こちらもラストに、人生の苦しさにとことん打ちのめされる薄幸ヒロイン。 ラストの彼の告白はかなり唐突で(いつも唐突だけどね)、多少男性視点が入っているものの、少々理解しにくく、かなり初期に近い作風の作品。 海辺で自分を必死に励ましながらも、涙にくれるヒロインが不憫。 ”余計ものなんです”という一言に、すべてが集約されているようで、苦。 ごめんダーリン、一生懸命探してくれたけど、突然告られても、なんだか最高に嬉しいとは感じないTT！！ そんな哀愁が、地味に良いロマ。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4593.html

Ｒ１５０１ アラミンタ・ポンフリーは、独身の医師の双子の甥の世話をすることになった。ハンサムなドクター・ファン・ダ・ブローに彼女は好意をもつが、彼の態度はどこかよそよそしい。だが彼も彼女を愛し始めていた…