
手習い所 純情控帳 : 1 泣き虫先生、江戸にあらわる
誉田龍一/双葉社
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総合評価
(4件)3.5
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powered by ブクログ武士から寺子屋の先生になり子供達と事件を解決していく涙もろい先生。文章も読みやすくさらっと読め、後味の悪い事件がないのでシリーズでずっと読んでいきたいです。
1投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログ感動屋ですぐに泣いてしまう『泣き虫先生』こと三好小次郎が、様々な事件を解決する連作短編集。 剣の腕はあるようだが江戸に来た事情は謎の小次郎が、居候している寺の住職に頼まれて寺小屋の先生になるのだが、字が下手なのを隠して教えたり子供たちにツッコミを入れられたり、なかなか面白い。 強盗、火付け、神隠しなど様々な事件と遭遇し、同心と共に解決するのだが、あまりにトントン拍子に進んで呆気ない。 ただ解決する度に事件関係者の事情に涙を流すお約束と、ただ犯人を見つけて終わりではない解決には新鮮さがあった。 最終話は小次郎自身の事情が明らかになり、その事情に絡んだ謎解きがあって、そっちはほろ苦い。 キャラクターや設定は面白いが、物語に物足りなさの印象が残る。続編を読むかは微妙。
22投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ1日でサラッと読める。登場人物達が爽やかで好感が持てる。武家という制度から解き放たれて、泣き虫先生が子どもたちと対等に交流する様子がたまらない!
2投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ心優しい泣き虫の武士小次郎が、藩に居られなくなって、お寺の手習い所で先生をすることに。 子供たちが事件に巻き込まれて、泣き虫先生たちが助ける。 定吉が、手習い所に戻ってきた時には、釣られて涙腺が緩んでしまった。
0投稿日: 2019.08.26
