
総合評価
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powered by ブクログあまり歴史に詳しくない私でも、おもしろかったのでスイスイと読めた。 短編集が5話あるのかと思ったが、それぞれの登場人物がちょいちょい出てきた。読んでいくと、最後はきれいにまとまった! 遠足(とおあし)に出ることになった人々のエピソードがリアルでありおもしろい。 隠密の話は特に印象的で、かなり辛い仕事だと思った。そして最後の5話は感動的だった。 全体的にハッピーエンドなので、すっきり良い気分になれた。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ気軽に読めて、テンポのいい掛け合い、すかっとする結末、最高でした。ゴールは同じだけど、辿り着くまでの各々の人生が面白おかしく、魅力的に描かれていて物語に引き込まれました。
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 遠足、といういわゆるマラソン大会をお殿様が企画して、さまざまな武士たちが参加をする。 その参加者たちのそれぞれの背景を描くオムニバス…という感じ。 良かったところ ・それぞれの話の登場人物や、出来事がやらしくない程度に絡み合っている ・ハッピーエンドがほとんど。ちょっとミステリ的な要素もあり ・時代小説っぽさもあるがポップで読みやすい
1投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ『超高速!参勤交代』の作者ということを後から気づいて驚いた、、、 この作品とまだ2冊しか読んでいないのだが、これだけで見ると作者はマラソン?長距離ランニングが好きなのかなとかなり勝手に考えてしまう(笑 最初は藩主が大変な企画をしたものだと考えていたが、それを取り巻く様々な人の物語を見ていく内に内容が繋がっていき、最後に纏められているのがとても好きだった。
3投稿日: 2023.04.11
powered by ブクログこれも映画になってるんだ!! キャストをついつい見て…佐藤健の役ってどの人だった??とペラペラ見返して、あぁ…ピッタリかも…。 それぞれの章で それぞれの登場人物のストーリーがあるので短編集みたいに読めた. . 3章隠密 5章風車の槍 が面白かった! 2章の逢引は…女って怖いわぁ…と
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ軽井沢から碓氷峠に親しみがあり手に取りました。まだ読んでいない方、ホントに面白いです。一話目の話が二話目に、二話目の話がまた次につながります。第五話は最初から涙がでてきます。まだ映画は見ていませんが、とても興味があります。
0投稿日: 2021.12.06
powered by ブクログ「超高速!参勤交代」の作者が史実にある遠足(とおあし=マラソン)を題材にした痛快スポーツ時代小説。 独立した5編の話が、同じ遠足を舞台に繰り広げられる秀作です。特に第5章は読みながら思わず涙ぐんでしまいました。 作者:1969年、大阪府豊中市生まれ。関西大学工学部卒業。「超高速!参勤交代」で第三十七回城戸賞受賞。2013年に同作の小説『超高速!参勤交代』で作家デビュー。同名映画で第三十八回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。作品も第五十七回ブルーリボン賞に輝く。15年にはシリーズ二作目の『超高速!参勤交代 老中の逆襲』を刊行。同作は16年「超高速!参勤交代 リターンズ」として映画化された。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログいやーこれは良かった☆おもしろかったです☆ 遠足(とおあし)、いわゆるマラソンをやることを思いついた、ある藩主。乱心か⁈なんて思われつつ、とても良い殿様でした。 短編集というか、話は繋がっているんですが、最後はほっこり☆ 勧善懲悪もわたしの好み☆ 佐藤健くん主演で映画化もされてるようなのでいつか見てみたいです☆ とにかく読みやすかった!
