新しい母親に懐いてしまって 孤立した未芙由は、もはや、家にいることが できなくなってしまった。 そこに、遠い親戚の東京のオバ、尚子が 上京しておいで、お母さんとは、仲が良かったのだと 連絡が入り、 一人、長野の田舎町から、 都会の一等地、渋谷の豪邸、鹿島田家へと招かれ 同居がはじまる。 その尚子の、何不自由のなさそうな セレブリティなニオイ。 それとは裏はらに、バラバラな尚子の家族たち。 鹿島田家の人々と、なんとか馴染んでいきながらも 馴染めない孤立感と悲壮感を抱えながらも たった1つの夢を秘かに、しかも強固な気持ちで抱いていた未芙由の 驚くべき、正体が、じょじょに明かされていく。 ええええええ!!!!!!! と、叫んでしまった場面が 3回くらい起こる。 度肝を抜く家族間ミステリィは 乃南アサならでは!!の素晴らしい表現力。 や、すごいわ。 すごい。 オモシロすぎた!!★5つ!!

    0
    投稿日: 2011.12.17
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    母親が亡くなり、父親はすぐに再婚。子供まで出来ていた。 そんな家から逃れたいと、母親の従姉に当たるという、会ったこともない叔母さんを頼り上京した、未芙由。 だが、その叔母の家は旦那さんから子供たちまで、みんなが自由過ぎる家だった。 初めはそんな状況に戸惑っていた未芙由だったが、自分の居場所は今やここ以外にはない。追い出されるわけにはいかなかったのだ。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    読みやすくすいすい読めました! ただ単調で盛り上がりも特になく。。。こういう家庭、あるんだろうなーって。 美芙由のようなしたたかで地味なこの方が実際怖いし、自分のためなら手段を選ばず演技までできちゃうんだよねー本当に怖い女!!!友達にすらなりたくない。

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    投稿日: 2011.11.05
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    じわじわとイヤな暗い気分になっていく。誰に関しても感情という文字が浮かばない。淡々と自分の利益を追求するだけ。ある意味恐怖を感じた。

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    投稿日: 2011.10.28
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    人に貸してもらいました。 とても控えな主人公だけど、地味にジワジワのし上がっていくのが面白い。 でも気がつけば誰も傷ついていないし、人の心を読める賢い女性なんだと思う。 これくらいの賢さがあれば・・・と思うけど、なんだか疲れそう。。。

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    投稿日: 2011.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    田舎娘が金持ちの親戚の家で、その家を手中におさめていく話…とでもいうのか。冴えない田舎の子かと思いきや、ずいぶんとしたたかでした。意外な展開。 もっと事件性のある話かと思っていたけど、そういうわけではないのね。

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    投稿日: 2011.10.05
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    面白くてスラスラ読めた。最初だけ未芙由が可哀想だと思ったけど、読めば読むほど"コワイ"というか"強か"という印象を受けた。こういう女性は結構いる様な気がする。ウツボカズラは未芙由って思いがち。だけど、出てきた登場人物全員もそうだし、誰の心にもある部分なのかなぁと。文章自体が重苦しい感じではないので、そこまでモヤモヤするとかはなかった。でも、あらすじを他人に説明しようとしたら結構スゴイ内容だと思う。未芙由にとってはハッピーエンド?!ですね。未芙由スゴイ。強か!!

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    投稿日: 2011.09.01
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    面白かったです。 誰に感情移入するというふうにはならなかったけど、 なんかじわじわと恐怖が襲ってきました。 こんな話はありえないとは思うんだけど、 あっても不思議じゃないって気もします。 ちょっとすっきりしない読後感でした。

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    投稿日: 2011.08.27
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    面白いか?と聞かれたら「面白くはない。」、つまらないか?と聞かれたら「つまらなくはない。」と答える作品。

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    投稿日: 2011.08.17
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    読みやすいけど、その分特に大きな事件もなく、たんたんと終わってしまった。ウツボカズラってそうゆうことかーといった感じ。みふゆ怖いなー。最後まで好きになれなかった。したたかって誰にも害を与えないようで、実は1番怖いかも。

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    投稿日: 2011.08.13
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    最初は面白いな・・と思ったが、途中から惰性でページを進めていた。 主人公の女性の狡猾さに嫌悪感。 オレ的には乃南作品でもイマイチ。

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    投稿日: 2011.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    母を亡くした未芙由が世話になることになった親戚の一家。夫は団体職員で不倫三昧、妻は専業主婦だが家事嫌いで若い男性と出奔、長男は年上の女性と同棲状態で家には帰ってこず、長女は中学で妊娠。二世帯住宅の階下には気むずかしい両親が暮らしている・・・こんな状況のなかで、自分の居場所を見つけるために奔走する未芙由。一家は離散し、家には夫の両親である老夫婦と長男、そして長男の嫁の立場を手に入れた未芙由が残るわけですが、本当に恐ろしいと思いました。特にラスト近くの結婚式のシーン。これが幸せな生活の始まりの日なのでしょうか?未芙由は本当に幸せを手に入れたの?これから幸せになれるの?考えさせられるお話です。

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    投稿日: 2011.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乃南アサさんの作品を最初に読んだのって、いつだったかな? 十数年前だと思いますが。いつも期待を裏切らないクオリティーの高さ。すごいですよね。この本は単行本で出た時に「読みたい」と思っていました。結局買わなかったんですが、その時は。 そして、文庫化され、ようやく読み始めたところです。

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    投稿日: 2011.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後にどんでん返しがあるかと思ったけど、あっさり終わってしまいました。 「ウツボカヅラ」食虫植物… タイトル通り。 未芙由はこの生き方が一番手堅く、手っ取り早かったのかもしれないけど。 どんどん計算高くなってくる。 こんな女はイヤ。 もっと積極的に生きてほしいわ。

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    投稿日: 2011.07.07
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    久しぶりに参加して、相変わらずの楽しさでした! またまた、ジャンルさまざま。心と頭の栄養をタップリ補給出来ました。 ありがとうございます! 高野佳子

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    投稿日: 2011.07.02
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    ハッピーエンド、皆が幸せを手にした物語というイメージ。でもこれが幸せなのはん~、という感じ。書評も面白かったな。

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    投稿日: 2011.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖い話でした…。こういう、リアルな怖さは乃南アサならでは。決して絵空事ではなく、どこにでも起こり得そうなことが重なり合って…。そして、一番怖い存在が、語り手の「私」であったことがまた…!一気に読ませました。読後感は、爽やかではないです。うすら寒さを感じさせられました。

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    投稿日: 2011.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    母親が死にすぐに父親が再婚したため、長野から東京の親戚の家に居候し、家政婦のような生活を始める19歳の少女。親戚の家庭は崩壊していたが、耐えて耐えてじっくりと根回しをし獲物は決して逃がさない主人公。登場人物がどれも気持ちよく不快なのは流石。主人公が怖い。

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    投稿日: 2011.06.26