0投稿日: 2021.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を見て疑問に思ったので読んでみた。 映画とまったく違う話、とまでは言わないが、小説版の方が面白い。 恐らく外国の人が見た侍の面白さは映画に入っているのだろうが 日本人が見て面白いと思う侍像は断然こちらだろう。 安中藩藩主の板倉勝明も素直に恰好良かった。 映画の主人公は隠密の唐沢だったが、小説ではそれよりも 伊助の話が印象に残った。 映画もこの話の筋書きで撮ってくれた方が楽しめた気がする。 リベンジで来年もやりたいという話から、じゃあ殿も参加してくださいね というオチは微笑ましくてなかなか良かった。 読みやすい内容だと思う。 解説によると作者は脚本家がそれを小説に起こして小説家になるというパターンの方だそうで それを聞くと納得がいく。 あまり文章自体には正直深みはなく、事実と会話が羅列されていく感じ。 史実部分にも多少気になるところはあった。 1956年の日本映画「まらそん侍」とはオマージュなりリメイクなり何か関係があるのだろうか。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログ安政の遠足とも呼ばれた日本のマラソン発祥の地。 黒船が来航した幕末の世。安政二年、安中藩主、板倉勝明は藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社まで七里余りの中山道を走らさせた。 五篇の短編からなる一冊だが、それぞれ伏線となりラストへ繋がる。現代社会の暗部へアンチテーゼを配しながらも、暗くならず爽やかさが漂う。 世の中、性善説で成り立ってると信じたいものだな。 愚直に生き、善意の行いが必ずしも良き結果を招くわけではないのが人生の苦いところ。 色んな人がいるよね。そういう人間だっていると認めてやるという、ただそれだけのことが出来ない者が散見される。
0投稿日: 2021.02.01
powered by ブクログ良い、とっても良い! やはり僕には時代物、特に単純な時代物が合ってるのか読んでてとても気持ちいい! 友情ものというか人情ものというかそういうものにめっぽう弱い。 単純と言いながら京極夏彦的な(騙し騙され的な)要素も少し感じてにんまり。 映画もやるみたいでキャストをみても面白そう。 基本、原作より面白い映画は滅多にないがこれは少し期待が持てそう。 久々にほっこりする本を読んで気分が良い!
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ映画化した「サムライマラソン」に、数々の疑問点が湧き上がり原作を読んで確かめることにしたのだけど、原作の方がはるかに面白く共感を覚えた。映画が外国人監督によって撮られているせいか、従来持つ「侍」のイメージが優先され、同著者による「超高速参勤交代」などに著される良さが消されていると思った。 日本のマラソン発祥とされる”安政の遠足(とおあしと読みます!)”を題材にして書かれ、全5篇の連作形式でそれぞれ遠足に参加した侍たちが描かれていた。出場したそれぞれの主人公たちは身分、年齢、人生観も違うが「遠足」に参加することで、他人より秀でたい、自分は特別でありたい考えを改め、平凡な日常の中にこそ幸福があると思うようになる。もっとそこに焦点を当てて欲しかった。映画は遠足大会を開催した安中藩城主板倉勝明を盛り立て大団円となるのだが、武士道に傾より過ぎていて、私的には涙と笑いで痛快さを前面に押し出してもらいたかった。 ただ、小説では藩主の娘・雪姫(小松奈々)の影が薄いのに対し、映画はアクティブな姫として存在感が増していたのは良かったと思う。印象に残ったのは第5章「風車の槍」で、又衛門を竹中直人が演じている。佐藤健は隠密の役だったが、もっとみたかったと感じるのはファンだからだろうか。期待していたほどの評価が得られないのは当然かなぁ。小松奈々さん、もっと観てみたい!
10投稿日: 2020.05.01
powered by ブクログ土橋章宏 著「まらそん侍」、2015.6発行。読後感がとてもいいです。土橋章宏さん、好きな作家さんです。名前、しっかり覚えました(^-^)
0投稿日: 2020.02.11
powered by ブクログ大名に突然マラソンをさせられる家臣たちの話、といってしまえばそれだけなのだが、とても面白かったです。 まず各章ごとに別々のレースで、異なる主人公にスポットがあてられています。 登場人物それぞれレースにかける想いは様々です。 そんな彼らが困難にぶつかり、そして周りの人に助けられながら走る姿に、正直何度も涙してしまいました。 なにより最後の章では、レースの目的が明かされ、今までの登場人物たちが共に戦う展開は、熱くなりました。 盛り下がることなく、最後まで楽しめる良い本でした。
0投稿日: 2019.11.17
powered by ブクログ本作も、史実として安中藩で遠足(とおあし)が行われたことを土台にして上梓されたエンタメ時代小説だ。96人の藩士を数名の組に分けて行われた遠足は、そのまま場面転換としての役割を持ち、藩の勘定方、脱藩を企て国元へ戻された藩士、幕府の草(隠密)、足軽、父を亡くした年少の侍と隠居した侍の出会いなど、バラエティ豊かな内容となった。碓氷峠を登るとなると、道はかなり険しいものだろう。普通のマラソンというよりはトレイルランに近いのではなかろうか。
0投稿日: 2019.09.20
powered by ブクログ風雲急を告げる幕末の世。安中藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余りの中山道を走らせた。悲喜こもごもの事情を背負いながら走る侍たち。果たして勝者は? 連作短編集。相変わらずの映像化を前提にしたような描写とテンポの良さが心地よく読ませると思っていたら、実際に映画化の話が進んでいるとか。意外性あるラストの展開もよかった。 (B)
0投稿日: 2019.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
藩主板倉勝明が渦中に遠足(マラソン)をやるように言ったことで起きる家中寸劇。最初の3話ぐらいはb津別の話であったが、最後の話で一気に繋がり、話がまとまる。結構うまい話の構成であった。 2話目の江戸妾の話も妻にはバレバレで妻が仕掛けた一大騒動であったが、本人は知らずで円満家庭へ。結構話の作りが上手。まあ軽く読める本としては4つ星。
0投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログ牛姫に続き時代ものを手にとってみましたが、読むタイミングを選ばない本てところがいい! 原田マハ、柚木麻子とか好きやけど今読むのはキツイ、みたいな本がある中で、誰も傷つかないストーリーでふわっと読めるこの手のものが、私には新鮮。
0投稿日: 2019.05.08
powered by ブクログ「サムライマラソン」として映画化された物語の原作。 日本におけるマラソンの始まりとされる幕末の「安政遠足」(「えんそく」ではなく、「とおあし」と読みます)を題材にしたコメディーかつ少し感動するお話です。 小説を読んで面白かったので、映画も見てみましたが小説と映画でかなり内容に差があります。 作品は5章に分かれ、それぞれ別の人物を中心に描いています。最初はそれぞれ別の独立した内容かと思っていましたが、何せ小さな藩の中での出来事なのでそれぞれの章の主人公が関係しあい、別の章にいい感じに登場するのが楽しいです。自分の主人公パートではちょっと抜けていたりするのに、他の章で登場するとけっこうカッコよかったりとか。 遠足では「1位になったものには褒美を与える」となっているので、当然各参加者はいろんな作戦とか裏技を使おうとしますが、まあ当然いろんなトラブルやドタバタが起きますよね・・・ 江戸時代の時代背景をしっかりと残しつつも、今の人たちも考えそうなあの手この手を考えるお侍さんたちが面白いです。 時代は江戸時代のことを描いていますが、上司と部下の人間関係の難しさ、男と女の人情劇から地方と都会の格差・働き方の問題と言った社会問題まで現代に通づるような描写が多数描かれています。 「あ~、それ分かるわ~」とお侍さんに共感してしまいました。 背景は江戸時代ということもあり、途中には斬り合いや暗殺と言った暗い描写も出てきますが、基本的にコメディタッチで読みやすいと思います。 ラストはやや唐突で一気に進み過ぎる感じはありますが、感動的な流れから最後はしっかりとオチをつけて爽やかな印象で終わるあたり、作者の構想力の素晴らしさを感じます。 これから映画を先に見られる方が多くなるかもしれませんが、ぜひ小説での原作を読むことをおススメしたい1冊です。 魅力的な各章の主人公が絶妙なバランスで関係しあい、物語を進めていく面白さを味わえるのは小説ならではだと思います。
1投稿日: 2019.03.07
powered by ブクログ気楽に読めて、あと味が爽やかで、あたたかいものが心に残る、良質の人情喜劇です。読んでるあいだじゅう楽しくって、笑ったり、ほろっときたりで、最後はおおっ!と盛り上がり、しみじみとした気持ちの良い余韻が。 これは読んでよかったと心から思えました。 文章が読みやすくて、スイスイと、2、3時間ほどで 読めたのもよかった。 映画「サムライマラソン」を見て、わけがわからずモヤモヤしていたのが、なるほど元々はこういう話だったのか!とスッキリしました。
1投稿日: 2019.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
片桐と黒木。雪姫。 香代と美鈴。 遠足 とおあし を巡って見えてくるもの⁉︎ のお話。
0投稿日: 2019.02.17
powered by ブクログ歴史に疎くてもサクサク読める。 マラソン発祥の物語。 個人的には二章目が好き。 面白おかしく読見進めて、最後は少し幕末の色も出し、そしてホッコリ。 映画がもうすぐ公開だけど、レンタル出たら見ようかな。楽しみです。
0投稿日: 2019.02.13
powered by ブクログ佐藤健さん主演で映画化ということで読まずにいられないでしょう♪ 連作短編で、登場人物がつながっているのが楽しい。 遠足(とおあし)をさせられる藩士たちの色んな思惑が どこに着地するだろうと思えば、そうきますか! そういうラスト、大好き!
0投稿日: 2019.02.13
powered by ブクログオムニバス仕立ての、勧善懲悪もの時代小説。安中藩の安政遠足が題材。軽い文体。 確かに映画化向きだが、時代小説というよりはラノベだった。こういうのが読みたかったわけじゃないんだー!(叫び)
0投稿日: 2017.03.15
powered by ブクログ一つ一つの物語が爽やかであった。正しく生きる人が報われるという事が、なんて素晴らしいのだろうと、思い知らされた。
0投稿日: 2016.10.07
powered by ブクログ一応、マラソンを趣味とする端くれではありながら、この物語の基になる史実が本当にあったとは恥ずかしながら知らなかった。 本作は5編から成る連作集で、それぞれがベタな展開を見せ、決して意外性のあるプロットではないものの、確かな技術によって見事に纏め上げられており、娯楽小説として申し分ない出来となっている。 なぜだか人情話には、時代劇の設定がよく似合う。 鯱張った分析などは抜きにして、ストレスなく一気に読み終え、楽しんだ。
0投稿日: 2016.08.02
powered by ブクログうん、なんだ、面白いよ、これ!面白く書くにはどうすれば良いかの教科書のようにキレイだよ!もちろんどこらへんがポイントなのかはさっぱり分かんないから説明できないよ!でもなんていうか、とても口当たりが良すぎてもうちょっと辛口なのも欲しくなったりするよ!まぁその時の気分次第だろうけども。 まぁ個人的には地元が群馬だし、地味ながらも取り上げられてというのがね、まぁちょっと良かったよね。富岡製糸場も何を見に行けばよいか分かんないし。。
0投稿日: 2016.07.10
powered by ブクログ挑むのはイカサマ侍に二股侍、幕府隠密、駿足足軽に隠居侍。思惑渦巻く日本最古(?)のマラソン大会。幕府も黒船も吹っ飛ばせ!笑って泣いてマラソン大会!著者2冊目。今回も素晴らしいエンターテイメントでした。もっと素敵な表紙をあげて_(:3 」∠)_
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログライトな読み物ですがストーリーもテンポもよく楽しかったです。第一章のずる賢い片桐とまじめすぎる黒木のコンビがとても好印象でした。第五章の又兵衛と伊助の物語もほろりとさせられます。
0投稿日: 2015.12.07
powered by ブクログ軽く読めるライトな時代小説。一応、史実がもとになっているが、ストーリーは創作。 「のぼうの城」や「村上海賊の娘」の和田竜作品が好きな人にはお勧め。
0投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ幕末の時代に実際に安中藩であった遠足(とおあし≒マラソン)に参加する侍達の物語。主人公が切り替わるいくつかの短編から成っているけど、それぞれがゆるやかにつながっていて、最終章では勢揃いみたいな感じでうまく引き込まれて面白かった。 映画化が決まっているようなので、そちらも楽しみ。
0投稿日: 2015.10.10
powered by ブクログ舞台は幕末の安中藩。28㎞のトレランに藩士たちが挑むさまが描かれている。ヤル気のないヤツは走れない。走る気持ちよさが読み取れて爽快。
0投稿日: 2015.09.24
powered by ブクログ上州安中藩は日本のマラソンの走りだそうで。そのマラソン(遠足:とおあし)を題材にした娯楽小説。小さな半の多種再々な侍たちが走るなかで何を感じていたか。何が変わったか。映画化されるそうな。
0投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログ安中藩の遠足(マラソン)を題材にした5本の連作。一つ一つの章の登場人物が重なり合いながら、大きな一つの物語となっていく。気軽に読めるが、味わいのある小説。面白くて一気に読了。
0投稿日: 2015.08.17
powered by ブクログ「家臣一同、鍛錬のため遠足(とおあし)を申しつける」安中藩五代藩主・板倉勝明が突然のご乱心? 日本マラソンの発祥といわれる幕末の「安政遠足」を題材に様々な人間模様を描く。いろいろな階級・役職の侍たちが約28kmの走りを通じて仕事や家族、人生を振り返る。「変わりなし、それが一番だったかもしれない」「むやみに人に優しくするな、お人好しでは世間を渡っていけぬぞ」。 軽いタッチで気軽に楽しめる短編。
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログ冗談かと思いきや、これがまた割と真面目にマラソンに挑む。短編集?だけど、連作になり、マラソンの真相までわかる。軽い文体でさくさく。
0投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログ現代っぽい話かと思いきや、実際に遠足というものがあった事を初めて知った。内容はコミカルで何処と無くのどかで楽しめた
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログ超高速参勤交代に続いては、長距離走をさせられた武士の話。題名のふざけた感じはなく、超高速より好みな作品。姫に気に入られたいから、生き方を示したいから、恩に報いたいからと様々な理由で走る男たち。企画した殿の思惑は?やっぱりラストは唐突過ぎるけれど、読み応えあり。
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ史実にもある安中藩の「安政の遠足」を題材にした短編連作集。 藩主の命で遠足をすることになった安中藩士たちが描かれているが、格差社会などの現在の問題にも通じる内容もあり興味深かった。
0投稿日: 2015.06.18
